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修正:NY外国為替前半=ドル売りが再び強まる

2020年08月07日(金)02時08分

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日本時間午前2時7分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  105.43 - 0.17 (- 0.16%) 105.70 / 105.30
ユーロ・ドル 1.1881 + 0.0018 (+ 0.15%) 1.1916 / 1.1818
ポンド・ドル 1.3163 + 0.0049 (+ 0.37%) 1.3186 / 1.3112
ドル・スイス 0.9102 + 0.0017 (+ 0.19%) 0.9129 / 0.9066
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 日本時間午前2時7分現在のドル円は1ドル=105.43円。きょうのNY為替市
場、序盤はドル売りが一服していた。特にドル買い戻しの材料も見当たらないが、明日
の米雇用統計や追加経済対策を巡ってのホワイトハウスと民主党の行方を見守りたい雰
囲気も出ているようだ。
 この日は米新規失業保険申請件数が発表され、3週間ぶりに件数は減少していた。予
想も下回っている。感染第2波が拡大する中で再び企業が人員を絞っており、申請件数
も増加が続いていた。明日は米雇用統計が発表になるが、失業率の低下が見込まれてい
る。ただ、感染第2波で若干上昇してもおかしくはないとの声も出ている状況。前日に
トランプ大統領が「大きな数字が出てくる」との期待感を示す発言をしていたが、いず
れにしろ、結果を見極めたい雰囲気もあるようだ。
 米追加経済対策については、失業給付の上乗せ措置が既に期限切れとなる中、協議は
難航しており、きょうも夕方からホワイトハウスと民主党が協議を行うようだ。お互い
譲歩せずに協議は難航しているものの、市場は比較的落ち着いた対応を見せており、こ
ちらも行方を見守っているといった状況。
 ただ、中盤にドル売りが再び強まっている。トランプ大統領が給与税減税と立ち退き
猶予で大統領令の発令を計画していると表明した。大統領令には、失業保険給付と学資
ローンも含まれ、金曜日か土曜日にも署名する意向だという。
 ドル円は105.30円付近まで下落する場面もみられたが、全般的には105円台
半ばでの上下動に終始。ドル円は先週末に104円台から急速に買い戻しが強まり、1
06円台を回復する場面もみられた。ただ、今週に入ってからの動きを見た限りでは、
それ以上の上げは続かず、上値は依然として重い印象だ。明日の米雇用統計や米追加経
済対策を受けて、再びドル売りが強まり、下値模索が強まる可能性は警戒される。
 ユーロドルは序盤は利益確定売りが優勢となり、1.1820ドル近辺まで下落する
場面もみられたが、トランプ発言で買い戻しが膨らみ、1.18ドル台後半に戻す展開
となっている。きょうの英中銀金融政策委員会(MPC)を受けてポンドに買いが強ま
り、ユーロも連れ高する形で、ユーロドルは1.19ドル台に上昇する場面も見られて
いた。ただ、1.19ドル台に入ると上値抵抗も強いようだ。
 ドル安基調の中で1.19ドル台前半の上値抵抗を突破できれば、重要な節目である
1.20ドルを目指す動きも期待される。しかし、このところのユーロ高・ドル安に沈
黙を保っているECBも1.20ドルを超えるようだと黙っていないとの声も聞かれ、
パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡大を示唆してくるとの声も聞かれ
る。ECBスタッフが次の経済見通しを作成する段階でユーロ高を看過することはない
という。
MINKABU PRESS