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NY外為市況=合意も情勢は混沌

2019年10月18日(金)06時18分

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           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.66 - 0.10 (- 0.09%) 108.94 / 108.46
ユーロ・ドル 1.1125 + 0.0053 (+ 0.48%) 1.1140 / 1.1065
ポンド・ドル 1.2891 + 0.0059 (+ 0.46%) 1.2990 / 1.2750
ドル・スイス 0.9880 + 0.0073 (- 0.73%) 0.9959 / 0.9867
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<きょうの材料>
【米国】
新規失業保険申請件数(10/06 - 10/12)21:30
結果 21.4万件
予想 21.5万件 前回 21.0万件(前週比)
フィラデルフィア連銀景況指数(10月)21:30
結果 5.6
予想 7.6 前回 12.0
住宅着工件数(9月)21:30
結果 125.6万件
予想 132.0万件 前回 138.6万件(136.4万件から修正)
住宅建築許可件数(9月)21:30
結果 138.7万件
予想 135.0万件 前回 142.5万件(141.9万件から修正)
鉱工業生産指数(9月)22:15
結果 -0.4%
予想 -0.2% 前回 0.8%(0.6%から修正)
設備稼働率(9月)22:15
結果 77.5%
予想 77.7% 前回 77.9%
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)18日0:00
原油 +928.1万(4億3485万)
ガソリン −256.2万(2億2620万)
留出油 −382.3万(1億2350万)
(クッシング地区)
原油 +127.6万(4295万)
*()は在庫総量
ペンス米副大統領
・トルコはシリアでの休戦に合意。
・停戦におけるトランプ大統領の努力は素晴らしかった。
・停戦が恒久的になれば、米国はトルコ制裁を解除へ。
・停戦ならば、米国は追加制裁を実施しない。
ウィリアムズNY連銀総裁
・事前テキストでは経済見通しに言及せず。
・バランスシートの行動は金融政策のスタンス変えず。
・オぺが市場を安定させた。
・Tビル購入は潤沢な預金準備の回復が目的。
・金利は低く、FRBは利下げ余地を多くは持っていない。
黒田日銀総裁
・ワシントンを訪問。
・世界経済は回復時期が後ずれしている
・米中貿易戦争や英国のEU離脱の不透明感は残る。
・引き続き大幅な金融緩和を継続する必要。
・物価モメンタム損なわれるようなら躊躇なく緩和へ。
ロウ豪中銀総裁
・現在の金融政策は収穫逓減になっている。
・豪ドルは金融政策以上に良く安定している。
・住宅市場は曲がり角にある。
・低金利は機能しており、経済は緩やかに改善。
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<明日の材料と事前予想>
【豪州】
失業率(9月)9:30
予想 5.3% 前回 5.3%
雇用者数(9月)9:30
予想 1.50万人 前回 3.47万人
【英国】
小売売上高(9月)17:30
予想 -0.2% 前回 -0.2%(前月比)
予想 3.1% 前回 2.7%(前年比)
【米国】
新規失業保険申請件数(12日までの週)21:30
予想 21.5万件 前回 21.0万件
フィラデルフィア連銀景況指数(10月)21:30
予想 7.6 前回 12.0
住宅建設許可件数(9月)21:30
予想 135.0万件 前回 142.5万件(141.9万件から修正)
住宅着工件数(9月)21:30
予想 132.0万件 前回 136.4万件
鉱工業生産(9月)22:15
予想 -0.2% 前回 0.6%(前月比)
設備稼働率(9月)22:15
予想 77.7% 前回 77.9%(前月比)
NY連銀総裁が講演
シカゴ連銀総裁が講演
EU首脳会議(18日まで)
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 きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りが優勢となり、108.50円近辺まで値
を落とす場面も見られた。前日までは108.60円付近が強いサポートとなっていた
が、その水準を一時ブレイクした格好。
 英国とEUが離脱協定で合意し、ドル円も108.90円近辺まで上昇する場面が見
られたものの、109円が再び壁となった。メイ英前首相の時と同様に、英議会では合
意に反対が多く、19日(土)に開会する議会が批准するか不透明な情勢となってい
る。
 ドル円はその動きを嫌気している面がある一方、英EU離脱協定の合意のニュースで
掻き消されてしまった感もあるが、NY時間の朝方に9月の米住宅着工と米鉱工業生産
が発表となっていたが予想を下回っていたこともドル円を圧迫しているものと思われ
る。
 市場では米製造業への不安感が強まっているが、米鉱工業生産は予想以上の減少とな
り、米製造業の低迷を示している。今月のFOMCでの利下げ期待を追認する内容でも
あり、ドル売りがドル円を圧迫した面もありそうだ。
 ユーロドルは買い戻しが続き、きょうは一時1.1140ドル近辺まで上昇。100
日線に顔合わせしている。ユーロ買いの材料はないものの、ドル売りの動きがユーロド
ルを押し上げている。ユーロに関してはポジティブな話は少ない。ドイツ政府はきょ
う、2020年の成長見通しを従来の1.5%から1.0%に下方修正し、今年につい
ても0.5%を見込んでいる。ドイツ経済の見通しが暗くなる中、ECBの緩和長期化
への観測も根強く、ユーロの上値を圧迫しているようだ。
 ポンドは上下動。離脱協定合意でポンドドルは1.30ドル手前まで一時急上昇した
ものの、その後は急速に戻り売りに押される展開。離脱協定で合意も、その内容を巡っ
て英議会の反発が強まっており、19日に開会される議会で承認されるか、情勢は混沌
としている。議会承認には北アイルランド民主統一党(DUP)の支持が不可欠と言わ
れていたが、DUPは支持しない意向を示していた。
 議会を通過できなかった場合、ジョンソン英首相はEUに対して延期を要請すること
が法律で決まっているが、ユンケル欧州委員長は、「延期する必要はない」と述べてい
た。ただ、協議はするとしている。場合によっては総選挙や2回目の国民投票などの可
能性も再浮上している。ただ、ポンドの反応は比較的落ち着いており、下値では買い戻
しも見られている。いずれにしろ、合意なき離脱は回避されると楽観的に見ているのか
もしれない。
MINKABU PRESS