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NY外為市況=リスク回避が強まる

2021年09月21日(火)05時44分

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日本時間午前5時35分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  109.38 - 0.55 (- 0.50%) 110.04 / 109.32
ユーロ・ドル 1.1726 + 0.0001 (+ 0.01%) 1.1736 / 1.1700
ポンド・ドル 1.3658 - 0.0083 (- 0.60%) 1.3757 / 1.3641
ドル・スイス 0.9278 - 0.0045 (- 0.48%) 0.9333 / 0.9271
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<きょうの材料>
NAHB住宅市場指数(9月)23:00
結果 76
予想 74  前回 75
米国への入国、成人外国人はワクチン接種が義務に
 米政府は成人の外国人が米国に入国する際、ワクチン接種を義務づける方針だとい
う。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
ビルドワドガロー仏中銀総裁
・直近のインフレの強さは一時的。
・2023年までには2%以下に低下することは疑いない。
・ECBが緩和策を維持する必要があることに疑いない。
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<明日の材料と事前予想>
【英国】
公共部門ネット負債(8月)15:00
予想 N/A 前回 96.0億ポンド
【米国】
経常収支(第2四半期)21:30
予想 -1900億ドル 前回 -1957億ドル
住宅建築許可件数(8月)21:30
予想 159.5万件 前回 163.0万件
住宅着工件数(8月)21:30
予想 154.3万件 前回 153.4万件
国連総会一般討論(27日まで)
OECD経済見通し
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 きょうの市場は中国経済への不安感からリスク回避の雰囲気が広がる中でドル円は売
りに押された。リスク回避のドル買いが優勢となったものの、それ以上に円高が強まっ
た格好。米株式市場でダウ平均が一時900ドル超下落する中で、ドル円は一時10
9.30円付近まで下落。目先は先週にサポートされた109円の水準が維持できる
か、そして、8月安値が108.70円付近にあり、目先の下値メドとして意識され
る。
 今週はFOMCが予定されていることも調整の動きを誘発した模様。22日(日本時
間23日未明)に結果が発表されるが、市場では、今回は資産購入ペース縮小開始を議
論はするものの、アナウンスはないとの見方が多いようだ。ただ、フォワードガイダン
スは修正され、11月か12月のアナウンスを示唆するとの見方も出ている。市場では
11月発表、12月開始のシナリオが有力視されている模様。
 今回は経済見通しやFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)も公表され
る。利上げ開始について6月のドット・プロットでは、22年の利上げ開始が18人中
7人いたが、若干増える可能性も指摘されている。ただ、いまのところは23年下期の
利上げ開始との見方がコンセンサスとなっている模様。いずれにしろ、今回のFOMC
もドットプロットは最注目の1つとなりそうだ。
 ユーロドルも一時1.17ドルちょうど付近まで下落し、21日線を下放れる動きが
加速した。8月安値が1.1665ドルにあるが、目先はその水準が下値メドとして意
識される。下値模索が強まっているユーロだが、資金調達通貨としての位置づけがユー
ロの下値をサポートするとの見方も出ている。1.17ドルちょうどや1.1665ド
ルがポイントとして意識されるが、今週はぎりぎりのところでユーロはサポートされる
可能性があるという。
 ポンドドルは一時1.3640ドル付近まで下落し、21日線を下放れる動きを加速
させた。今週23日に英中銀金融政策委員会(MPC)が予定されている。先週の英雇
用統計や英消費者物価指数(CPI)は強い内容となったものの、据え置きの声が多い
ようだ。一部からは、英中銀の自信のなさから、ポンドは今後数週間、苦戦する可能性
があるとの指摘も出ている。
 英インフレは高いものの、小売売上高やその他の指標には弱い内容も出ている。これ
までの2022年の利上げ開始予想が揺らぎ始めており、今週のMPCを受けてポンド
は勢いを失う可能性も留意されるという。
MINKABU PRESS