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NY外為市況=104円台回復

2020年12月05日(土)06時44分

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日本時間午前6時39分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  104.20 + 0.36 (+ 0.35%) 104.24 / 103.74
ユーロ・ドル 1.2115 - 0.0029 (- 0.24%) 1.2178 / 1.2113
ポンド・ドル 1.3427 - 0.0023 (- 0.17%) 1.3539 / 1.3412
ドル・スイス 0.8921 + 0.0008 (+ 0.09%) 0.8922 / 0.8886
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<きょうの材料>
※経済指標
【カナダ】
雇用増加数(11月)22:30
結果 6.21万人
予想 2.0万人 前回 8.36万人
失業率(11月)22:30
結果 8.5%
予想 9.0% 前回 8.9%
国際商品貿易(10月)22:30
結果 -37.6億カナダドル
予想 -31.0億カナダドル 前回 -38.2億カナダドル(-32.5億カナダドルから修正)
【米国】
非農業部門雇用者数(11月)22:30
結果 24.5万人
予想 46.0万人 前回 61.0万人(63.8万人から修正)
失業率(11月)22:30
結果 6.7%
予想 6.7% 前回 6.9%
平均時給(11月)22:30
結果 0.3%
予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)
結果 4.4%
予想 4.2% 前回 4.4%(4.5%から修正)(前年比)
民間部門雇用者数(11月)22:30
結果 34.4万人
予想 54.0万人 前回 87.7万人(90.6万人から修正)
製造業雇用者数(11月)22:30
結果 2.7万人
予想 4.0万人 前回 3.3万人(3.8万人から修正)
週平均労働時間(11月)22:30
結果 34.8
予想 34.8 前回 34.8
労働参加率(11月)22:30
結果 61.5%
予想 61.7% 前回 61.7%
貿易収支(10月)22:30
結果 -631.0億ドル
予想 -648.0億ドル 前回 -621.0億ドル(-639.0億ドルから修正)
耐久財受注・確報値(10月)5日0:00
結果 1.3%
予想 1.3% 前回 1.3%(前月比)
結果 1.3%
予想 1.3% 前回 1.3%(輸送除くコア・前月比)
製造業新規受注(10月)5日0:00
結果 1.0%
予想 0.8% 前回 1.3%(1.1%から修正)(前月比)
バイデン氏
・11月の米雇用統計は厳しい内容だった。
・非常に暗い冬がまっている。
・議会は経済支援のために、いま行動の必要。
・連邦政府もステップを上げる必要。
・州は感染に対応するため資金調達の必要。
・米国人にはいまも来年も支援が必要。
・超党派の提案には励まされる。
・議会は来年、刺激策で行動する必要。
・私とハリス氏は経済計画策定で作業を行っている。
・労働市場を完全な状態に戻す。
エバンス・シカゴ連銀総裁
・2020年の経済は歴史的な厳さだった。
・2021年には楽観的。ワクチンに期待。
・米雇用統計は若干失望的な内容。
・FRBの融資プログラムは非常に重要。
・回復と伴にイールドカーブのスティープ化が見込まれる。
・低インフレへの懸念までには、まだ道は遠い。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
・米経済は依然V字回復にある。
・パンデミックが来年の米経済を減速させる可能性。
・ホリデーシーズンの感染拡大で都市封鎖が必要になると考えていない。
・トランプ大統領は的を絞ったウイルス救済策を支持。
・9080億ドルが多過ぎるかの質問には言及せず。
・米雇用統計は非常に良好。
・11月の数字はたった1カ月だけの数字。
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
・6.7%の失業率は誤解を招く。
・真の失業率は約10%で、不況のピークと同じくらい悪い。
・ワクチンは非常に良いニュース。
・6か月前よりもはるかに素晴らしい。
・ワクチンが広く普及すれば、来年下半期は力強い回復も。
・現時点と来年下半期の間の道筋が不安定。
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<月曜日の材料と事前予想>
【中国】
貿易収支(11月)時刻未定
予想 537.5億ドル 前回 584.4億ドル
【ユーロ圏】
ドイツ鉱工業生産(10月)16:00
予想 0.7% 前回 1.6%(前月比)
予想 -4.8% 前回 -7.3%(前年比)
EU、中期予算および景気対策を巡る合意期限
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 きょうのNY為替市場でドルが買い戻され、ドル円は再び104円台に浮上した。朝
方発表になった米雇用統計をきっかけに米国債利回りが急上昇し、ドル円の買いに繋
がったものと見られる。
 米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が24.5万人増と予想を大きく下回っ
た。労働参加率が低下し、失業率は予想通りに低下たが、全体的に回復の鈍化傾向が見
られている。ただ、逆に冴えない数字が米追加経済対策への期待感に結びついているこ
とや、平均時給が前年比4.4%と高い伸びが依然としてい続いており、これらが来年
のインフレ期待を高め、米国債利回りを上昇さたのかもしれない。
 ドル円は一時104.25円付近まで上昇。21日線が控える104.40円付近が
目先の上値メドとして意識されそうだが、ドル安期待は依然として根強く、21日線に
かけての上値抵抗も強そうだ。21日線を突破できるか、それとも、103円台に再び
下落するか注目の展開が見られている。
 ドル買い戻しからユーロドルも伸び悩む展開が見られているが、1.21ドル台は
しっかりと維持した。きょうは一時1.2175ドル近辺まで上昇し、2018年以来
の高値水準を更新していた。ただ、このところの急ピッチな上昇で高値警戒感も指摘さ
れ始めている。過熱感を測るテクニカル指標であるRSIは74台後半に上昇してお
り、買われ過ぎ感を示す70を優に超えている。一方、ドルのほうも下値期待が根強い
ものの、さすがに売られ過ぎとの声も出ているようだ。
 来週はECB理事会が予定されており、追加緩和が確実視されているが、今回はマイ
ナス金利の深堀は見送られ、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡大とT
LTRO(的を絞った長期リファイナンスオペ)の変更が有力視されている。PEPP
の現在の購入枠の上限は1.35兆ユーロだが、これまでの予想を大きく上回る600
0億ユーロの購入枠拡大を打ち出すとの声も出ている。ただ、その場合、完全に枠を使
い切る必要性もないとのコメントが添えられる可能性があるという。また、期間につい
ては現在、少なくとも2021年6月末までとしているが、ECB当局者からは12カ
月延長にもオープンとの発言も出ていた。
 これまではECBの追加緩和がユーロ安に繋がるかは未知数と見られていた。しか
し、ユーロドルの上昇に過熱感が見られる中で、タイミングや内容によってはユーロの
調整が出る可能性も留意されそうだ。
 ポンドドルも伸び悩む動き。英・EUの貿易交渉が大詰めを迎えているが、バルニエ
EU首席交渉官が「協議を一時中断した」と発表。ジョンソン英首相とフォンデアライ
エン欧州委員長が明日5日に協議を行うという。バルニエEU首席交渉官とフロスト英
交渉官が共同声明を発表しており、「1週間に渡るロンドンでの激しい交渉後、公正競
争、統治、漁業権で大きな相違があり、合意の条件には達していないことで本日合意し
た」と発表した。
 貿易交渉については情報が錯そうしている。英政府からは「EUとの通商交渉は極め
て難しい地点にある」とのコメントが出ていた一方で、EU当局者からは「合意は目前
に迫っている」との言及も伝わっていた。ただ、市場はいまのところ楽観的なようだ。
MINKABU PRESS