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NY外為市況=強い雇用統計も上値重い

2019年12月07日(土)06時37分

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日本時間午前6時36分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.56 - 0.20 (- 0.18%) 108.92 / 108.53
ユーロ・ドル 1.1060 - 0.0044 (- 0.40%) 1.1110 / 1.1040
ポンド・ドル 1.3134 - 0.0023 (- 0.17%) 1.3166 / 1.3101
ドル・スイス 0.9898 + 0.0026 (+ 0.26%) 0.9918 / 0.9865
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<きょうの材料>
【カナダ】
雇用者数(11月)22:30
結果 -7.12万人
予想 1.00万人 前回 -0.18万人
失業率(11月)22:30
結果 5.9%
予想 5.5% 前回 5.5%
【米国】
非農業部門雇用者数(11月)22:30
結果 26.6万人
予想 18.3万人 前回 15.6万人(12.8万人から修正)
失業率(11月)22:30
結果 3.5%
予想 3.6% 前回 3.6%
民間部門雇用者数(11月)22:30
結果 25.4万人
予想 17.9万人 前回 16.3万人(13.1万人から修正)
製造業雇用者数(11月)22:30
結果 5.4万人
予想 4.0万人 前回 -4.3万人(-3.6万人から修正)
平均時給(11月)22:30
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 0.4%(0.2%から修正)(前月比)
結果 3.1%
予想 3.0% 前回 3.2%(3.0%から修正)(前年比)
週平均労働時間(11月)22:30
結果 34.4
予想 34.4 前回 34.4
労働参加率(11月)22:30
結果 63.2%
予想 N/A 前回 63.3%
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(12月)7日0:00
結果 99.2
予想 97.0 前回 96.8
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
・米CNBCのインタビュー
・合意は依然として近い。
・恐らく11月よりも若干近づいている。
・12月15日が非常に重要な日に変わりはない
・最終的な決断を下すのはトランプ大統領。
・米中両国の当局者はほぼ毎日話し合っている。
カナダ中銀のポロズ総裁が2020年で退任
 カナダ中銀は本日、ポロズ総裁が2020年6月2日の7年の任期をもって退任し、
2期目を求めないと発表した。ポロズ総裁は「9人目の総裁を務めることができて光栄
だった。総裁としての時間は、長いキャリアの中で最も充実したものだった。私の任期
中にカナダ中銀は、着実な成長、低失業率、そして非常に厳しい時期を乗り越え、目標
に近いインフレ率を生み出す素地作り上げた」と述べた。
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<月曜日の材料と事前予想>
【日本】
GDP・2次速報値(第3四半期)8:50
予想 0.2% 前回 0.1%(前期比)
予想 0.6% 前回 0.2%(前年比)
GDPデフレータ・2次速報値(第3四半期)8:50
予想 0.6% 前回 0.6%(前年比)
国際収支(10月)8:50
予想 1359億円 前回 11億円(貿易収支)
予想 18781億円 前回 16129億円(経常収支)
予想 17668億円 前回 14852億円(経常収支・季調済)
【カナダ】
住宅着工件数(11月)22:15
予想 21.50万件 前回 20.20万件
住宅建設許可(10月)22:30
予想 2.8% 前回 -6.5%(前月比)
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 きょうのNY為替市場はドル高・円高の展開の中、ドル円は上値の重い展開となっ
た。朝方発表の米雇用統計が強い内容となったことで、ドル円は発表直後に買いが強ま
り108.90円付近まで上昇した。本日の200日線は108.85円付近に来てい
るが、その水準を一時回復。しかし、買いが一巡すると直ぐに戻り売りが強まり、10
9円及び200日線を維持できずに失速している。
 米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が26.6万人増と予想を大きく上
回った。前回分も上方修正され、失業率も3.5%に低下し、平均時給も前年比3.
1%上昇と3%超の伸びを維持した。力強い雇用を示す数字と言えよう。市場の一部で
は景気後退への不安感が高まっているが、きょうの米雇用統計を見た限りでは、その懸
念は後退しているものと思われ、米経済のファンダメンタルズは底堅さが続いている。
 米株式市場でダウ平均は300ドル超の上げ幅となっているものの、ドル円は素直な
反応を示していない。米中貿易協議に関心が集中する中、15日(日)に対中追加関税
の期限を向かえ、そのイベントリスクを巡って来週は重要な週とも言える。その前にロ
ングポジションを調整しておきたいといったニーズがドル円の上値では多いのかもしれ
ない。目先の下値サポートは108.50円が意識される。
 ユーロドルはNY時間に入って戻り売りに押され、1.10ドル台半ばに下落。21
日線が1.1045ドル付近に来ているが、その水準に一時顔合わせした。この日発表
になった米雇用統計やミシガン大消費者信頼感指数が強い内容となったことで、FRB
の追加利下げ期待が完全に後退しており、為替市場はドル買いの動きが優勢となってい
る。
 1.11ドル台で上値が重かったユーロドルはストップを巻き込んで戻り売りが強
まっている。もともとユーロ自体には買い材料はなく、この日発表の10月のドイツ鉱
工業生産も予想外の大幅減少となり、ドイツ製造業の低迷を裏付ける数字となった。
 来週は12日の英総選挙や15日の対中追加関税の期限を巡る動きなど政治関連のイ
ベントリスクが多い中、ユーロはポンドやドルの動きに振り回される展開も想定され
る。12日にラガルド新ECB総裁のもとでの初のECB理事会が開催されるが、その
日は英総選挙の投開票日でもあり、理事会自体への反応は限定的になる可能性も留意さ
れる。
 ポンドドルは一時1.31ドルちょうど付近まで下落。ただ、ここ数日の急速な上げ
にしては、調整の動きは限定的で、ポンドドルは1.3140ドル近辺まで買い戻され
ている。対ユーロでは上昇。来週12日の英総選挙への期待感からポンドは底堅い推移
が続いている。目先は週末の世論調査に注目している模様。特に保守党のリードは変わ
らず、ポンドをさらに押し上げるとの見方も出ているようだ。
MINKABU PRESS