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NY外国為替前半=ドル売り強まる

2021年05月08日(土)02時37分

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日本時間午前2時36分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.69 - 0.40 (- 0.37%) 109.29 / 108.34
ユーロ・ドル 1.2157 + 0.0092 (+ 0.76%) 1.2165 / 1.2053
ポンド・ドル 1.3984 + 0.0095 (+ 0.68%) 1.4000 / 1.3887
ドル・スイス 0.9016 - 0.0057 (- 0.63%) 0.9094 / 0.9008
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 日本時間午前2時36分現在のドル円は1ドル=108.69円。きょうのNY為替
市場はドル売りが強まっており、ドル円も一時108.35円付近まで下落する場面が
みられた。朝方発表の4月の米雇用統計がショッキングな内容となったことで、市場は
動揺している模様。非農業部門雇用者数(NFP)は26.6万人増となった。市場の
予想コンセンサスは100万人増で、なかには100万人を大きく超えるとの強気な見
方まで出ていた。
 市場の見解を総合すると、他のデータも鑑みて、パンデミックからの景気回復トレン
ドの鈍化を示す内容ではないとの意見が多い。ただ一方で、少なくとも利上げはおろ
か、資産購入ペース縮小など、市場が描いていたFRBの早期出口戦略着手への期待は
大きく後退させる内容との見解も多く見受けられる。
 ドル円は現在までの下げで21日線を再び下回って来ている。4月の下旬以降、調整
の動きも一服し買い戻しが見られていたが、再び107円台に向かって下落して行くの
か、それとも110円に向かうのか、来週以降の動きが注目される展開となってきた。
 ユーロドルは買いが強まり、一時1.2165ドル近辺まで上昇する場面がみられ
た。きょうの上げで100日線を上放れる動きが見られており、来週以降の展開が注目
される。目先は2月につけた直近高値の1.2245ドル付近まで買い戻されるか注目
される。
 前日は英中銀が資産購入のペースを減速させていた。迅速なワクチン展開で英経済へ
の期待感が高まっており、英中銀も成長見通しを上方修正していた。その流れの中で市
場ではECBもパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)による債券購入のペース
を減速させてくるのではとの見方も一部には出ている。
 本日はECB理事のカザークス・ラトビア中銀総裁の発言が伝わっていたが、総裁は
「景気が悪化しなければ、ECBは来月にも債券購入ペースの減速を決定することはあ
り得る」との認識を示していた。6月の理事会ではECBのスタッフ見通しも発表され
る。
MINKABU PRESS