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東京株式(大引け)=584円安、新型コロナ感染拡大を警戒し急反落

2021年04月20日(火)15時47分

 20日の東京株式市場はリスクオフ一色の展開となり、日経平均は大幅反落を余儀な
くされた。米株安や円高の進行に加え、国内で新型コロナウイルス感染者数の増加を警
戒した売りがかさんだ。
 大引けの日経平均株価は前営業日比584円99銭安の2万9100円38銭と4日
ぶり急反落。東証1部の売買高概算は10億8739万株、売買代金概算は2兆386
6億3000万円。値上がり銘柄数は240、値下がり銘柄数は1899、変わらずは
52銘柄だった。
 きょうの東京市場はリスク回避ムードのなか全体指数は大きく下値を探る展開となっ
た。前日の米国株市場で主要株3指数がいずれも下落したほか、為替の円高進行も市場
のセンチメントを悪化させている。また、新型コロナ感染拡大が続くなか、大阪府が緊
急事態宣言を政府に要請する見込みとなったことで、経済活動が規制されることによる
景気の落ち込みを警戒する売りが出た。日経平均寄与度の高い値がさ株が売られ、TO
PIXの下げよりも相対的に大きくなり、下げ幅は一時600円を超える場面もあっ
た。先物を絡めた仕掛け的な売り注文も観測され、日経平均は2万9000円割れ目前
まで水準を切り下げた。その後はわずかに下げ渋ったものの戻り足は鈍く、ほぼ安値圏
で着地している。
 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファーストリテイリング<9983>
が大きく値を下げたほか、トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>なども軟
調。東京エレクトロン<8035>が安く、キーエンス<6861>も水準を切り下げた。ダイ
キン工業<6367>、ファナック<6954>なども売られた。ユーグレナ<2931>が値下が
り率トップに売り込まれ、グリムス<3150>、オープンドア<3926>、丸井グループ<
8252>などの下げも目立った。上昇を続けていた紀文食品<2933>も利食われた。
 半面、資生堂<4911>がしっかり、オリエンタルランド<4661>も小幅ながら反発。
テルモ<4543>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>なども堅調だった。明豊
ファシリティワークス<1717>がストップ高に買われ、タカキタ<6325>、ウイング
アーク1st<4432>も値を飛ばしたほか、イーグル工業<6486>、黒谷<3168>など
も上昇した。
出所:MINKABU PRESS