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NY外国為替前半=ドル買い戻される

2020年08月08日(土)02時17分

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日本時間午前2時16分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  105.97 + 0.42 (+ 0.40%) 106.05 / 105.48
ユーロ・ドル 1.1772 - 0.0105 (- 0.88%) 1.1883 / 1.1755
ポンド・ドル 1.3039 - 0.0104 (- 0.79%) 1.3154 / 1.3010
ドル・スイス 0.9140 + 0.0042 (+ 0.46%) 0.9158 / 0.9091
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 日本時間午前2時16分現在のドル円は1ドル=105.97円。きょうのNY為替
市場はドル買いが優勢となり、ドル円も買い戻しが出ている。一時106円台に上昇す
る場面もみられた。この日は米雇用統計が発表になったが、非農業部門雇用者数(NF
P)は176.3万人増と予想を上回った。失業率も10.2%に低下している。労働
市場の改善を示す内容ではあったが、改善のペースが鈍化したことに懸念も示されてい
る。米労働市場の回復基調を示唆したというよりも、7月は弱さを見せなかった程度と
の指摘も出ていた。
 トランプ大統領がきのう、国家安全保障上のリスクを理由に、TikTokを運営す
るバイトダンスと、WeChatを運営するテンセントとの取引を禁じる大統領令に署
名したことで、米中対立への懸念が強まっている。また、米追加経済対策は依然として
協議が難航しており、失業給付の上乗せで意見の隔たりが大きいようだ。
 米株や原油も上げが一服する中で、為替市場ではリスク回避的なドル買い戻しが入っ
ているのかもしれない。ドル安に過熱感も出ており、夏休みシーズンに入る中での米雇
用統計の通過で、ひとまずポジション調整が出ているものと思われる。ドル円について
は106円台に一時上昇したが、ドル安期待は根強く、上値での売り推奨の声も聞かれ
る。
 ユーロドルは戻り売りが優勢。米雇用統計の発表直後は買い戻しも見られていたが、
直ぐに上値を抑えられたことで、逆に戻り売りを強めているようだ。1.18ドルちょ
うど付近の買いも吸収し、1.1760ドル近辺まで下げ幅を拡大した。
 先月からの急上昇でユーロドルはすでに過熱気味になっており、週足ベースでは先週
までで6週間連続での陽線だった。過熱感を測るRSIも一時80台まで上昇するな
ど、かなり過熱感も出ている中、ここにきて買い疲れも出ているのかもしれない。も
し、しばらく調整が続くとすれば、21日線の水準までの下落も想定される。その場
合、1.16ドル台への下落の可能性もありそうだ。本日の21日線は1.1620ド
ル付近に来ている。ただ、米経済の回復に不透明感が出ていることや、米大統領選も混
沌とする中で、ドルを強気で見ている向きは少なくなっており、ユーロドルの下値は買
いの好機との見方も根強い。
MINKABU PRESS