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NY外為市況=再び下向きの動き

2019年06月25日(火)05時40分

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日本時間午前5時39分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.30 - 0.02 (- 0.02%) 107.54 / 107.25
ユーロ・ドル 1.1396 + 0.0027 (+ 0.24%) 1.1404 / 1.1360
ポンド・ドル 1.2738 + 0.0001 (+ 0.01%) 1.2767 / 1.2708
ドル・スイス 0.9721 - 0.0044 (- 0.45%) 0.9783 / 0.9710
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<きょうの材料>
主な米経済指標の発表はなし
トランプ大統領
・FRBは頑固な子供のよう
・利下げと緩和が必要な時。
・当局はしくじった。
トランプ大統領
・イラン制裁の大統領令に署名。
・イラン最高指導者に制裁を科す。
・イランはテロ支援を止める必要。
ムニューシン米財務長官
・イラン制裁に関して発言。
・米国は3名のイラン指導者を制裁目標として行動。
・今週後半にイランのザリーフ外相を(対象者として)指定へ。
・トランプ大統領が署名した大統領令は従来からの取り組みの一環。
カプラン・ダラス連銀総裁
・いま利下げに踏み切れば、不均衡を助長する懸念。
・成長を阻害するリスクについて言及するのは時期尚早。
・下振れリスクは高まった。
・貿易問題が世界経済を圧迫している可能性。
・今年の成長は底堅く、労働市場はタイトだと見ている。
パウエル議長が金融政策について7月10日に下院金融委で証言
 米下院金融委員会のウォーター委員によると、パウエルFRB議長が金融政策につい
て7月10日に下院金融委員会で証言するとリリースした。
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<明日の材料と事前予想>
【NZ】
貿易収支(5月)7:45
予想 2.50億NZドル 前回 4.33億NZドル
【米国】
新築住宅販売件数(5月)23:00
予想 68.5万件 前回 67.3万件
コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)23:00
予想 131.0 前回 134.1
日銀議事録(4月24-25日開催分)
パウエルFRB議長が講演
NY連銀総裁が講演
アトランタ連銀総裁が講演
リッチモンド連銀総裁が講演
セントルイス連銀総裁が講演
米中閣僚級協議
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 きょうのNY為替市場、ドル円はNY時間に入って買い戻しが見られたものの、上値
は重く107円台前半に押し戻されている。107.50円の水準を超えると戻り売り
オーダーが並んでいる模様。先週末には107.75円近辺まで買い戻されていたもの
の108円台を回復することなく、再び下向きの動きを再開している。
 ドル円は5月からの下げで、200日線からの下方乖離は3%を超えて来ており、
ショートカバーが入りやすい水準に来ている。ただ、依然として投資家は下値志向を強
めているようだ。先週のFOMCを受けて米早期利下げ期待が強まっており、ドル売り
がドル円を押し下げている。一方、米株は堅調に推移しているものの、イラン情勢の緊
迫化や今週の大阪G20での米中首脳会談などのイベントリスクを控える中、リスク選
好の円安は出にくい雰囲気。
 米中首脳会談について市場ではポジティブな期待も出ているようだが、ドル円の反応
は限定的。今回はひとまず追加関税は見送られるのではとの期待が高まっている。米国
は中国からの輸入品3000億ドル相当に対する関税という最後の切り札を簡単には切
らないだろうとの見方も出ていた。
 いずれにしろ、今週はこの動向に市場の目は釘づけになりそうだ。先週の安値10
7.05円付近が目先の下値メドとして意識される。
 なお、カプラン・ダラス連銀総裁が、「利下げに踏み切れば、不均衡を助長する」と
懸念を表明していた。この発言を受けややドル買いの反応も見られていたが、大きな動
きには至っていない。
 ユーロドルは買い優勢で、一時1.14ドル台を回復する場面が見られた。1.14
ドル台回復は今年3月以来。先週のFOMCを受けて米早期利下げ期待が強まってお
り、ドル売りがユーロドルの押し上げを続けている。ただ、ユーロの上値に慎重な声も
少なくない。この日発表のドイツIfo景況感指数は2014年11月以来の低水準と
なった。市場ではECBは9月と12月に0.1%づつ2回の利下げを実施するとの予
想も聞かれる。ただ、ECBよりもFRBのほうが早期に利下げに動くとの期待がユー
ロを押し上げている模様。
 ユーロドルは先週末に200日線を回復し、きょうもリバウンド相場を続けている。
200日線の上を回復するのは2018年5月以来。テクニカル的にも上値期待を高め
る動きが見られているが、目先は3月高値が1.1450ドル付近が上値メドとして意
識される。
 ポンドはNY時間に入って下げ渋ったものの、上値の重い展開が続いている。先週の
英保守党・党首選の選挙結果を受けてジョンソン前外相とハント外相の一騎打ちとなっ
た。市場ではジョンソン前外相が次期首相に有力との見方から、合意無き離脱への警戒
感も高まっており、ポンドの上値を重くしている。
 ただ、一部からはポンドに強気な声も出ていた。ジョンソン氏が新首相に就任して
も、合意無き離脱を回避する行動が優先されると思われ、やむなく合意無き離脱を選択
肢を入れたとしても、議会が強行に反対することが予想されるとしている。一方、英中
銀はEU離脱の状況が不透明ではあるが、不透明感が払拭されるまでは金融政策は現状
維持が見込まれ、払拭されればインフレ抑制のため利上げに動く可能性を見ているよう
だ。ポンドにとってはポジティブなシナリオとなる。
(ミンカブ)