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NY外国為替後半=ドル買い戻しもドル円は膠着

2020年07月08日(水)05時16分

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日本時間午前5時13分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.54 + 0.19 (+ 0.18%) 107.79 / 107.25
ユーロ・ドル 1.1271 - 0.0038 (- 0.34%) 1.1333 / 1.1259
ポンド・ドル 1.2541 + 0.0049 (+ 0.39%) 1.2592 / 1.2463
ドル・スイス 0.9426 + 0.0004 (+ 0.04%) 0.9453 / 0.9409
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 日本時間午前5時13分現在のドル円は1ドル=107.54円。NY時間の終盤に
入って米株の戻り売りが加速する中でドル買いの動きが見られている。対欧州通貨や資
源国通貨でドルは買い戻しが強まっている。ただ、ドル円は107円台半ばでの膠着相
場に変化はない。きょうのNY為替市場、ドル円はNY時間にかけて107円台半ばに
伸び悩んだ。ロンドン時間には株式市場が利益確定売りに押されたこともあり、リスク
回避のドル買いからドル円も107円台後半に上昇する場面も見られていた。
 米国での感染第2波への警戒感が強まっていると同時に、きょうは豪州のメルボルン
で6週間の都市封鎖を実施すると発表した。ただ、市場はいまのところ、以前のような
全面的な都市封鎖まではないと楽観的に見ている。景気回復への期待と感染第2波への
懸念の間で日替わり相場になっている印象だが、きょうは楽観的な見方が一服してい
る。米雇用統計やISM指数など直近発表になっている経済指標は予想を上回る内容が
多く、回復への兆しを示している。一方で感染第2波への警戒感が強まりつつある中、
好調な経済指標が持続できるのかといった疑問も同時に台頭しているようだ。
 ドル円は相変わらず膠着相場となっているが、ドルと円が材料に対して同方向に動い
ていることから膠着してる半面、感染第2波と景気回復の行方を見極めたい部分もある
のかもしれない。
 ユーロドルはNY時間に入って買い戻しの動きが見られ、一時1.13ドル台まで戻
していたが、終盤になって戻り売りに押されている。この日はドイツの5月の鉱工業生
産が発表され、前月比7.8%増と前月の大幅減からは急回復していたものの予想は下
回った。ただ、一部からは経済活動は全般的に予想を上回るペースで回復しているとの
指摘も聞かれる。前日はフランスでも同様の見方が伝わっていたが、ドイツは、製造業
の生産拡大を上回るペースで店舗には客足が戻っているという。
 5月のドイツ製造業受注は2月と比較すると依然として17%程度落ち込んでいるも
のの、小売売上高は4%近く増加した。ただ、通常の水準に戻すまでには、もうしばら
く時間がかかりそうだが、回復の兆しはしっかりと見られるという。
 ポンドドルも序盤は1.25ドル台後半まで上昇する場面も見られたが、1.25ド
ル台半ばに伸び悩んでいる。貿易交渉が再開しており、責任者のフロスト英首席交渉官
とバルニエEU首席交渉官が非公式で夕食会を開催すると伝わったことや、明日のス
ナック英財務相の景気刺激策の演説を前に前半はショートカバーが強まった。
MINKABU PRESS