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NY外国為替後半=下げ一服も戻り鈍い

2019年10月18日(金)04時55分

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日本時間午前4時53分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.64 - 0.12 (- 0.11%) 108.94 / 108.46
ユーロ・ドル 1.1123 + 0.0051 (+ 0.46%) 1.1140 / 1.1065
ポンド・ドル 1.2877 + 0.0045 (+ 0.35%) 1.2990 / 1.2750
ドル・スイス 0.9879 - 0.0074 (- 0.74%) 0.9959 / 0.9867
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 日本時間午前4時53分現在のドル円は1ドル=108.64円。NY時間の終盤に
入ってドル円は下げが一服している。きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りが優勢
となり、108.50円近辺まで値を落とす場面も見られた。前日までは108.60
円付近が強いサポートとなっていたが、その水準を一時ブレイクした格好。
 英国とEUが離脱協定で合意し、ドル円も108.90円近辺まで上昇する場面が見
られたものの、109円が再び壁となった。メイ英前首相の時と同様に、英議会では合
意に反対が多く、19日(土)に開会する議会が批准するか不透明な情勢となってい
る。
 ドル円はその動きを嫌気している面がある一方、英EU離脱協定の合意のニュースで
掻き消されてしまった感もあるが、NY時間の朝方に9月の米住宅着工と米鉱工業生産
が発表となっていたが予想を下回っていたこともドル円を圧迫しているものと思われ
る。
 市場では米製造業への不安感が強まっているが、米鉱工業生産は予想以上の減少とな
り、米製造業の低迷を示している。今月のFOMCでの利下げ期待を追認する内容でも
あり、ドル売りがドル円を圧迫した面もありそうだ。
 ユーロドルは買い戻しが続き、きょうは一時1.1140ドル近辺まで上昇。100
日線に顔合わせしている。ユーロ買いの材料はないものの、ドル売りの動きがユーロド
ルを押し上げている。ユーロに関してはポジティブな話は少ない。ドイツ政府はきょ
う、2020年の成長見通しを従来の1.5%から1.0%に下方修正し、今年につい
ても0.5%を見込んでいる。ドイツ経済の見通しが暗くなる中、ECBの緩和長期化
への観測も根強く、ユーロの上値を圧迫しているようだ。
 ポンドは上下動。離脱協定合意でポンドドルは1.30ドル手前まで一時急上昇した
ものの、その後は急速に戻り売りに押される展開。離脱協定で合意も、その内容を巡っ
て英議会の反発が強まっており、19日に開会される議会で承認されるか、情勢は混沌
としている。議会承認には、北アイルランド民主統一党(DUP)の支持が不可欠と言
われていたが、DUPは支持しない意向を示していた。
 議会を通過できなかった場合、ジョンソン英首相はEUに対して延期を要請すること
が法律で決まっているが、ユンケル欧州委員長は、「延期する必要はない」と述べてい
た。ただ、協議はするとしている。場合によっては総選挙や2回目の国民投票などの可
能性も再浮上している。ただ、ポンドの反応は比較的落ち着いており、下値では買い戻
しも見られている。いずれにしろ、合意なき離脱は回避されると楽観的に見ているのか
もしれない。
MINKABU PRESS