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NY外為市況=103円台後半で上下動

2020年11月21日(土)06時49分

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日本時間午前6時44分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  103.82 + 0.08 (+ 0.08%) 103.91 / 103.70
ユーロ・ドル 1.1862 - 0.0013 (- 0.11%) 1.1891 / 1.1850
ポンド・ドル 1.3287 + 0.0026 (+ 0.20%) 1.3297 / 1.3247
ドル・スイス 0.9109 - 0.0001 (- 0.01%) 0.9123 / 0.9092
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<きょうの材料>
【カナダ】
小売売上高(9月)22:30
結果 1.1%
予想 0.2% 前回 0.5%(0.4%から修正)(前月比)
結果 1.0%
予想 0.0% 前回 0.5%(コア・前月比)
ムニューシン米財務長官
・米財務省とFRBは緊急融資プログラムで緊密に取り組んだ。
・自身はCARES法の意志に従っている。
・中小企業への給与補償プログラム(PPP)に資金を利用したい。
・余力は十分に残っている。
・市場は心配する必要なし。
・自身とメドウ首席補佐官は追加対策についてマコネル共和上院院内総務と協議。
ファイザー
・ファイザーがFDAに緊急使用許可を申請。
アザー米厚生長官
・ファイザーのワクチンは数週間以内に承認される可能性。
カプラン・ダラス連銀総裁
・感染拡大で成長は小幅に留まる。
・第4四半期と来年初めの成長は厳しい。
・6カ月後の2021年の成長は非常に良いものになるだろう。
エバンス・シカゴ連銀総裁
・FRBの緊急融資プログラムは非常に有効。
・感染拡大が経済リスク。
・金融緩和を強化する計画は存在する。
・資産購入の規模および役割について検討。
・債券購入の期間延長、増額が政策手段に。
ペロシ米下院議長(民主党)
・マコネル米上院共和院内総務の追加経済対策の協議停止は終了の必要。
・超党派の合意になお楽観的。
・中小企業は支援が必要。
・ワクチン配布にはリソースが必要。
ジョージア州、バイデン氏の勝利を認定へ
 米大統領選の再集計を実施していたジョージア州はきょう、州務長官がバイデン氏の
勝利を正式に認定へ。
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<月曜日の材料と事前予想>
【NZ】
小売売上高(第3四半期)6:45
予想 20.0% 前回 -14.6%(前期比)
【ユーロ圏】
ドイツ製造業PMI・速報値(11月)17:30
予想 57.3 前回 58.2
ドイツ非製造業PMI・速報値(11月)17:30
予想 47.5 前回 49.5
ユーロ圏製造業PMI・速報値(11月)18:00
予想 54.2 前回 54.8
ユーロ圏非製造業PMI・速報値(11月)18:00
予想 44.1 前回 46.9
【英国】
CIPS製造業PMI・速報値(11月)18:30
予想 51.6 前回 53.7
CIPS非製造業PMI・速報値(11月)18:30
予想 46.0 前回 51.4
東京市場は勤労感謝の日
シカゴ連銀総裁が講演
サンフランシスコ連銀総裁が講演
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 きょうのNY為替市場はドル安が一服する中でドル円は103円台後半での上下動が
続いている。ただ、下げは一服しているものの、104円台回復を試す動きまでは見ら
れていない。世界各国で感染拡大が加速する中で景気回復への期待は後退している。
 ファイザーがFDAに緊急使用許可(EUA)を申請するなど、ワクチン開発につい
てはポジティブな雰囲気が強まっている。しかし、市場の反応は冷静だ。12月後半に
も接種開始とも見られているが、全体に普及するまでには時間がかかるとの見方も強
い。
 米大手銀が来年の見通しを発表してきているが、下方修正が相次いでいる。年前半は
感染拡大が影響し、成長は抑制されると見ているようだ。FRBの低金利政策はコミッ
ト通りに長期化するとの見方が根強く、ドル安の流れは続くと見ている向きは依然とし
て多い。
 ドル円は今月安値が103円台前半に来ているが、その水準をブレイクするようであ
れば、102円を試す可能性もありそうな雰囲気だ。
 なお、東京時間にFRBの緊急融資プログラムの延長の是非を巡りムニューシン米財
務長官とFRBの意見相違が伝わっていた。長官は4つのプログラムの90日間延長を
目指す一方で、他のプログラムは予定通り12月31日で失効させ、議会が中小企業の
給与補償プログラム(PPP)など他の目的で支出できるよう、財務省への4550億
ドルを返還するようFRBに要請した。FRBはこれに反論し、プログラムは極めて重
要な役割を果たしていると主張。
 米財務省とFRBが表立って対立するのは珍しく、市場も反応していたようだが、朝
方にムニューシン長官の発言が伝わり、「自身はCARES法の意志に従っており、F
RBの余力は十分に残っているので、中小企業への給与補償プログラム(PPP)に利
用したい」と述べ、自身の考えを擁護した。
 ユーロドルは戻り売りが優勢となり、1.18ドル台半ばに伸び悩んでいる。FRB
の低金利長期化期待からドル安の見方が根強い中でユーロドルは底堅い展開が見られて
いるものの、1.19ドル台には慎重さも見られており、上値が重くなっている印象。
12月のECB理事会で追加緩和が確実視される中で様子見気分も広がって来ているよ
うだ。
 きのうはEU首脳がテレビ会議を行っていたが、議題の中心は1.8兆ユーロのEU
予算と復興基金に集中していたようだ。結局、ポーランドとハンガリーの反発が強く最
終合意には至らず、来年1月の稼働への遅れも警戒されている。ただ、市場は楽観的に
見ているようで、ユーロのネガティブな反応はない。
 EUは復興基金の資金分配に法の支配を条件に入れており、それに反発している。ハ
ンガリーはウイルス感染抑制のために非常事態宣言を無期限に延長し、この間、政府に
対して政令による新たな立法と既存の法律の停止を認めている。更に、対策を妨害して
いる者、および偽りの情報を拡散している者には刑罰を課すことも可能となった。法の
支配が尊重されているとは言い難いが、感染抑制にはやむを得ないとしている。
 ポンドは力強さを堅持しており、1.32ドル台後半での推移。ポンドの上下動が一
時見られた。英国とEUの貿易交渉は来週の合意に向けて楽観的と伝わり、双方は今後
数日中に協定を結ぶ可能性があるという。ただ、そのためには英政府、そして、程度は
小さいがEU政府も大きな政治的決断を下す必要があり、それがないと交渉は決裂する
可能性があるいう。
 市場では来週にも合意との楽観的な見方が広がっている。そのことがポンド買いを強
めているが、合意成立ならポンドドルはクリスマスまでに1.40ドルまで到達すると
の強気な見方も出ているようだ。逆に決裂なら1.20ドルまでの下げも警戒されると
している。
MINKABU PRESS