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NY外為市況=米中の懸念再燃

2019年05月23日(木)05時51分

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日本時間午前5時48分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.33 - 0.17 (- 0.15%) 110.63 / 110.24
ユーロ・ドル 1.1153 - 0.0008 (- 0.07%) 1.1180 / 1.1149
ポンド・ドル 1.2662 - 0.0044 (- 0.35%) 1.2719 / 1.2624
ドル・スイス 1.0097 - 0.0014 (- 0.14%) 1.0120 / 1.0067
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<きょうの材料>
【米国】
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油  +474万(4億7678万)
ガソリン +371.6万(2億2874万)
留出油 +76.8万(1億2642万)
(クッシング地区)
原油 +126.6万(4907万)
*()は在庫総量
【カナダ】
小売売上高(3月)21:30
結果 1.1%
予想 1.2% 前回 1.0%(0.8%から修正)(前月比)
結果 1.7%
予想 0.9% 前回 0.7%(0.6%から修正)(コア・前月比)
FOMC議事録
・多くがインフレの低下は一時的と認識。
・辛抱強いアプローチがしばらく適切。
・保有債券の残存期間の短縮の是非について議論。
・世界経済からのリスクは縮小との認識。
・低インフレ期待のリスクを懸念。
・数名から経済が想定通りであれば利上げの必要性も指摘される。
・大半は見通しに対する下振れリスクは残っていると指摘。
ムニューシン米財務長官
・米中首脳は6月末に会う可能性高い。
・債務上限を引き上げなければ夏終盤に債務不履行に。
・議会はできるだけ早く債務上限引き上げを。
ウィリアムズNY連銀総裁
・海外からのリスクは幾分減少した。
・国内の成長ドライバーは非常に好位置。
・インフレ圧力は必ずしも存在してないわけではない。
・一部の要因がインフレを押し下げている可能性。
・金利をどちらかに動かす強い議論はない。
・しばらくはインフレは2%付近を予想したい。
・利下げ検討するべき局面ではない。
レッドソム英院内総務がメイ内閣を辞任
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<明日の材料と事前予想>
【ユーロ圏】
ドイツGDP・確報値(第1四半期)15:00
予想 0.4% 前回 0.4%(前期比)
予想 0.7% 前回 0.7%(前年比)
ドイツ製造業PMI・速報値(5月)16:30
予想 44.8 前回 44.4
ドイツ非製造業PMI・速報値(5月)16:30
予想 55.4 前回 55.7
ドイツIFO景況感指数(5月)17:00
予想 99.2 前回 99.2
ユーロ圏製造業PMI・速報値(5月)17:00
予想 48.1 前回 47.9
ユーロ圏非製造業PMI・速報値(5月)17:00
予想 53.0 前回 52.8
【米国】
新規失業保険申請件数(18日までの週)21:30
予想 21.5万件 前回 21.2万件
新築住宅販売件数(4月)23:00
予想 67.0万件 前回 69.2万件
欧州議会選挙(28日まで)
ダラス・サンフランシスコ・アトランタ・リッチモンド連銀総裁がパネル討論
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 きょうのNY為替市場、ドル円は戻り売りが優勢となっており、110.25円近辺
まで一時値を落としている。前日一服していた米中対立への懸念が再燃している。米政
府は大手ビデオ監視機器メーカー、杭州海康威視数字技術など中国企業最大5社につい
て、米国の重要技術利用を事実上禁止することを検討との報道が伝わっていた。米政府
はファーウェイに加え、ブラックリスト掲載企業を監視機器大手まで広げる構えだとい
う。
 米株も軟調に推移する中で、ドル円も戻り売りが優勢になっているといったところ。
ムニューシン財務長官が北京訪問の計画はまだないと述べていたことも圧迫していたよ
うだ。
 午後に公表されたFOMC議事録への反応は限定的だった。議事録では「大半がイン
フレの低下は一時的と考えており、辛抱強いアプローチがしばらく適切」としている。
市場の一部で期待されている年内の予防的な利下げのヒントは示されていない。FOM
C後のパウエルFRB議長の会見から逸脱した内容はない。ある意味、市場の予想通り
であったこともあった模様。
 前日のドル円は21日線に上値を拒まれていたが、きょうもその展開が見られてお
り、きょうの21日線は110.60円付近に来ている。ただ、110円台前半には買
いオーダーも観測されており、110円割れを試す動きまでは見られていない。
 ポンドは下げが一服したものの、きょうも売りが目立っており、ポンドドルは1.2
6ドル台前半まで一時下げ幅を拡大した。きのうはメイ首相がEU離脱協定に関連した
新法案提出を発表。その中で2回目の国民投票実施に関しても議会採決にかける可能性
があるとしたことから市場では期待感を高め、ポンド買いが強まる場面が見られた。
 しかし、自身の法案通過を条件として、国民投票実施の是非を議会採決にかけるとし
ている。与党保守党からも野党労働党からも今回も法案には反対するとの意見が相次い
で出ており、メイ首相の進退を含めていまのところ、EU離脱に絡んだ英政治の混乱は
沈静化するムードは無い。メイ首相が今晩辞任を発表するとの噂が飛び交う中、英保守
党の1922年委員会とメイ首相との会合が行われ模様で、同委員会は現時点でメイ首
相の退陣を追求しないことを決定したと伝わっている。明日、首相の地位について再び
議論するという。
 ユーロドルは上に往って来いの展開。序盤は対ポンドでの買いが強まり、対ユーロで
も上昇し、1.1180ドル近辺まで一時上昇した。しかし、その水準は強い上値レジ
スタンスとなっているようで、1.11ドル台半ばに押し戻されている。今週末に欧州
議会選挙が控えており、ユーロドルは上値の重い展開が続いているものの、一方で先月
付けた年初来安値の水準を試す動きまでには至っていない。
(ミンカブ)