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NY外為市況=103円台での推移に

2021年01月15日(金)06時51分

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日本時間午前6時40分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  103.78 - 0.11 (- 0.11%) 104.20 / 103.57
ユーロ・ドル 1.2157 0.0000 ( 0.00%) 1.2178 / 1.2111
ポンド・ドル 1.3689 + 0.0050 (+ 0.37%) 1.3710 / 1.3617
ドル・スイス 0.8880 + 0.0002 (+ 0.02%) 0.8917 / 0.8856
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<きょうの材料>
【米国】
輸入物価指数(12月)22:30
結果 0.9%
予想 0.7% 前回 0.2%(0.1%から修正)(前月比)
結果 -0.3%
予想 -0.8% 前回 -1.0%(前年比)
新規失業保険申請件数(01/03 - 01/09)22:30
結果 96.5万件
予想 78.9万件 前回 78.4万件(78.7万件から修正)(前週比)
パウエルFRB議長
・利上げはすぐにはない。
・インフレの動向はすぐには変わらない。
・最大雇用にはなお道半ば。
・歓迎しないインフレ上昇なら、抑制手段がある。
・債務負担は歴史的にみれば高水準ではない。
・米連邦債務は安定的な道筋にはない。
・公的債務の大きさは金融政策に影響しない。
・今は出口戦略について話す時期ではない。
・金利ガイダンスや資産購入は結果次第。
・資産購入ペース縮小については十分事前に予告。
・経済はかなり早期にパンデミック前のピークに回復も。
バイデン次期米大統領は1.9兆ドル規模の経済対策を提示と伝わる
 NYタイムズによると、バイデン次期米大統領は1.9兆ドル規模の経済対策を提示
すると伝えている。2000ドル直接給付や地方政府支援、そして、ワクチンやウイル
ス検査の能力拡大も含まれているという。
デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
・若干のインフレは歓迎。
・年央にインフレが急上昇する可能性。
・FRBは政策は非常に好位置にある。
・失業率の数字以上に労働市場は傷ついている。
・経済が十分に軌道に戻るまでに、すべての手段がある。
・インフレの到来について全く懸念していない。
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<明日の材料と事前予想>
【英国】
鉱工業生産(11月)16:00
予想 0.5% 前回 1.3%(前月比)
予想 -4.2% 前回 -5.5%(前年比)
製造業生産高(11月)16:00
予想 1.0% 前回 1.7%(前月比)
予想 -4.8% 前回 -7.1%(前年比)
商品貿易収支(11月)16:00
予想 -114.00億ポンド 前回 -119.99億ポンド
【ユーロ圏】
ユーロ圏貿易収支(11月)19:00
予想 N/A 前回 300.0億ユーロ(季調前)
予想 220.0億ユーロ 前回 259.0億ユーロ(季調済)
【米国】
小売売上高(12月)22:30
予想 0.0% 前回 -1.1%(前月比)
予想 -0.1% 前回 -0.9%(自動車除くコア・前月比)
生産者物価指数(12月)22:30
予想 0.4% 前回 0.1%(前月比)
予想 0.8% 前回 0.8%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.1%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 1.3% 前回 1.4%(食品エネルギー除くコア・前年比)
ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)22:30
予想 6.0 前回 4.9
設備稼働率(12月)23:15
予想 73.6% 前回 73.3%(前月比)
鉱工業生産指数(12月)23:15
予想 0.5% 前回 0.4%(前月比)
企業在庫(11月)16日0:00
予想 0.5% 前回 0.7%(前月比)
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)16日0:00
予想 79.8 前回 80.7
ドイツ与党キリスト教民主同盟(CDU)党大会(オンライン、16日まで)
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 きょうのNY為替市場、ドル円は序盤に104円台に上昇して始まったものの、東京
時間につけた高値を超えることなく、103円台での推移が続いた。終盤に入って下げ
渋る動きが見られたが、104円台は回復することはなかった。午後になってパウエル
FRB議長の講演が伝わり、「利上げはすぐにはない」と述べていた。全体的にはドル
安の反応がやや見られたものの、ドル円は買い戻しの反応を見せていた。議長の講演に
米国債利回りが上昇しており、ドル円も追随したようだ。
 一時103.55円付近まで下落し、今週安値と21日線が来ている103.50円
水準に顔合わせしている。目先の下値メドとして意識されそうだ。
 バイデン次期大統領が本日夕方(日本時間15日午前)に、自身の経済対策を発表す
る予定となっており、市場の関心が集まっている。東京時間には2兆ドル規模の対策が
表明されるとの報道も流れていたが、数字については見方が様々出ており、規模は1.
5兆ドルといった報道も流れていた。最新の報道では、バイデン次期米大統領は1.9
兆ドル規模の経済対策を提示し、それには2000ドル直接給付や地方政府支援、そし
て、ワクチンやウイルス検査の能力拡大も含まれているとNYタイムズが伝えている。
この辺は発表待ちといったところ。
 市場は大規模な追加経済対策を打ち出してくることはすでに織り込んでいる。むし
ろ、議会の審議を経て成立させられるか次第との声も聞かれ、議会審議の過程で規模は
小さくなるとの見方も出ている。バイデン次期大統領は、成立には共和党の支持も必要
としており、上院で10名程度の共和党議員の賛同を得ることを念頭に置く意向も伝
わっていた。
 米議会がバイデン次期大統領を正式に認定した1月6日以降、ドルは買い戻しが続い
ているものの、次第に上値が重くなっている印象もある。ドル円も102円台半ばから
104円台まで戻したが、ここに来て104円台の上値抵抗が強まっている様子もうか
がえる。
 ユーロドルは1.21ドル台前半まで下落していたが、再びドル安が出ており、1.
21ドル台半ばに戻している。ただ、21日線の下での推移は続いており、昨年5月以
降の上昇トレンドに警戒感が出ていることに変わりはない。
 市場の一部からは、イタリアの政情不安と感染拡大が短期的にユーロを圧迫するとの
指摘も聞かれる。イタリアのコンテ首相と連立政権を組んでいるレンツィ前首相が、E
U復興基金の使い道を巡って対立しており、きのうはレンツィ氏の党から出ている閣僚
を連立政権から引き揚げている。市場は連立解消へのリスクを高めたが、レンツィ氏
は、コンテ首相が新たに組閣する内閣を拒否しない姿勢にも言及したことから、びとま
ず鎮静化している。ただ、コンテ首相の判断次第では流動化するリスクは警戒されてい
る。
 一方、短期的に下落したとしても、ユーロドルは年内に再び買いが強まるとの見方も
少なくない。バイデン新政権は、トランプ政権がこれまで実施した関税や減税、規制緩
和などドル高を支援したの政策を再考する可能性があるという。すべてが変更されるわ
けではないが、政策変更時の方向はドル安が多いという。
 ポンドドルはNY時間に入って買い戻しが見られ、1.37ドル台を一時回復。市場
からは、英経済への先行き不安は根強いものの、ベイリー英中銀総裁の発言を受けて、
市場のマイナス金利への再評価が続いており、ポンドは恩恵を受けているとの声も聞か
れた。
MINKABU PRESS