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NY外国為替後半=108円台半ばでの推移

2019年10月22日(火)04時59分

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日本時間午前4時58分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.64 + 0.19 (+ 0.18%) 108.66 / 108.29
ユーロ・ドル 1.1148 - 0.0019 (- 0.17%) 1.1179 / 1.1137
ポンド・ドル 1.2962 - 0.0022 (- 0.17%) 1.3013 / 1.2875
ドル・スイス 0.9860 + 0.0006 (+ 0.06%) 0.9876 / 0.9842
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 日本時間午前4時58分現在のドル円は1ドル=108.64円。NY時間の終盤に
入ってドル円は108円台半ばでの推移が続いている。戻り売りに押される場面も見ら
れたものの、米国債利回りも上昇しており、米株式市場も落ち着いた動きとなっている
ことがドル円をサポート。
 しかし、先週は109.10円付近に来ている200日線を回復できずに伸び悩んで
おり、次第に上値が重くなりつつある雰囲気も出ている。更なる上値追いには新たな材
料が欲しいといったところもあるようだ。
 英EU離脱はもちろんのこと、米中貿易協議も12月分の関税についてはなお、不透
明な部分も多い。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は「12月に計画している
関税引き上げに関しては、中国との協議が順調に進めば延期になる」と述べていた。こ
ちらについては、11月のAPECでの米中首脳会談に向けた動き次第といったところ
ではある。
 来週のFOMCに向けた動きも活発化してくる可能性もあり、ドル円の上値を慎重に
させている面もありそうだ。CMEがFF金利先物の取引から算出しているFED
ウォッチでは、利下げ確率を90%台まで高めており、ほぼ確実視されている。
 しかし、市場は既に年内最後の12月FOMCに焦点が移行しており、足元の指標は
なお米経済の底堅さを示す中、FRBが保険的な利下げを継続したい意向があるのか焦
点となっているようだ。そのヒントが今月のFOMCの声明やパウエルFRB議長の会
見などで示されるか注目される。
 ユーロドルはNY時間にかけて戻り売りに押され、1.11ドル台半ばに伸び悩んで
いる。特に戻り売りを誘発する材料も見当たらない。ただ、先週末に突破した100日
線の水準は維持されており、リバウンド相場の流れは続いている。ユーロ自体の買い材
料は何も見当たらない中、ドル売りの動きがユーロドルをサポートしている。合意なき
英EU離脱への懸念が後退していることや、米中協議への不透明感が後退していること
などで、これまで高まっていたリスク回避のドル買いの動きに一服感が出ている。目先
は1.12ドル台前半に来ている200日線まで戻せるか注目。
 ポンドは堅調な推移を続けている。朝方にパーコウ英下院議長が、ジョンソン英首相
のEU離脱案の採決を本日は認めないと伝わったことで振幅が見られたものの、ポンド
ドルは1.29ドル台後半の水準を堅持している。
 週末の英下院がジョンソン英首相がEUと合意した離脱協定を採決できなかったこと
で、ポンドは戻り売りが強まったが、一時的な動きに留まっている。この動きが逆に議
会通過の可能性を高め、「合意あり」の離脱に楽観的な見方が広がっているようだ。一
部からは、週末の動きからEU離脱が協定批准を済ませた上での離脱となる確率を7
0%に引き上げる声も出ている。
 議会が批准しなくても、先日英議会が成立させた法律によりジョンソン首相はEUに
対して離脱延期の申請をしなければならない。事態は依然として流動的ではあるもの
の、少なくとも合意なき離脱という最悪のシナリオは選択肢から排除されつつあり、ポ
ンド買い戻しの安心感に繋がっている模様。
MINKABU PRESS