経済ニュース速報 RSS

NY外国為替後半=下値模索が続く

2021年09月21日(火)04時42分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日本時間午前4時35分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  109.40 - 0.53 (- 0.48%) 110.04 / 109.32
ユーロ・ドル 1.1727 + 0.0002 (+ 0.02%) 1.1736 / 1.1700
ポンド・ドル 1.3656 - 0.0085 (- 0.62%) 1.3757 / 1.3641
ドル・スイス 0.9279 - 0.0044 (- 0.47%) 0.9333 / 0.9271
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 日本時間午前4時35分現在のドル円は1ドル=109.40円。NY時間の終盤に
入ってドル円は一時109.30円付近まで下落しており、本日安値圏での推移が続い
ている。米株式市場でダウ平均が一時900ドル超下落する中で、ドル円も断続的に売
りが出ている。
 きょうの市場は中国経済への不安感からリスク回避の雰囲気が広がり、リスク回避の
ドル買いが優勢となったものの、それ以上に円高の動きが強まった。目先は先週にサ
ポートされた109円の水準が維持できるか、そして、8月安値が108.70円付近
にあり、目先の下値メドとして意識される。
 今週はFOMCが予定されていることも調整の動きを誘発している模様。22日(日
本時間23日未明)に結果が発表されるが、市場では、今回は資産購入ペース縮小開始
を議論はするものの、アナウンスはないとの見方が多いようだ。ただ、フォワードガイ
ダンスは修正され、11月か12月のアナウンスを示唆するとの見方も出ている。市場
では11月発表、12月開始のシナリオが有力視されている模様。
 今回は経済見通しやFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)も公表され
る。利上げ開始について6月のドット・プロットでは、22年の利上げ開始が18人中
7人いたが、若干増える可能性も指摘されている。ただ、いまのところは23年下期の
利上げ開始との見方がコンセンサスとなっている模様。いずれにしろ、今回のFOMC
もドットプロットは最注目の1つとなりそうだ。
 ユーロドルも一時1.17ドルちょうど付近まで下落する場面がみられ、21日線を
下放れる動きが加速した。8月安値が1.1665ドルにあるが、目先はその水準が下
値メドとして意識される。下値模索が強まっているユーロだが、資金調達通貨としての
位置づけがユーロの下値をサポートするとの見方も出ている。1.17ドルちょうどや
1.1665ドルがポイントとして意識されるが、今週はぎりぎりのところでユーロは
サポートされる可能性があるという。
 ポンドドルは一時1.3640ドル付近まで下落し、21日線を下放れる動きを加速
させた。今週23日に英中銀金融政策委員会(MPC)が予定されている。先週の英雇
用統計や英消費者物価指数(CPI)は強い内容となったものの、据え置きの声が多い
ようだ。一部からは、英中銀の自信のなさから、ポンドは今後数週間、苦戦する可能性
があるとの指摘も出ている。
 英インフレは高いものの、小売売上高やその他の指標には弱い内容も出ている。これ
までの2022年の利上げ開始予想が揺らぎ始めており、今週のMPCを受けてポンド
は勢いを失う可能性も留意されるという。
MINKABU PRESS