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NY外国為替後半=カプラン発言にやや反応

2019年06月25日(火)04時48分

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日本時間午前4時47分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.33 + 0.01 (+ 0.01%) 107.54 / 107.25
ユーロ・ドル 1.1396 + 0.0027 (+ 0.24%) 1.1404 / 1.1360
ポンド・ドル 1.2740 + 0.0003 (+ 0.02%) 1.2767 / 1.2708
ドル・スイス 0.9722 - 0.0043 (- 0.44%) 0.9783 / 0.9710
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 日本時間午前4時47分現在のドル円は1ドル=107.33円。 NY時間の終盤
に入ってドル円は107.35円近辺と本日安値圏での推移が見られている。一時10
7.25円付近まで下落していたが、カプラン・ダラス連銀総裁の発言で、やや下げ渋
る動きも見られている。同総裁は、いま利下げに踏み切れば、不均衡を助長する懸念を
指摘していた。
 きょうのNY為替市場、ドル円はNY時間に入って買い戻しの動きも出ていたもの
の、上値は重く107円台前半に押し戻されている。107.50円の水準を超えると
戻り売りオーダーが並んでいる模様。先週末には107.75円近辺まで買い戻されて
いたものの108円台を回復することなく、再び下向きの展開を続けている。
 5月からの下げで200日線からの下方乖離は3%を超えて来ており、ショートカ
バーが入りやすい水準には来ているものの、依然として投資家は下値志向を強めている
ようだ。先週のFOMCを受けて米早期利下げ期待が強まっており、ドル売りがドル円
を押し下げている。一方、米株は堅調に推移しているものの、イラン情勢の緊迫化や今
週の大阪G20での米中首脳会談などのイベントリスクを控える中、リスク選好の円安
は出にくい雰囲気。
 米中首脳会談について市場ではポジティブな期待も出ているようだが、ドル円の反応
は限定的。今回はひとまず現状維持で追加関税は見送られるのではとの期待が高まって
いる。米国は中国からの輸入品3000億ドル相当に対する関税という最後の切り札を
簡単には切らないだろうとの見方も出ていた。
 いずれにしろ、今週はこの動向に市場の目は釘づけになりそうだ。先週の安値10
7.05円付近が目先の下値メドとして意識される。
 ユーロドルは買いが優勢で、一時1.14ドル台を回復する場面が見られた。1.1
4ドル台回復は今年3月以来。先週のFOMCを受けて米早期利下げ期待が強まってお
り、ドル売りがユーロドルの押し上げを続けている。ただ、ユーロの上値に慎重な声も
少なくない。この日発表のドイツIfo景況感指数は2014年11月以来の低水準と
なった。市場ではECBは9月と12月に0.1%づつ2回の利下げを実施するとの予
想も聞かれる。貿易問題や中東情勢の緊迫化、そして、英EU離脱情勢の不透明感がド
イツ企業のセンチメントを圧迫していた模様。ただ、ECBよりもFRBのほうが早期
に利下げに動くとの期待がユーロを押し上げている模様。
 先週末に200日線を回復し、きょうもリバウンド相場を続けている。200日線の
上を回復するのは2018年5月以来。テクニカル的にも上値期待を高める動きが見ら
れているが、目先は3月高値が1.1450ドル付近が上値メドとして意識される。
 ポンドはNY時間に入って下げ渋っているものの、上値の重い展開が続いている。先
週の英保守党・党首選の選挙結果を受けてジョンソン前外相とハント外相の一騎打ちと
なった。市場ではジョンソン前外相が次期首相に有力との見方から、合意無き離脱への
警戒感も高まっており、ポンドの上値を重くしている。
 ただ、一部からはポンドに強気な声も聞かれる。ジョンソン氏が新首相に就任して
も、合意無き離脱を回避する行動が優先されると思われ、やむなく合意無き離脱を選択
肢を入れたとしても、議会が強行に反対することが予想されるとしている。一方、英中
銀はEU離脱の状況が不透明ではあるが、不透明感が払拭されるまでは金融政策は現状
維持が見込まれ、払拭されればインフレ抑制のため利上げに動く可能性を見ているよう
だ。ポンドにとってはポジティブなシナリオとなる。
(ミンカブ)