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NY外国為替後半=ドル円は本日安値値圏

2019年08月24日(土)04時56分

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日本時間午前4時54分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  105.30 - 1.14 (- 1.07%) 106.74 / 105.26
ユーロ・ドル 1.1148 + 0.0068 (+ 0.61%) 1.1153 / 1.1052
ポンド・ドル 1.2286 + 0.0035 (+ 0.29%) 1.2293 / 1.2195
ドル・スイス 0.9745 - 0.0092 (- 0.94%) 0.9877 / 0.9736
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 日本時間午前4時54分現在のドル円は1ドル=105.30円。NY時間の終盤に
入ってドル円は下げを一服しているものの、105.30円付近と本日安値値圏での推
移が続いている。きょうのNY為替市場でドル円は105円台前半まで急降下した。
きょうはジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演が行われ、議長は「経済は望
ましい状況だが、著しいリスクが迫っている」と述べたうえで「景気拡大維持へ適切に
行動する」と語った。追加利下げを示唆した発言にも思われ、為替市場はドル売りで反
応。
 ただ、講演内容が伝わった直後はドル売りと同時に米株が上げの反応を見せ、株高・
円安の動きにドル円は相殺されていたが、次第にドル円は売りを加速させた。
 きょうは中国が米製品750億ドル相当に報復関税を発動すると発表していた。50
78品目の米製品が対象で、9月1日と12月15日に実施するという。これに対して
今度はトランプ大統領が「きょうの午後に中国の関税措置に対応する」と発表したこと
から、市場は再び米中対立への緊張を一気に高めており、米株も下げ幅を拡大する中、
リスク回避の円買いがドル円を押し下げている。
 ドル円は見切り売りが強まり105.30円近辺まで下げを加速。今月の前半は10
5円を割り込まずに反転させていたが、きょうの下げで21日線に跳ね返された格好と
なっており今回は105円割れも警戒される展開となっている。
 ユーロドルは買い戻しが強まり1.1150ドル近辺まで一時上昇。21日線が1.
1135ドル付近に来ているが、その水準に顔合せしており、来週以降の動きが注目さ
れる。ユーロ買いというよりもむしろドル売りに伴う上昇で、きょうはパウエルFRB
議長の講演や米中対立の再燃でドルが売られており、ユーロドルを押し上げている。
 ただ、ユーロ自体も難題を抱えており、積極的に上値を試す雰囲気ではない。ドイツ
をはじめとした域内の経済が減速傾向を鮮明にしており、ECBが期待以上の思い切っ
た追加緩和策を打ち出してくるのではとの予想もある一方、英国が合意なき離脱に陥っ
た場合、英国のみならず、ユーロ圏経済への影響も不可避な状況ではある。
 目先は1.12ドル台前半に来ている100日線まで戻せるかどうか注目される。1
00日線は今月前半に強い上値抵抗となっていただけに簡単ではなさそうだ。
 ポンドドルも買い戻しが強まり、1.2290ドル付近まで一時上昇した。ただ、合
意なき離脱への懸念が依然として根強い。きのうはドイツのメルケル首相が「離脱期限
の10月31日までにバックストップの解決策を見出せる」と述べたことをきっかけに
ポンドは買い戻しを強めていた。しかし、EUは再交渉のテーブルには着くかもしれな
いが、バックストップ条項削除の実現は難しいとの声も多い。そのような中、先ほど
ジョンソン首相の発言が伝わり、「EUにスタンスを変更するよう説得するのは容易で
はなく、時間がかかると」述べたことで、ポンドは上値を重くしていた。
(ミンカブ)