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NY外為市況=114円台を回復

2021年10月27日(水)05時52分

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日本時間午前5時52分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  114.15 + 0.44 (+ 0.39%) 114.31 / 113.68
ユーロ・ドル 1.1598 - 0.0010 (- 0.09%) 1.1626 / 1.1585
ポンド・ドル 1.3766 - 0.0001 (- 0.01%) 1.3830 / 1.3757
ドル・スイス 0.9198 - 0.0001 (- 0.01%) 0.9226 / 0.9185
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<きょうの材料>
【米国】
コンファレンスボード消費者信頼感指数(10月)23:00
結果 113.8
予想 108.3 前回 109.8(109.3から修正)
新築住宅販売件数(9月)23:00
結果 80.0万件
予想 75.6万件 前回 70.2万件(74.0万件から修正)
米2年債入札結果
最高落札利回り 0.481%(WI:0.483%)
応札倍率    2.69倍(前回:2.28倍)
FCCがチャイナ・テレコムの事業免許の取り消し
 米連邦通信委員会(FCC)はチャイナ・テレコムの米国での事業免許の取り消しを
決定した。本日、月例会議を開催し、4対0の投票で決定。チャイナ・テレコムは中国
の3大通信会社の1つで2002年から米国で操業していた。米政府は安全保障の下に
中国のテクノロジー企業の米市場からの一掃を続けている。
中国当局、恒大創業者に個人資産での債務返済を促す
 深刻化する中国恒大集団の債務危機を緩和するため、中国当局は同社創業者で富豪の
許家印氏に対し、個人資産をなげうつよう指示した。ブルームバーグが関係者の話とし
て伝えた。恒大がドル建て債の利払いを当初の期限である9月23日に履行できなかっ
たことを受け、当局はこの指示を許氏に通知した。中国各地の地方政府は恒大の資金が
未完了の住宅プロジェクトの完成に確実に使用され、債権者への支払いに回ることがな
いよう同社銀行口座の監視を続けているという。
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<明日の材料と事前予想>
【豪州】
消費者物価指数(第3四半期)9:30
予想 0.8% 前回 0.8%(前期比)
予想 3.1% 前回 3.8%(前年比)
予想 0.5% 前回 0.5%(加重平均・前期比)
予想 1.9% 前回 1.7%(加重平均・前年比)
予想 0.5% 前回 0.5%(刈り込み平均・前期比)
予想 1.8% 前回 1.6%(刈り込み平均・前年比)
【米国】
耐久財受注・速報値(9月)21:30
予想 -1.0% 前回 1.8%(前月比)
予想 0.4% 前回 0.3%(輸送除くコア・前月比)
【カナダ】
カナダ中銀政策金利 23:00
予想 0.25% 現行 0.25%
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 きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となる中で、ドル円は114円台を回復し
た。米企業決算が本格化している中で米株が最高値を更新していることもドル円をサ
ポート。先週につけた直近高値が114.70円付近にあるが、目先の上値メドとして
意識される。
 今週は28日木曜日に第3四半期の米GDP速報値、そして、金曜日に9月のPCE
デフレータが発表される。一部からははドルの方向性を探るにはGDPよりもむし、コ
アPCEデフレータの方が重要になるとの声も聞かれる。PCEデフレータはFRBの
インフレ参照指標だが、コア指数は、前年比3.7%が見込まれており、高水準を付け
ると見られている。それに伴う利上げ期待の高まりがドル高を後押しする可能性がある
という。
 なお、GDP速報値については個人消費と純輸出の軟化により、前期比年率換算で
2.7%と第2四半期の6.7%から大きく鈍化することが見込まれている。ただ、予
想通りにGDPが鈍化したとしても、インフレが高ければ、資産購入ペース縮小の期待
は損なわれないと指摘した。
 ユーロドルは1.16ドルを下回る動きを見せた。21日線を一時下回る場面も見ら
れ、水準を維持できるか注目される。今週28日にECB理事会が予定されているが、
ラガルド総裁が会見で、ここ数週間の欧州債利回り急上昇を受けての将来の資産購入に
ついて記者から質問を受ける可能性がある。ただ、それについては今回よりも12月の
理事会で議論される可能性が高く、これらに関する質問への回答をそらす可能性がある
との指摘も聞かれる。一方、理事会が最近の利回り急上昇を懸念している場合には、総
裁は債券購入ペースを加速させる可能性も示唆することも考えられるという。
 ポンドドルも戻り売りに押された。ロンドン時間には1.3830ドル付近まで上昇
していたものの、NY時間に入って1.3770ドル付近まで値を落とす展開。ただ、
1.38ドル台半ばに来ている200日線には慎重なものの、10月に入ってからのリ
バウンド相場の流れに変化はないようだ。対ユーロや円に対しては上昇しており、ポン
ドは力強い動きを続けている。
 市場には欧米の企業決算を通じてポジティブ雰囲気が広がっている。欧米の株式市場
も最高値を更新する中でポンドは堅調な展開を維持している。リスク選好の雰囲気はポ
ンドをサポートする傾向があるが、市場は英中銀の利上げは時間の問題であるとますま
す確信しているようだ。
MINKABU PRESS