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NY外為市況=ドル買い戻しで一時106円台

2020年08月08日(土)05時49分

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日本時間午前5時44分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  105.96 + 0.41 (+ 0.39%) 106.05 / 105.48
ユーロ・ドル 1.1786 - 0.0091 (- 0.77%) 1.1883 / 1.1755
ポンド・ドル 1.3055 - 0.0088 (- 0.67%) 1.3154 / 1.3010
ドル・スイス 0.9128 + 0.0030 (+ 0.33%) 0.9158 / 0.9091
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<きょうの材料>
※経済指標
【カナダ】
雇用増加数(7月)21:30
結果 41.85万人
予想 38.00万人 前回 95.29万人
失業率
結果 10.9%
予想 11.0% 前回 12.3%
Ivey購買担当者景況感指数(7月)23:00
結果 68.5
予想 N/A 前回 58.2
【米国】
非農業部門雇用者数(7月)21:30
結果 176.3万人
予想 148.0万人 前回 479.1万人(480.0万人から修正)
失業率
結果 10.2%
予想 10.6% 前回 11.1%
民間部門雇用者数
結果 146.2万人
予想 117.6万人 前回 473.7万人(476.7万人から修正)
製造業雇用者数
結果 2.6万人
予想 26.1万人 前回 35.7万人(35.6万人から修正)
平均時給
結果 0.2%
予想 -0.5% 前回 -1.3%(-1.2%から修正)(前月比)
結果 4.8%
予想 4.2% 前回 4.9%(5.0%から修正)(前年比)
週平均労働時間
結果 34.5
予想 34.4 前回 34.6(34.5から修正)
労働参加率
結果 61.4%
予想 61.8% 前回 61.5%
卸売在庫(確報値)(6月)23:00
結果 -1.4%
予想 -2.0% 前回 -2.0%(前月比)
ムニューシン米財務長官
・トランプ大統領に景気対策での大統領令発令を提言する。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
・米景気対策交渉、あまり進展していないもよう。
・合意なしの場合、トランプ大統領が慎重に大統領権限を検討。
・大統領は給与税減税の大統領令を出すと思う。
・米雇用統計は良好な内容だった。
・これは自律回復を示唆している。
カリフォルニア州
 カリフォルニア州が発表した新型ウイルス感染の入院者数は208人減って7277
人となった。ただ、同州の死亡者数は全米で3番目となる1万人超えとなった。
米国、香港の林鄭月娥行政長官に制裁科す見通し
 ブルームバーグが関係者の話として、トランプ政権は複数の中国および香港の当局者
を対象に制裁を科す方向で、対象には香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官も含
まれると伝えている。制裁は政治的弾圧が理由で、7日にも発表される可能性があると
いう。
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<月曜日の材料と事前予想>
【中国】
消費者物価指数(7月)10:30
予想 2.6% 前回 2.5%(前年比)
生産者物価指数(7月)10:30
予想 -2.5% 前回 -3.0%(前年比)
【カナダ】
住宅着工件数(7月)21:15
予想 20.06万件 前回 21.17万件
東京市場は「山の日の祝日」で休場
米求人件数(6月)
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 きょうのNY為替市場はドル買い戻しが優勢となり、ドル円も買い戻しが優勢となっ
た。一時106円台に上昇する場面もみられている。この日は米雇用統計が発表になっ
たが、非農業部門雇用者数(NFP)は176.3万人増と予想を上回った。失業率も
10.2%に低下した。労働市場の改善を示す内容ではあったが、改善のペースが鈍化
したことに懸念も示されている。米労働市場の回復基調を示唆したというよりも、「7
月は弱さを見せなかった程度」との指摘も出ていた。
 トランプ大統領がきのう、国家安全保障上のリスクを理由に、TikTokを運営す
るバイトダンスと、WeChatを運営するテンセントとの取引を禁じる大統領令に署
名したことで、米中対立への懸念が強まっている。また、米追加経済対策は依然として
協議が難航しており、失業給付の上乗せで意見の隔たりが大きいようだ。
 為替市場では、このところのドル安に過熱感も出ており、夏休みシーズンの中での米
雇用統計の通過ということもあり、ひとまず、ドルショートのポジション調整が出てい
たものと思われる。ドル円については106円台に一時上昇したが、ドル安期待は根強
く、上値での売り推奨の声も聞かれる。
 ユーロドルは戻り売りが優勢。米雇用統計の発表直後は買いも見られていたが、直ぐ
に上値を抑えられたことで、逆に戻り売りを強めたようだ。1.18ドルちょうど付近
の買いも吸収し、一時1.1760ドル近辺まで下げ幅を拡大。
 先月からの急上昇でユーロドルはすでに過熱気味になっており、週足ベースでは先週
までで6週間連続での陽線だった。過熱感を測るRSIも一時80台まで上昇するな
ど、かなり過熱感も出ている。ここにきて買い疲れも出ているのかもしれない。もし、
しばらく調整が続くとすれば、21日線までの下落も想定される。その場合、1.16
ドル台への下落の可能性もありそうだ。本日の21日線は1.1620ドル付近に来て
いた。ただ、米経済の回復に不透明感が出ていることや、米大統領選も混沌とする中
で、ドルを強気で見ている向きは少なく、ユーロドルの下値は買いの好機との見方も根
強い。
 ポンドドルもきょうは利益確定売りに押され1.30ドル台前半まで一時下落。た
だ、1.30ドル台は維持され、1.30ドル台半ばまで戻す展開となった。
 来週は4−6月期の英GDPが発表され、歴代最悪の前期比20.5%のマイナス成
長が見込まれている。第1四半期は2.2%のマイナス成長だったことから、2四半期
連続でのマイナス成長となる。予想通りであれば、スペインの18.5%を超え、欧州
ではパンデミックの影響を最も深刻に受けた国の1つとなりそうだ。前日は英中銀金融
政策委員会(MPC)後にベイリー英中銀総裁がマイナス金利に否定的なコメントを述
べていたが、市場ではなお、その期待が根強く、EUとの貿易交渉を含めた今後の情勢
の進展次第では、マイナス金利への期待が早々に復活する可能性は高いとみる向きも少
なくない。
MINKABU PRESS