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NY外為市況=109円台回復

2019年12月13日(金)06時45分

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日本時間午前6時44分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  109.29 + 0.73 (+ 0.67%) 109.45 / 108.46
ユーロ・ドル 1.1129 - 0.0001 (- 0.01%) 1.1154 / 1.1103
ポンド・ドル 1.3154 - 0.0042 (- 0.32%) 1.3229 / 1.3051
ドル・スイス 0.9850 + 0.0017 (+ 0.17%) 0.9876 / 0.9809
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<きょうの材料>
ECB政策金利 21:45
結果 0.00%
予想 0.00% 前回 0.00%
【米国】
生産者物価指数(11月)22:30
結果 0.0%
予想 0.2% 前回 0.4%(前月比)
結果 -0.2%
予想 0.2% 前回 0.3%(コア・前月比)
結果 1.1%
予想 1.3% 前回 1.1%(前年比)
結果 1.3%
予想 1.7% 前回 1.6%(コア・前年比)
新規失業保険申請件数(12/01 - 12/07)22:30
結果 25.2万件
予想 21.4万件 前回 20.3万件(前週比)
トランプ大統領
・トランプ大統領が米中貿易合意を承認。
・12月15日の追加関税回避。
トランプ大統領
・中国との大きな取引に非常に近づいている。
・彼らはそれを望んでおり、私たちもそうだ。
米30年債入札結果
最高落札利回り 2.307%(WI:2.328%)
応札倍率    2.46倍(前回:2.23倍)
米国側の関税引き下げ案 3600億ドルの中国輸入品が対象
 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として、米国側の関税引き
下げ案は3600億ドルの中国輸入品が対象と伝えていたこともフォローとなっている
模様。3600億ドルの中国輸入品に対して、最大50%関税を引き下げる案を提示し
ているという。この提案は5日間で作成されたものだと伝えていた。
*ECB
・債券買い入れは利上げの直前まで継続。
・金利はインフレ目標に近づくまで現状もしくはそれ以下に。
*ECBスタッフ経済予測
・19年の成長見通しを1.1%から1.2%に引き上げ。
・20年の成長見通しを1.2%から1.1%に引き下げ。
・21年の成長見通しは1.4%に据え置き。
・22年の成長見通しは1.4%。
・19年のインフレ見通しは1.2%に据え置き。
・20年のインフレ見通しを1.0%から1.1%に引き上げ。
・21年のインフレ見通しを1.5%から1.4%に引き下げ。
・22年のインフレ見通しは1.6%。
*ラガルドECB総裁
・声明の内容を繰り返す。
・景気の安定化の兆候がいくつかある。
・必要であればあらゆる手段を使う用意。
・リスクは下方向に傾斜も、あまり深刻ではない。
・構造改革の内容をステップアップすべき。
・財政余地のある政府は行動を起こすべき。
・政府は長期的な潜在成長率を高める努力を。
・私の発言を拡大解釈しないように。
・戦略見直し作業は思慮深く行う。
・戦略見直し作業には時間をかけるが、長すぎないようにする。
・戦略見直し作業は1月のうちに開始する。
・戦略見直し作業には気候変動問題も含める。
・戦略見直しの枠組みについては、まだ合意に至っていない。
・戦略見直し作業は2020年末までに完了すること目標。
・ECBはマイナス金利の副作用を極めて強く認識。
・マイナス金利は機能している様子。
・副作用はECBの最大の関心事。
ライトハイザー氏、対中貿易で発表近い可能性を議員に話す
 米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、中国に対する米関税についての
発表が「差し迫っている」可能性があると述べた。ロイター通信がジョン・コーニン上
院議員(共和)による情報として報じた。
米政府、貿易交渉で中国と原則合意 トランプ大統領の承認待ち
