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東京株式(大引け)=21円安、前日までの上昇の反動でやや売り優勢

2019年10月17日(木)15時54分

 17日の東京株式市場売り買い交錯もやや売りに押される展開となり、日経平均は小
幅ながら前日終値を下回った。下値抵抗力も発揮したが商いは低調だった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比21円06銭安の2万2451円86銭と5日ぶ
りに小幅反落。東証1部の売買高概算は11億1478万株、売買代金概算は1兆92
33億5000万円。値上がり銘柄数は636、対して値下がり銘柄数は1433、変
わらずは86銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場で主要株価指数が上昇一服となったことで利
益確定売りを誘発した。米中摩擦への警戒感がくすぶるなか、18日に中国でGDPな
ど重要経済指標の発表が相次ぐこともあり、この結果を見極めたいとの思惑が上値を押
さえる要因となっている。一方、英国のEU離脱問題については、17〜18日の日程
で開催されるEU首脳会議での協議が注目され、これも買い手控え要因となっている。
ただ、外国為替市場で1ドル=108円台後半の推移と円安水準でもみ合っていること
は全体相場の下支え材料となった。なお、値下がり銘柄数は1400を超え、東証1部
の3分の2を占めており、売買代金は活況・閑散相場の境目とされる2兆円を割り込ん
だ。

 個別では、ソニー<6758>が高く、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>なども
しっかり。スズキ<7269>が高く、ヤマトホールディングス<9064>なども買い優勢、
資生堂<4911>も堅調だった。ベクトル<6058>が急騰、三信電気<8150>も値を飛ば
した。三光合成<7888>も物色人気化した。CARTA HOLDINGS<3688>、
タマホーム<1419>が買われ、ディップ<2379>も上昇した。

 半面、売買代金トップの任天堂<7974>が値を下げ、東京エレクトロン<8035>も冴
えない。リクルートホールディングス<6098>、NTT<9432>が軟調。SMC<6273
>が下落したほか、HOYA<7741>も売りに押された。アイル<3854>が急落、パイ
プドHD<3919>も大幅安、三櫻工業<6584>も大きく利食われた。ルネサスエレクト
ロニクス<6723>が売られ、日本冶金工業<5480>なども下値を探る展開となった。

出所:MINKABU PRESS