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NY外国為替後半=FOMC受けドル買い

2019年09月19日(木)05時15分

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日本時間午前5時13分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.45 + 0.32 (+ 0.30%) 108.47 / 108.09
ユーロ・ドル 1.1033 - 0.0040 (- 0.36%) 1.1076 / 1.1014
ポンド・ドル 1.2486 - 0.0014 (- 0.11%) 1.2515 / 1.2439
ドル・スイス 0.9973 + 0.0042 (+ 0.42%) 0.9984 / 0.9926
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 日本時間午前5時13分現在のドル円は1ドル=108.45円。きょうのNY為替
市場、午後になってドル買いが優勢となり、ドル円は108円台半ばに上昇した。午後
に公表されたFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見を受けて為替市場はドル買い
の反応を見せている。FRBは大方の予想通り0.25%の利下げを打ち出して来た。
しかし、それ自体にはサプライズはなく注目は、FOMCメンバーの金利見通し(ドッ
ト・プロット)から追加利下げへのヒントを探りたいところだったが、ドット・プロッ
トの中央値は2019年末も2020年末も1.875%とこの日決定した水準と変わ
らずとなっている。中央値だけから見れば追加利下げは見込まれていない。
 しかし、ドット・プロットのばらつきを見ると、追加緩和の必要性でメンバー内の意
見が真っ二つに割れている様子も示された。予想以上にハト派色はなく為替市場はドル
買いの反応を見せているが、内容の割にはドル買いの反応は小幅な印象。
 パウエルFRB議長は会見で、経済が弱まれば追加利下げが必要となる可能性にも言
及しており、中立姿勢を強調したかった印象もうかがえる。
 早速、トランプ大統領からは「またも失敗、ガッツがない!」との苦言が出ていた
が、パウエルFRB議長は会見で、政策政決定は経済指標次第である点を強調してい
た。
 ポンドドルはFOMCを受けて一時1.25ドル台を回復。きょうは英消費者物価指
数(CPI)が予想を下回る内容だったことから、ポンドドルは1.2440ドル近辺
まで値を落とす場面も見られていた。
 その英CPIだが、前年比1.7%と英中銀のインフレ目標である2%を下回ってい
たほか、食品・エネルギーを除いたコア指数も前年比1.5%に低下していた。コン
ピューターゲームや衣料品がインフレを抑えた。
 英中銀は2020年末までインフレ率が目標を下回って推移すると予測しており、そ
の通りの結果が出始めている。明日は英中銀の金融政策委員会(MPC)が予定されて
いるが、金利は据え置きが予想されている。英中銀はEU離脱が混乱なく通過すれば利
上げの選択肢を残してはいるものの、今回のCPIを見た限りでは利上げ期待は後退さ
せざるを得ない。
 ユーロドルもFOMCを受けて1.10ドル台前半に値を落としている。ただ、1.
10ドル台は堅持しており、きょうのところは流れに大きな変化はない。ただ、21日
線は再び下回っている。
(ミンカブ)