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NY外国為替後半=104円台後半での推移続く

2020年10月23日(金)05時03分

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日本時間午前5時1分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  104.92 + 0.33 (+ 0.32%) 104.92 / 104.48
ユーロ・ドル 1.1818 - 0.0043 (- 0.36%) 1.1867 / 1.1812
ポンド・ドル 1.3076 - 0.0073 (- 0.56%) 1.3153 / 1.3071
ドル・スイス 0.9076 + 0.0021 (+ 0.23%) 0.9080 / 0.9043
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 日本時間午前5時1分現在のドル円は1ドル=104.92円。NY時間の終盤に
入ってドル円は104円台後半での推移が続いている。きょうのNY為替市場、ドル円
は買い戻しが優勢となり、104円台後半まで戻している。ドル買い戻しが見られる中
で、ドル円も追随している状況。ただ、ドルを買い戻す特段の材料は見られていない。
前日の下げが急だったことから値ごろ感の買い戻しとみられる。米追加経済対策の協議
が続いているが、市場は合意への期待感が高まっている。
 ペロシ米下院議長の発言が伝わっていたが、「追加経済対策の合意が、すぐそこにあ
る。今週は協議に進展が見られている」と述べていた。米大統領選前に米追加経済対策
が合意できれば、ポジティブ・サプライズとなりそうだが、その場合でも為替市場のシ
ナリオはドル安で、ドル円の上値は抑えられる。きょうはドル円も買戻されているもの
の、ブレイクした105円は抵抗感が強まっているようだ。
 前日のドル円は104.35円付近まで下落したが、目先は9月安値の104円ちょ
うどが下値サポートとして意識される。テクニカル勢からは、その水準をブレイクすれ
ば、底割れとなり、トラップドア効果から、102円台まで一気に下落するリスクもあ
るとの声も聞かれる。しかし、短期筋の急速なショート・ポジションの積み上がりも想
定され、ショートカバーのきっかけになるとの見方もあるようだ。
 ユーロドルは1.18ドル台前半に伸び悩む展開。前日は1.1880ドル近辺まで
急上昇し、21日線を上放れる展開が続いている。大きな節目として意識されている
1.20ドルを再び試しそうな気配を見せているが、EUでは感染第2波の拡大が続い
ており、景気の先行き不安から、インフレ期待も後退しており、市場ではECBの追加
緩和期待が高まっている。
 ファンダメンタルズ的にはユーロを買う材料はない。それを反映してか、ヘッジファ
ンドはユーロのロングポジションを減らす動きが見られている。先週末に公表になった
CFTC建玉報告によると、レバレッジ・ファンドのユーロの買い越しが大幅に縮小し
ており、10月13日時点で6892枚と、この2カ月で最も低い水準まで縮小させて
いた。ただ、目先はドル安の潮目に変化があるとも思われず、ユーロドルは1.20ド
ルに向かって堅調に推移するものとみられている。
 ポンドドルも上げが一服しており、1.30ドル台に値を落としている。英国とEU
との貿易交渉が再開しており、合意への期待も根強くあり、ポンドは、しばらく上値追
いの展開が続くとの見方も多い。
 しかし、感染拡大が英国の経済と財政に与える影響により、貿易交渉の合意ありの離
脱になったとしても、ポンドの上値は限定になるとの指摘も出ている。一方、英国とE
Uはきょう、ロンドンで貿易交渉を再開しており、双方が交渉の最終段階に入るのに十
分な進展見せれば、短期的にはポンドは上昇するとも述べている。
MINKABU PRESS