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NY外為市況=ドル円は106円台に下落

2020年07月11日(土)05時35分

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日本時間午前5時31分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  106.94 - 0.26 (- 0.24%) 107.26 / 106.65
ユーロ・ドル 1.1299 + 0.0014 (+ 0.12%) 1.1325 / 1.1255
ポンド・ドル 1.2625 + 0.0019 (+ 0.15%) 1.2664 / 1.2567
ドル・スイス 0.9412 + 0.0011 (+ 0.12%) 0.9431 / 0.9385
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<きょうの材料>
【米国】
生産者物価指数(6月)21:30
結果 -0.2%
予想 0.4% 前回 0.4%(前月比)
結果 -0.3%
予想 0.1% 前回 -0.1%(コア・前月比)
結果 -0.8%
予想 -0.2% 前回 -0.8%(前年比)
結果 0.1%
予想 0.4% 前回 0.3%(コア・前年比)
【カナダ】
雇用増加数(6月)21:30
結果 95.29万人
予想 70.00万人 前回 28.96万人
失業率(6月)21:30
結果 12.3%
予想 12.1% 前回 13.7%
トランプ大統領
・第2段階の米中貿易合意は、現時点では可能性低い。
フロリダ州の感染者は4.9%増
 フロリダ州が発表した感染者数は4.9%増となり、過去7日平均の4.7%増を上
回った。
NY州の感染者は0.2%増
 NY州が発表した感染者数は0.2%増となり、過去7日平均の0.2%増と一致。
カリフォルニア州の感染者は2.6%増
 カリフォルニア州が発表した感染者数は2.6%増となり、過去7日平均の2.6%
増と一致した。
クロアチアとブルガリアがERMー2に参加
 クロアチアとブルガリアがユーロ加盟に向けた前段階であるERMー2に参加した。
ERMー2はEU加盟国のうち、ユーロ非参加国の通貨とユーロ間の相場を安定させる
ための仕組み。ECBはきょう、両国通貨とユーロとの中心交換レートを発表し、ブル
ガリアは1ユーロ=1.95583レヴァ、クロアチアは1ユーロ=7.53450ク
マとした。ユーロ加盟にはERMー2に2年間以上加盟し、自国通貨の変動幅を上下1
5%以内に抑えること、そして、為替相場の切り下げをしないことなどが求められる。
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<月曜日の材料と事前予想>
主な経済指標の発表はなし
ベイリー英中銀総裁がオンライン講演
NY連銀総裁がオンライン講演
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 きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となり、ドル円は106円台に下落した。経
済再開への期待と感染第2波への懸念の綱引きの状態の中、フロリダ州、テキサス州、
カリフォルニア州でのウイルス感染による死亡者数が過去最多になっており、次第に警
戒感が高まって来ているようだ。終盤には米株の上げが加速したことから、ドル円も買
い戻しが見られたものの、107円台には戻せていない。
 これまで楽観視していた投資家も一旦状況を見極めたい雰囲気になっているのかもし
れない。そのような中で、これまで107円台での膠着相場を演じていたドル円は10
6円台に値を落としている。第2波による先行きへの影響は懸念されるものの、米株式
市場は相変わらず底堅い推移を続けており、それがリスク選好のドル売りを呼び込んで
いる模様。ただ、そのドル売りを上回るだけの円売りは見られず、ドル円は軟調な展開
となっているようだ。
 下値では日本の機関投資家などの買いも期待できそうだが、いまのところは全体的な
ドル売りの流れに押されている。107円の水準をあっさり割り込んだことで、ロング
勢も様子見姿勢となっているのかもしれない。
 きょうの動きが本格的な下値模索になるか、気掛かりな展開となりつつあるが、10
6.70円が1つのポイントと見られているようだ。きょうはその水準を一時割り込む
動きを見せたものの直ぐに反転している。106.70円をブレイクするようであれ
ば、5月、6月にサポートされた106円ちょうどの水準を視野に入れそうだ。
 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、1.13ドル台を再び回復。本日の21日線が
1.1260ドル近辺に来ているが、その水準がサポートされた格好となっており、依
然として上向きのトレンドにはある。前日高値の1.1370ドルと6月高値の1.1
4ドル台前半が目先の上値メドとして意識される。
 来週はEU首脳会談が予定されており、欧州委員会から提案されている復興基金につ
いて協議されるものと見られる。一部の加盟国からは不満も出ており、それに伴って妥
協案も出ているようだが、今回の会談では、合意は形成されないと見られているよう
だ。ただ、今回の協議で合意できなくても、7月後半または9月後半までには合意でき
ると見ているようで、ユーロのネガティブな反応はさほどないとの見方も出ている。来
週のEU首脳会談は17日、18日に予定。
 ポンドドルも買い戻しが優勢となり、1.26ドル台を回復。一時1.2660ドル
付近まで上昇する場面もみられた。1.2670ドル付近が目先の上値抵抗となってい
るようで、その上には200日線が1.27ドルちょうど付近に来ている。
 経済再開により英経済も先行きの見通しに期待感も出始めており、ポンドも対ドルで
買い戻しが膨らんでいるが、ユーロや豪ドルなど他の通貨に比べれば出遅れ感は否めな
い。200日線を例に取れば、G10通貨の中で、対ドルで200日線を回復できてい
ないのは、ポンドとカナダドルだけとなっている。やはり、EUとの貿易交渉がポンド
買いの障害となっているようで、今月から集中協議が始まっているが、現段階では進展
は見られていないようだ。
MINKABU PRESS