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NY外為市況=FOMC受けドル買い

2019年09月19日(木)05時46分

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日本時間午前5時43分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.47 + 0.34 (+ 0.31%) 108.48 / 108.09
ユーロ・ドル 1.1026 - 0.0047 (- 0.42%) 1.1076 / 1.1014
ポンド・ドル 1.2469 - 0.0031 (- 0.25%) 1.2515 / 1.2439
ドル・スイス 0.9977 + 0.0046 (+ 0.46%) 0.9984 / 0.9926
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<きょうの材料>
※経済指標
【米国】
住宅着工件数(8月)21:30
結果 136.4万件
予想 125.0万件 前回 121.5万件(119.1万件から修正)
住宅建築許可件数(8月)21:30
結果 141.9万件
予想 130.0万件 前回 131.7万件(133.6万件から修正)
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油   +105.8万(4億1713万)
ガソリン +78.1万(2億2969万)
留出油  +43.7万(1億3666万)
(クッシング地区)
原油   −64.7万(3868万)
*()は在庫総量
FRB政策金利 19日3:00
結果 1.75-2.00%
予想 1.75-2.00% 現行 2.00-2.25%
【カナダ】
消費者物価指数(8月)21:30
結果 -0.1%
予想 -0.2% 前回 0.5%(前月比)
結果 1.9%
予想 1.9% 前回 2.0%(前年比)
※ニュース・発言
FOMCメンバー金利見通し(ドット・プロット)
2019年
1.625% 7人
1.875% 5人
2.125% 5人
2019年の中央値は1.875%(変わらず)
2020年
1.625% 8人
1.875% 2人
2.125% 6人
2.375% 1人
2020年の中央値は1.875%(変わらず)
パウエル議長
・可能な限り最善の意思決定に専念。
・利下げは保険。
・経済は好調。見通しも良好。
・緩やかな成長を見込む。
・経済指標は設備投資の弱さを示している。
・雇用増加のペースは年内に緩む。
・プライム・エイジの労働参加率と賃金が上昇。
・インフレ圧力は明らかに弱い。
・我々はなおインフレは2%に上昇すると見込んでいる。
・持続的にインフレ目標を下回れば、見通しに影響する。
・経済が弱まれば、追加利下げが必要な可能性。
・海外経済の弱さの追加のサインを確認。
・従来通りデータ依存度は高くなる。
・予め決まったコースはない。
・貿易問題が再び上下動。
・景気後退は見込んでいない。
・イールドカーブと金融市場全体の情勢を注視。
・十分だと考えた時点で利下げを停止。
FOMC
・3名が利下げに反対票。
・セントルイス連銀総裁は0.5%の大幅利下げを主張。
・カンザスシティー、ボストン連銀両総裁が据え置き主張。
トランプ大統領
・パウエル議長らFRB当局者はまたも失敗、ガッツがない。
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<明日の材料と事前予想>
【NZ】
GDP(第2四半期)7:45
予想 0.4% 前回 0.6%(前期比)
予想 2.0% 前回 2.5%(前年比)
【日本】
日銀政策金利 時刻未定
予想 -0.1% 現行 -0.1%
黒田日銀総裁会見 15:30頃
【豪州】
失業率(8月)10:30
予想 5.2% 前回 5.2%
雇用者数(8月)10:30
予想 1.50万人 前回 4.11万人
【スイス】
スイス中銀政策金利 16:30
予想 -0.75% 現行 -0.75%
【英国】
小売売上高(8月)17:30
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
予想 2.8% 前回 3.3%(前年)
英中銀政策金利 20:00
予想 0.75% 現行 0.75%
【米国】
新規失業保険申請件数(14日までの週)21:30
予想 21.4万件 前回 20.4万件
フィラデルフィア連銀景況指数(9月)21:30
予想 10.5 前回 16.8
経常収支(第2四半期)21:30
予想 -1274億ドル 前回 -1304億ドル
景気先行指数(8月)23:00
予想 -0.1% 前回 0.5%(前月比)
中古住宅販売件数(8月)23:00
予想 539万件 前回 542万件
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 きょうのNY為替市場、午後になってドル買いが優勢となり、ドル円は108円台半
ばに上昇した。午後に公表されたFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見を受けて
為替市場はドル買いの反応を見せている。FRBは大方の予想通り0.25%の利下げ
を打ち出して来た。しかし、それ自体にはサプライズはなく注目は、FOMCメンバー
の金利見通し(ドット・プロット)から追加利下げへのヒントを探りたいところだった
が、ドット・プロットの中央値は2019年末も2020年末も1.875%とこの日
決定した水準と変わらずとなっている。中央値だけから見れば追加利下げは見込まれ
ず、予想以上にハト派色はなかった。
 しかし、ドット・プロットのばらつきを見ると、追加緩和の必要性でメンバー内の意
見が真っ二つに割れている様子も示された。予想以上にハト派色はなく為替市場はドル
買いの反応を見せているが、内容の割にはドル買いの反応は小幅な印象。
 パウエルFRB議長は会見で、経済が弱まれば追加利下げが必要となる可能性にも言
及しており、中立姿勢を強調したかった印象もうかがえる。
 早速、トランプ大統領からは「またも失敗、ガッツがない!」との苦言が出ていた
が、パウエルFRB議長は会見で、政策政決定は経済指標次第である点を強調してい
た。
 ポンドドルはFOMCを受けて一時1.25ドル台を回復。きょうは英消費者物価指
数(CPI)が予想を下回る内容だったことから、ポンドドルは1.2440ドル近辺
まで値を落とす場面も見られていた。
 その英CPIだが、前年比1.7%と英中銀のインフレ目標である2%を下回ってい
たほか、食品・エネルギーを除いたコア指数も前年比1.5%に低下していた。コン
ピューターゲームや衣料品がインフレを抑えた。
 英中銀は2020年末までインフレ率が目標を下回って推移すると予測しており、そ
の通りの結果が出始めている。明日は英中銀の金融政策委員会(MPC)が予定されて
いるが、金利は据え置きが予想されている。英中銀はEU離脱が混乱なく通過すれば利
上げの選択肢を残してはいるものの、今回のCPIを見た限りでは利上げ期待は後退さ
せざるを得ない。
 ユーロドルもFOMCを受けて1.10ドル台前半に値を落とした。ただ、1.10
ドル台は堅持しており、きょうのところは流れに大きな変化はない。ただ、21日線は
再び下回っている。
(ミンカブ)