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NY外国為替前半=103円台後半で上下動

2021年01月14日(木)04時00分

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日本時間午前3時59分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  103.89 + 0.13 (+ 0.13%) 104.00 / 103.53
ユーロ・ドル 1.2162 - 0.0045 (- 0.37%) 1.2223 / 1.2140
ポンド・ドル 1.3634 - 0.0030 (- 0.22%) 1.3701 / 1.3612
ドル・スイス 0.8876 + 0.0012 (+ 0.14%) 0.8889 / 0.8850
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 日本時間午前3時59分現在のドル円は1ドル=103.89円。きょうのNY為替
市場でドル円は103円台後半で上下動している。米国債利回りが低下しており、ドル
円の上値を圧迫。きょうはブラード・セントルイス連銀総裁の発言が伝わっていたが、
「バランスシートに関する政策決定の具体的な時期には言及しない」としていた。この
ところ、FOMCメンバーから、今年終盤の資産購入ペース縮小への言及が相次ぎ、米
国債利回りも上昇していた。
 しかし、きのう辺からの発言を聞くと、少しトーンを下げている印象も受ける。市場
からは2013年に発生したテーパー・タントラムの危険性を指摘する声も出ている。
当時のバーナンキFRB議長が量的緩和(QE)の縮小に言及したことで、市場が過度
に反応し、米国債利回りを急上昇させてしまった。
 また、米30年債入札結果が発表されたが、前日の10年債に引き続き好調な入札と
なり、米国債利回りを押し下げている。入札結果発表後にドル円も売られる場面が見ら
れていた。
 一方、きょうの市場はドル買い戻しも見られ、ユーロドルは軟調。一時1.2140
ドル近辺まで下落した。ユーロは、イタリアのレンツィ前首相の発言で上下動する場面
がみられた。前首相はコンテ首相と連立政権を樹立しているが、EU復興基金の使い道
を巡って対立している。そのような中でレンツィ氏が、「党から出ている閣僚を連立政
権から引き揚げる」と述べたことから、市場は連立解消へのリスクを高め、ユーロは売
りが強まった。しかし、レンツィ氏は、コンテ首相が新たに組閣する内閣を拒否はしな
い姿勢にも言及したことから、今度は急速に買い戻されている。イタリアの政治動向に
ついては、イタリア債とドイツ国債との利回り格差拡大を含めて、ユーロのリスク要因
の1つとして市場も注視している。
 ポンドドルも戻り売りに押される展開。前日はベイリー英中銀総裁のマナス金利への
消極的な発言をきっかけにポンドは買い戻しを強めていた。
 しかし、英国では封鎖措置の再導入にもかかわらず、英感染拡大は依然深刻な状況に
変化がない中で、先行きへの不安感も高まっている。本日の英当局の発表によると、陽
性判定から28日以内に死亡した患者は1564人増加し、パンデミック開始以来最悪
の状況が続いている。1月11日時点での入院患者も3万6489人に上る。
 3回目の都市封鎖が第2週目に入ったにもかかわらず、一向に改善がみられないこと
で、一部からは、封鎖がウイルスの新株拡散抑制に不十分なのではとの懸念の声も出始
めている。ジョンソン英首相はきょう、「現在の措置が機能している初期の兆候があ
る」と述べていたが、より厳しい制限を導入する可能性を排除しなかった。もし、封鎖
措置が強化されれば、英経済への影響は市場の想定以上に長引き、一旦後退したマイナ
ス金利導入の観測がいつ高まってもおかしくはない。
MINKABU PRESS