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NY外為市況=136円台を回復

2022年06月29日(水)05時31分

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日本時間午前5時31分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  136.25 + 0.79 (+ 0.58%) 136.38 / 135.11
ユーロ・ドル 1.0521 - 0.0063 (- 0.60%) 1.0606 / 1.0504
ポンド・ドル 1.2184 - 0.0081 (- 0.66%) 1.2291 / 1.2181
ドル・スイス 0.9575 + 0.0012 (+ 0.13%) 0.9587 / 0.9534
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<きょうの材料>
【米国】
卸売在庫(速報値)(5月)21:30
結果 2.0%
予想 2.2% 前回 2.3%(2.2%から修正)(前月比)
S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(4月)22:00
結果 21.23%
予想 21.30% 前回 21.15%(21.17%から修正)(前年比)
コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)23:00
結果 98.7
予想 100.1 前回 103.2(106.4から修正)
米7年債入札結果
最高落札利回り 3.280%(WI:3.259%)
応札倍率    2.48倍(前回:2.69倍)
ウィリアムズNY連銀総裁
・景気後退は私のベースシナリオではない、経済は強い。
・今年は成長が鈍化するが、景気後退にはならない。
・失業率は4%を少し上回る見込み。
・2023年にはFRBの利上げペースが鈍るだろう。
・年内に金利を3%ー3.5%へと引き上げる必要。
・FF金利は3.5%ー4.0%となることが妥当だ。
・7月FOMC会合では50bpもしくは75bp利上げが議論されるだろう。
・市場はうまく機能しており、テーパー・タントラムはない。
(CNBC)
ブラード・セントルイス連銀総裁
・1974年と1983年から学んだ教訓についてエッセイでコメント。
・FRBはインフレ目標達成のための第一歩を踏み出した。
・インフレを先取りすることで、インフレを低く抑えることができる。
デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
・FRBはインフレに対処できる。
・FRBは強すぎる需要緩和に向けて迅速に取り組んでいる。
・物価安定への明確でないコミットメントに言及。
・労働市場は力強いが、成長は鈍化を予想。
・長期に渡ってマイナス成長が続くとは思わないでほしい。
・失業率を少し上げても景気後退にはならない。
・持続的拡大はより包括的な経済構築の最良の方法。
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<明日の材料と事前予想>
【豪州】
小売売上高(5月)10:30
予想 0.5% 前回 0.9%(前月比)
【ユーロ圏】
ユーロ圏消費者信頼感・確報値(6月)18:00
予想 N/A 前回 -23.6
ユーロ圏景況感(6月)18:00
予想 103.5 前回 105.0
ドイツ消費者物価指数・速報値(6月)21:00
予想 0.3% 前回 0.9%(前月比)
予想 7.8% 前回 7.9%(前年比)
ドイツ調和消費者物価指数・速報値(6月)21:00
予想 0.4% 前回 1.1%(前月比)
予想 8.8% 前回 8.7%(前年比)
【米国】
実質GDP・確報値(第1四半期)21:30
予想 -1.4% 前回 -1.5%(前期比年率)
GDPデフレータ・確報値(第1四半期)21:30
予想 8.1% 前回 8.1%(前期比年率)
PCEコアデフレータ・確報値(第1四半期)21:30
予想 5.1% 前回 5.1%(前期比年率)
個人消費・確報値(第1四半期)21:30
予想 3.1% 前回 3.1%(前期比年率)
クリーブランド連銀総裁が講演
ラガルドECB総裁、パウエルFRB議長、ベイリー英中銀総裁らがECBフォーラム
に参加
NATO首脳会議(30日まで)
日米韓首脳会談開催予定
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 きょうのNY為替市場はドルの買い戻しが強まり、ドル円は136円台を回復。米株
式市場が急落しており、きょうはリスク回避のドル買いが復活したようだ。ドル円は直
近高値の136.70円付近が目先の上値メドとして意識される。
 先週は5月の全国消費者物価指数(CPI)が発表になり、日銀が注目している食品
を除いたコア指数は前年比2.1%と2%目標を上回っていた。しかし、需要と供給に
なお、ギャップがかなりある中で、食品とエネルギーを除いたコアコア指数は0.8%
とインフレの気配を見せていない。来年の世界的なリセッション(景気後退)への警戒
感も高まる中で、日銀が現時点で緩和解除に動くとは考えにくいようだ。
 そのような中で円には大きな圧力がかかっており、他のG10の中銀の金利見通しが
当面高止まりが想定される中、しばらく円安が続くと予想されている。140円はまだ
十分に視野に入っているようだ。
 円安が終わるとすれば、景気後退への意識が更に強まり、FRBが市場が考えている
よりも早期に利上げサイクルを終了し、再び引き下げに転じる可能性が強まれば、円は
買い戻される可能性があるとの指摘も出ている。一部からは、その局面は意外に早く訪
れ、財務省の介入なしでも円は緩やかに回復が予想されるという。
 なお、本日は6月調査の米消費者信頼感指数が発表され、100を下回り、昨年2月
以来の低水準となった。インフレが米消費者のセンチメントを弱め続けている。賃金上
昇率を上回る数十年に1度の高インフレに悩まされる中、家計のセンチメントは依然弱
い。FRBは物価上昇を抑えるために積極的に利上げを行っており、借入コストの上昇
は住宅や自動車、家電製品などの高額商品の購入に影響を与えている模様。ただ、為替
市場の反応は限定的だった。
 ユーロドルは1.05ドルちょうど付近まで一時下落。きょうはラガルドECB総裁
がポルトガルのシントラで開催されているECBの年次フォーラムに出席しており、従
来と変わらずの慎重な見通しを示した。7月に0.25%ポイントで利上げを再開し、
9月には大幅利上げの可能性を示唆する内容。一部のECB理事からは、7月にも0.
50%ポイントの大幅利上げを主張する声も出ているが、きょうの総裁の発言はそれを
けん制する格好となっている。
 市場からは、「ユーロ圏は他の地域よりも大幅な景気減速が予想され、厳しい状況に
置かれている。そのような中、特にFRBとは相対的にECBのできることには本質的
な限界がある。ウクライナ危機とユーロ圏の分断リスクでECBは慎重にならざるを得
ない」との声が聞かれた。市場は、2023年半ばまでの累計の利上げ幅の見通しを2
週間前の約2.80%ポイントから約2.38%ポイントに下方修正している。
 ポンドドルも戻り売りに押され、1.21ドル台に下落。21日線に届かずに失速し
ている格好となっており、チャート的には上値が重い展開に変化はないようだ。英下院
は前日、北アイルランドを巡ってEUと締結した通商ルールの一部廃止を可能とする
「北アイルランド議定書法案」について、手続きを進めることを賛成多数で承認した。
議会手続きの最初のハードルを越えた形で、今後は法案内容の精査に入る。これにEU
側は国際法違反と反発し、英国内でもメイ前首相が「英国の地位を低下させる」と批判
している。この法案が最終的に成立するかはなお不透明で、上院(貴族院)では政府が
過半数を押さえておらず、多くの議員が法案に懸念を表明している。
 ただ、ポンドは北アイルランド法案のニュースに対してほとんど反応を示していな
い。市場はこのシナリオをほぼ織り込んでおり、現時点で英中銀の行動には影響しない
との見方で一致している模様。
コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)23:00
結果 98.7
予想 100.1 前回 103.2(106.4から修正)
MINKABU PRESS