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東京株式(大引け)=546円安、中国不動産リスク嫌気して後場下げ加速

2021年10月21日(木)15時48分

 21日の東京株式市場は朝方から買い手控えムードで日経平均は売りに押されてのス
タート。後場に入ると急速に下げ幅を広げ波乱含みの下げとなった。
 大引けの日経平均株価は前営業日比546円97銭安の2万8708円58銭と3日
ぶり大幅反落。東証1部の売買高概算は10億4191万株、売買代金概算は2兆44
88億円。値上がり銘柄数は323、対して値下がり銘柄数は1786、変わらずは7
5銘柄だった。
 きょうの東京市場は、大きく売り優勢に傾いた。前日の米国株市場でNYダウが続伸
し一時最高値を上回る場面があったが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が上
昇一服となったことで買いが見送られる展開となった。後場に入ると中国不動産大手の
恒大集団が香港株市場で急落したことで、リスク警戒ムードが高まり先物主導で大幅な
下げを強いられた。日経平均は一時2万8600円台まで売り込まれ、大引けも500
円を超える下げでほぼ安値引けとなった。アジア株安などが重荷となり買い手控えムー
ドが強い。業種別では33業種すべてがマイナス、個別でも値下がり銘柄数は1800
近くに及び、東証1部全体の8割強の銘柄が下落した。特に時価総額上位の主力株が軒
並み安に売られ全体指数を押し下げる形となった。
 個別では、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置
関連株が売られたほか、ファーストリテイリング<9983>も大幅安。村田製作所<6981
>が値を下げ、リクルートホールディングス<6098>も下落した。日立製作所<6501
>、塩野義製薬<4507>なども軟調。シンプレクス・ホールディングス<4373>が急落
したほか、ミダックホールディングス<6564>や、クリエイト・レストランツ・ホール
ディングス<3387>なども大幅に値を下げた。
 半面、ベイカレント・コンサルティング<6532>が堅調、富士フイルムホールディン
グス<4901>、KDDI<9433>もしっかり。サインポスト<3996>がストップ高に買
われたほか、ブイキューブ<3681>も商いを伴い大幅高。コア<2359>も値を飛ばし
た。エンビプロ・ホールディングス<5698>、ベクトル<6058>なども物色人気となっ
た。
出所:MINKABU PRESS