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NY外国為替前半=ドル円は上げ一服

2021年03月03日(水)03時24分

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日本時間午前3時22分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  106.75 - 0.01 (- 0.01%) 106.96 / 106.68
ユーロ・ドル 1.2084 + 0.0035 (+ 0.29%) 1.2087 / 1.1992
ポンド・ドル 1.3973 + 0.0048 (+ 0.34%) 1.3974 / 1.3859
ドル・スイス 0.9141 - 0.0011 (- 0.12%) 0.9194 / 0.9138
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 日本時間午前3時22分現在のドル円は1ドル=106.75円。きょうのNY為替
市場でドル円は上げが一服しているものの、107円台をうかがう展開は続いている。
NY時間に入って米国債利回りが上げ幅を縮小していることや、米株が利益確定売りに
押されていることがドル円を圧迫している模様。しかし、下値での押し目買い意欲も強
く、106円台後半の水準は堅持している。ただ、ドル円はきょうで6日続伸してい
る。過熱感を測るテクニカル指標であるRSIは買われ過ぎの水準である70を上回っ
て来ており、さすがに過熱感は否めなくなっているようだ。
 きのうから3月相場に入る中、米追加経済対策やワクチン接種で景気回復期待を高め
ていた市場も、その期待についてはかなり織り込んだ面もありそうだ。特にドル円上昇
の原動力となっている米国債利回りの上昇がこのまま続くのか、また、それをFRBが
どこまで容認するのか、次の展開を見極めたい雰囲気も次第に出て来ている印象もあ
る。
 ユーロドルは1.20ドル台後半まで買い戻されている。為替市場ではドル買い圧力
が根強く、ユーロドルは日増しに売り圧力を強めている。きょうは大きな心理的節目で
ある1.20ドルを割り込む場面もみられた。しかし、米国利回り上昇に一服感が出る
中、ドル買いの動きも落ち着いており、ユーロドルは買い戻しが入っている。
 反応は限定的だったが、本日のロンドン時間に2月のユーロ圏消費者物価指数(HI
CP)が発表されていた。総合指数は前年比0.9%と前回と変わらず、予想とも一致
した。インフレは2月も安定を示していたが、市場からは今年の残りの期間はインフレ
が上昇し、ECBの目標である2%を若干下回る水準に到達する可能性が高いとの指摘
も聞かれる。エネルギー価格がこの先数カ月で急激な上昇が予想されるほか、半導体不
足でコア指数も上昇が示唆されているという。年内にはパンデミックの行動制限も緩和
されることから、物価は回復するはずだと説明している。しかし、インフレ上昇は一時
的なもので、その後は力が薄れ、インフレは2022年に約1%に戻るとみているよう
だ。
 ECBは先週、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れペースを減
速させた。ECBがPEPPの枠内で決済を済ませたグルスベースの先週の購入額は計
169億ユーロとなり、4週間ぶりの低水準に留まった。ECBは1日、先週のPEP
Pの購入が純額ベースで減速したと発表し、大規模な償還があったためだと説明してい
た。2日に明らかにされた数字によると、償還額は合計でおよそ50億ユーロだった。
なお、債券購入の決済やECBの記録に反映されるまでに数日かかるため、1日と2日
に公表されたデータはいずれも、2月25、26日の注文分は含まれていない。
MINKABU PRESS