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NY外国為替前半=ドル円は再び103円台

2021年01月15日(金)03時56分

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日本時間午前3時55分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  103.76 - 0.13 (- 0.13%) 104.20 / 103.57
ユーロ・ドル 1.2156 - 0.0001 (- 0.01%) 1.2178 / 1.2111
ポンド・ドル 1.3674 + 0.0035 (+ 0.26%) 1.3710 / 1.3617
ドル・スイス 0.8876 - 0.0002 (- 0.02%) 0.8917 / 0.8856
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 日本時間午前3時55分現在のドル円は1ドル=103.76円。きょうのNY為替
市場、ドル円は序盤に104円台に上昇したものの、東京時間につけた高値を超えるこ
となく、再び103円台に戻している。一時103.55円付近まで下落。今週安値と
21日線が来ている103.50円水準が目先の下値メドとして意識される。
 バイデン次期大統領が本日の夕方に、自身の経済対策を発表する予定となっており、
関心が集まっている。東京時間には2兆ドル規模の追加経済対策が表明されるとの報道
も流れ、ドル円も買いの反応を見せていた。しかし、数字に関しては見方が様々出てお
り、直接給付が1400ドル、規模は1.5兆ドルといった報道も流れている。この辺
は発表待ち。
 ただ、市場は大規模な追加経済対策を打ち出して来ることはすでに織り込んでいる。
むしろ、議会の審議を経て成立させられるか次第との声も聞かれる。議会審議の過程で
規模は小さくなるとの見方も有力視されている。バイデン次期大統領は成立には共和党
の支持も必要としており、10名程度の共和党議員の賛同を得ることを条件にしたい意
向も示している。
 米議会がバイデン次期大統領を正式に認定した1月6日以降、ドルは買い戻しが続い
ているものの、次第に上値が重くなっている印象もある。ドル円も102円台半ばから
104円台まで戻したが、ここに来て104円台の上値抵抗が強まっている様子もうか
がえる。
 ユーロドルは1.21ドル台前半まで下落していたが、再びドル安が出ており、1.
21ドル台半ばに戻している。ただ、21日線の下での推移は続いており、昨年5月以
降の上昇トレンドに黄色信号が出始めていることに変わりはない。
 市場の一部からは、イタリアの政情不安と感染拡大が短期的にユーロを圧迫するとの
指摘も聞かれる。イタリアのコンテ首相と連立政権を組んでいるレンツィ前首相が、E
U復興基金の使い道を巡って対立しており、きのうはレンツィ氏の党から出ている閣僚
を連立政権から引き揚げている。市場は連立解消へのリスクを高めたが、レンツィ氏
は、コンテ首相が新たに組閣する内閣を拒否しない姿勢にも言及したことから、びとま
ず鎮静化している。ただ、コンテ首相の判断次第では流動化するリスクは警戒されてい
る。
 一方、短期的に下落したとしても、ユーロドルは年内に再び買いが強まるとの見方も
多い。バイデン新政権は、トランプ政権がこれまで実施した関税や減税、規制緩和など
ドル高を支援したの政策を再考する可能性があるという。すべてが変更されるわけでは
ないが、政策変更時の方向はドル安が多いという。
MINKABU PRESS