 ブルームバーグが関係者の話として、米交渉担当者らは中国との間で第1段階となる
貿易合意の条件で一致し、トランプ大統領の承認を待つ段階に入ったと伝えている。貿
易交渉に関わる顧問らはワシントン時間12日午後2時半(日本時間13日午前4時
半)から、貿易合意について協議する予定になっている。関係者によれば、合意はこの
日の午後にも発表される可能性があるという。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
日銀短観(第4四半期)8:50
予想 3 前回 5(大企業製造業・業況判断)
予想 4 前回 2(大企業製造業・先行き)
予想 16 前回 21(大企業非製造業・業況判断)
予想 16 前回 15(大企業非製造業・先行き)
予想 6.0% 前回 6.6%(大企業全産業・設備投資)
【米国】
輸入物価指数(11月)22:30
予想 0.2% 前回 -0.5%(前月比)
予想 -1.2% 前回 -3.0%(前年比)
小売売上高(11月)22:30
予想 0.4% 前回 0.3%(前月比)
予想 0.3% 前回 0.2%(自動車除くコア・前月比)
英総選挙の結果判明
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 きょうのNY為替市場はドルの買い戻しが強まり、ドル円は109円台を回復。トラ
ンプ大統領の発言がきっかけとなったようだ。大統領は「中国との大きな取引に非常に
近づいている。彼らはそれを望んでおり、私たちもそうだ」と述べていた。
 また、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として、米国側の関
税引き下げ案は3600億ドルの中国輸入品が対象と伝えていたこともフォローとなっ
ている模様。3600億ドルの中国輸入品に対して、最大50%関税を引き下げる案を
提示しているという。この提案は5日間で作成されたものだと伝えていた。
 更に終盤に入って今度はブルームバーグが関係者の話として、米交渉担当者は中国と
原則合意しており、トランプ大統領の署名を待っていると報じたことで、堅調な動きが
続いている。
 米株式市場も買いが強まり、ダウ平均は一時300ドル超上昇し、米国債利回りも急
上昇する中、ドル円は上値を抑えていた200日線を突破し、109.45円近辺まで
上昇。目先は今月初めに付けた109.75円付近が意識されるが、まずは109円台
と200日線を維持できるか注目される。
 ユーロドルは伸び悩んだものの、一時1.1155ドル近辺まで上昇し、200日線
に顔合わせする場面が見られた。きょうはラガルドECB総裁のもとでの初のECB理
事会が開催されていたが、大方の予想通りに政策は据え置きとなった。ただ、その後の
ラガルドECB総裁の初の会見で、「底打ちの暫定的な兆しがある」との認識を示した
ことで、ユーロは買いが強まる場面が見られた。
 総裁の理事会のデビューに関して市場からは、「エレガントで信頼感があった」との
声も聞かれるなど上々の滑り出しとなったようだ。市場が注目していたECBの戦略検
証は1月のうちに開始すると表明した。気候変動問題も含め、2020年末までに完了
したいとも述べていた。
 ポンドドルは戻り売りが強まり、一時1.30ドル台半ばまで急落。英総選挙の投票
が始まっており、その行方をにらみながら、選挙結果前のロングポジションのヘッジと
思われる売りが断続的に入り、1.3050ドル近辺まで急落していた。しかし、終盤
に入って急速に買い戻されている。終盤に入ってヘッジの動きも一巡したものと思わ
れ、今度は一時1.3185近辺まで急速に買い戻される展開。英総選挙への思惑が錯
綜する中、きょうのポンドドルは値動きの荒い展開が見られた。
 基本的には選挙の結果待ちだが、シナリオは3つある。直近の世論調査から可能性の
高い順番に、1)与党・保守党が過半数を獲得し、秩序あるEU離脱が実現。2)与
党・保守党は勝利はするものの過半数を獲得できずに少数与党になり、議会は混迷し、
合意なき離脱の可能性も。3)野党・労働党が勝利し、2回目の国民投票実施などがあ
る。
 1と3はポンドにとってはポジティブとの見方も多く、2であれば、ポンドは3%急
落するとの予想も出ている。いずれにしろ、大勢の判明は日本時間の昼以降になるもの
と思われるが、明日の東京市場は開票速報に釘付けになりそうだ。
MINKABU PRESS