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NY外国為替後半=議事録の反応なし

2019年05月23日(木)04時43分

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日本時間午前4時41分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.34 - 0.16 (- 0.14%) 110.63 / 110.24
ユーロ・ドル 1.1155 - 0.0006 (- 0.05%) 1.1180 / 1.1149
ポンド・ドル 1.2662 - 0.0044 (- 0.35%) 1.2719 / 1.2624
ドル・スイス 1.0092 - 0.0019 (- 0.19%) 1.0120 / 1.0067
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 日本時間午前4時41分現在のドル円は1ドル=110.34円。NY時間の終盤に
入ってドル円は110.35円付近での推移が続いている。午後に公表されたFOMC
議事録への反応は限定的だった。議事録では「大半がインフレの低下は一時的と考えて
おり、辛抱強いアプローチがしばらく適切」としている。市場の一部で期待されている
年内の予防的な利下げのヒントは示されていない。FOMC後のパウエルFRB議長の
会見から逸脱した内容はない。ある意味、市場の予想通りであったこともあった模様。
 きょうのNY為替市場、ドル円は戻り売りが優勢となっており、110.25円近辺
まで値を落としている。前日一服していた米中対立への懸念が再燃している。米政府は
大手ビデオ監視機器メーカー、杭州海康威視数字技術など中国企業最大5社について、
米国の重要技術利用を事実上禁止することを検討との報道が伝わっていた。米政府は
ファーウェイに加え、ブラックリスト掲載企業を監視機器大手まで広げる構えだとい
う。
 米株も軟調に推移する中で、ドル円も戻り売りが優勢になっているといったところ。
ムニューシン財務長官が北京訪問の計画はまだないと述べていたことも圧迫していたよ
うだ。
 前日は21日線に上値を拒まれていたが、きょうもその展開が見られており、きょう
の21日線は110.60円付近に来ている。ただ、110円台前半には買いオーダー
も観測されており、110円割れを試す動きまでは見られていない。
 ポンドは下げが一服したものの、きょうも売りが目立っており、ポンドドルは1.2
6ドル台前半まで一時下げ幅を拡大した。きのうはメイ首相がEU離脱協定に関連した
新法案提出を発表。その中で2回目の国民投票実施に関しても議会採決にかける可能性
があるとしたことから市場では期待感を高め、ポンド買いが強まる場面が見られた。
 しかし、自身の法案通過を条件として、国民投票実施の是非を議会採決にかけるとし
ている。与党保守党からも野党労働党からも今回も法案には反対するとの意見が相次い
で出ており、メイ首相の進退を含めていまのところ、EU離脱に絡んだ英政治の混乱は
沈静化するムードは無い。メイ首相が今晩辞任を発表するとの噂が飛び交う中、英保守
党の1922年委員会とメイ首相との会合が行われ模様で、同委員会は現時点でメイ首
相の退陣を追求しないことを決定したと伝わっている。明日、首相の地位について再び
議論するという。
 ユーロドルは上に往って来いの展開。序盤は対ポンドでの買いが強まり、対ユーロで
も上昇し、1.1180ドル近辺まで一時上昇した。しかし、その水準は強い上値レジ
スタンスとなっているようで、1.11ドル台半ばに押し戻されている。今週末に欧州
議会選挙が控えており、ユーロドルは上値の重い展開が続いているものの、一方で先月
付けた年初来安値の水準を試す動きまでには至っていない。
(ミンカブ)