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NY外為市況=朝に113円台半ば割れも、114円台に戻して引ける

2022年01月15日(土)07時05分

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日本時間午前7時01分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  114.19 - 0.45 (- 0.39%) 114.27 / 113.49
ユーロ・ドル 1.1411 + 0.0031 (- 0.27%) 1.1483 / 1.1399
ポンド・ドル 1.3675 + 0.0025 (- 0.18%) 1.3743 / 1.3653
ドル・スイス 0.9140 + 0.0003 (- 0.03%) 0.9142 / 0.9095
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<きょうの材料>
※経済指標
【米国】
輸入物価指数(12月)22:30
結果 -0.2%
予想 0.2% 前回 0.7%(前月比)
結果 10.4%
予想 10.8% 前回 11.7%(前年比)
小売売上高(12月)22:30
結果 -1.9%
予想 -0.1% 前回 0.2%(0.3%から修正)(前月比)
結果 -2.3%
予想 0.1% 前回 0.1%(0.3%から修正)(コア・前月比)
設備稼働率(12月)23:15
結果 76.5%
予想 77.0% 前回 76.6%(76.8%から修正)
鉱工業生産指数(12月)23:15
結果 -0.1%
予想 0.2% 前回 0.7%(0.5%から修正)
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(1月)00:00
結果 68.8
予想 70.0 前回 70.6(ミシガン大学消費者信頼感指数)
企業在庫(11月)00:00
結果 1.3%
予想 1.3% 前回 1.3%(1.2%から修正)(前月比)
※発言・ニュース
【米国】
*ウィリアムズNY連銀総裁
オミクロン株は今後数か月の成長を遅らせる
今年の経済成長率を3.5%と見ている
利上げ開始のための決定に近づいている
政策調整のプロセスを開始した
次のステップは徐々に金利を引き上げることとなる
今年インフレ率は2.5%へ低下
質疑応答
物価は高すぎる
完全雇用に限りなく近い
インフレ率が下がるかどうかを注視していく
インフレ見通しに多くの不確実性
データ次第で政策金利動向は変わる
バランスシート縮小についてはまだ決まっていない
スムーズなバランスシートの正常化に向けたコントロールが可能
【ユーロ圏】
*ラガルドECB総裁
2022年中にはインフレ高進の要因は緩和されるとみている。
緩和的な金融政策は引き続き必要、インフレは中期的に2%付近に落ち着く。
インフレ目標2%を中期的に達成するために必要なことなんでも行う。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
機械受注(11月)8:50
予想 1.0% 前回 3.8%(前月比)
予想 6.5% 前回 2.9%(前年比)
第3次産業活動指数(11月)13:30
予想 1.0% 前回 1.5%(前月比)
【英国】
ライトムーブ住宅価格(1月)9:01
予想 N/A 前回 -0.7%(前月比)
予想 N/A 前回 6.3%(前年比)
【中国】
実質GDP(第4四半期)11:00
予想 1.2% 前回 0.2%(前期比)
予想 3.5% 前回 4.9%(前年比)
鉱工業生産(12月)11:00
予想 3.7% 前回 3.8%(前年比)
予想 9.7% 前回 10.1%(年初来・前年比)
小売売上高(12月)11:00
予想 3.8% 前回 3.9%(前年比)
予想 12.7% 前回 13.7%(年初来・前年比)
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 きょうのNY外国為替市場では、朝方ドル売りの動きが強まった。ドル円は東京市場
午前から昼過ぎにかけてドル売りの動きが強まり、114円20銭台から113円60
銭台まで。その後ロンドン市場ではいったんドル売りが一服し、114円近くまで回復
の場面も、大台を回復しきれずNY市場早朝から売りが出る流れとなった。先週末の米
雇用統計がやや弱く出たことで、相関関係の強い米小売売上高の数字が警戒されていた
が、結果は予想以上の落ち込みを示し、警戒感からの円買いが広がった。ドル円は東京
市場での安値を割り込み、113円台半ば割れまで値を落とす動きに。130円50銭
前後で推移していたユーロ円が129円80銭割れまで売り込まれるなど、一時は円買
いの動きが広がった。
 しかし、その後は一転してドル買いが主導に。小売売上高後に発表された鉱工業生産
やミシガン大学消費者信頼感指数などは弱めの数字も影響は限定的に。それ以上に米早
期利上げへの期待感からのドル買いが優勢となった。ウィリアムズ米NY連銀総裁が早期
の利上げについての可能性を示したことが、市場の利上げ期待を押し上げた。
 米債利回りの上昇もドル買いに寄与。米早期利上げへの期待感が広がったことで、利
上げの影響が大きい2年債だけではなく、ベンチマークとなる10年債利回りなども上
昇。NY市場朝方に1.70%台を付けていた米10年債利回りは、10日以来となる
1.79%台を付けて引けている。
 朝方ドル円の下げもあって129円80銭割れまで値を落としたユーロ円は、その後
じりじりと値を戻し、下げ分をほぼ解消して130円40銭前後まで。ユーロドルはロ
ンドン朝の1.1480台からのユーロ安ドル高基調が優勢に。ドル全面高基調となる
中で、一時1.1400を割り込む場面も見られた。戻りは鈍く、1.1410台で週
の取引を終えている。
 ポンドドルもユーロドル同様にドル買いに押される展開。ロンドン午前の1.374
0台から値を落としNY午後には1.3650台まで。その後少し戻すも1.3680
前後で引けている。英中銀に関しては来月の追加利上げ期待などが見られ、下がると買
いが出る場面も、ドル全面高基調の勢いが勝った。
 新興国通貨はまちまち。原油高の動きもあってメキシコペソは対ドルで買いが出る場
面が見られたがロンドン市場に続いてNY市場でも20.28台まで。20.27台に
200日移動平均線が控えており、その手前の買いに下値を支えられると、その後はド
ル全面高に20.36台を付ける動きも。もっともNY夕方には20.30を割り込む
などペソは比較的しっかり。ただ、200日線の上での推移が10月後半から続いてお
り、手前では買いが入っている。
MINKABU PRESS