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NY外為市況=リスク回避もドル円は膠着続く

2020年07月08日(水)05時53分

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日本時間午前5時43分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.54 + 0.19 (+ 0.18%) 107.79 / 107.25
ユーロ・ドル 1.1275 - 0.0034 (- 0.30%) 1.1333 / 1.1259
ポンド・ドル 1.2542 + 0.0050 (+ 0.40%) 1.2592 / 1.2463
ドル・スイス 0.9423 + 0.0001 (+ 0.01%) 0.9453 / 0.9409
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<きょうの材料>
5月の米求人件数は539.7万件に増加
 米労働省が発表した5月の米求人件数は539.7万件に増加した。予想は450万
件だった。前回は499.6万件に下方修正された。
米3年債入札結果
最高落札利回り 0.190%(WI:0.189%)
応札倍率    2.44倍(前回2.55倍)
クラリダFRB副議長
・5月、6月には経済が回復し始めた兆候が見られた。
・経済の道筋はウイルス感染の道筋次第。
・景気の2番底はFRBの基本見通しではない。
・必要なら追加策は可能でもあり、行う。
・フォワードガイダンスの追加は利用できる手段の中にある。
メスター・クリーブランド連銀総裁
・ウイルス再感染は人々をより慎重にする。
・パンデミック前の水準に戻すには時間がかかる。
・しばらくは緩和策が必要。
・ウイルスがこのすべての決定要因。
デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
・メイン・ストリートがニーズ通りに効果的かに焦点。
・メイン・ストリートが更に必要かは不明。
バーキン・リッチモンド連銀総裁
・バランスシート拡大がインフレを引き起こすとは懸念していない。
・この状況下で強力な力がインフレと闘っている。
5月の米求人件数は539.7万件に増加
 米労働省が発表した5月の米求人件数は539.7万件に増加した。予想は450万
件だった。前回は499.6万件に下方修正された。
フロリダ州の感染者は3.6%増
 フロリダ州が発表した感染者数は3.6%増となり、過去7日平均の5%増を下回っ
た。
NY州の感染者は0.1%増
 NY州が発表した感染者数は0.1%増となり、過去7日平均の0.2%増を下回っ
ている。
アリゾナ州の感染者は3.6%増
 アリゾナ州が発表した感染者数は3.6%増となり、過去7日平均の4.5%増を下
回っている。
レイFBI長官
・ハドソン研究所で講演。
・中国が大量の米データを窃盗した。
・米国の新型ウイルス研究を危うくしようとしている。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
国際収支(5月)8:50
予想 -6390億円 前回 -9665億円(貿易収支)
予想 10836億円 前回 2627億円(経常収支)
予想 7168億円 前回 2524億円(経常収支・季調済)
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 きょうのNY為替市場、終盤に入って米株の戻り売りが加速したことでドル買い戻し
の動きが優勢となった。前半はリスク選好の雰囲気は一服していたもののドル売りが優
勢となっていた。ただ、ドル円は107円台での膠着相場に変化はない。
 米国での感染第2波への警戒感が強まっていると同時に、きょうは豪州のメルボルン
で6週間の都市封鎖を実施すると発表。ただ、市場はいまのところ、以前のような全面
的な都市封鎖まではないと楽観的に見ている。景気回復への期待と感染第2波への懸念
の間で日替わり相場になっている印象だが、きょうは楽観的な見方は一服。米雇用統計
やISM指数など直近発表になっている経済指標は予想を上回る内容が多く、回復への
兆しを示している。一方で感染第2波への警戒感が強まりつつある中、好調な経済指標
が持続できるのかといった疑問も同時に台頭しているようだ。
 ドル円は相変わらず膠着相場が続いているが、ドルと円が材料に対して同方向に動い
ていることから膠着してる半面、感染第2波と景気回復の行方を見極めたい部分もある
のかもしれない。
 ユーロドルは序盤に1.13ドル台まで戻していたが、終盤になって戻り売りに押さ
れている。この日はドイツの5月の鉱工業生産が発表され、前月比7.8%増と前月の
大幅減からは急回復していたものの予想は下回った。ただ、一部からは経済活動は全般
的に予想を上回るペースで回復しているとの指摘も聞かれる。前日はフランスでも同様
の見方が伝わっていたが、ドイツは、製造業の生産拡大を上回るペースで店舗には客足
が戻っているという。
 5月のドイツ製造業受注は2月と比較すると依然として17%程度落ち込んでいるも
のの、小売売上高は4%近く増加した。ただ、通常の水準に戻すまでには、もうしばら
く時間がかかりそうだが、回復の兆しはしっかりと見られるという。
 ポンドドルも序盤は1.25ドル台後半まで上昇する場面も見られたが、1.25ド
ル台半ばに伸び悩んだ。貿易交渉が再開しており、責任者のフロスト英首席交渉官とバ
ルニエEU首席交渉官が非公式で夕食会を開催すると伝わったことや、明日のスナック
英財務相の景気刺激策の演説を前に前半はショートカバーが強まっていた。
MINKABU PRESS