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NY外為市況=米雇用統計後に急騰

2022年08月06日(土)06時49分

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日本時間午前6時34分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  135.01 + 2.12 (+ 1.60%) 135.50 / 132.52
ユーロ・ドル 1.0183 - 0.0063 (- 0.61%) 1.0252 / 1.0142
ポンド・ドル 1.2073 - 0.0087 (- 0.72%) 1.2169 / 1.2004
ドル・スイス 0.9615 + 0.0061 (+ 0.64%) 0.9650 / 0.9538
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<きょうの材料>
※経済指標
【カナダ】
雇用統計(7月)21:30
結果 -3.06万人
予想 1.52万人 前回 -4.32万人(雇用者数)
結果 4.9%
予想 5.0% 前回 4.9%(失業率)
Ivey購買担当者景況感指数(7月)23:00
結果 49.6
予想 N/A 前回 62.2(Ivey購買担当者景況感指数)
【米国】
雇用統計(7月)21:30
結果 52.8万人
予想 24.9万人 前回 39.8万人(37.2万人から修正)(非農業部門雇用者数)
結果 3.5%
予想 3.6% 前回 3.6%(失業率)
結果 0.5%
予想 0.3% 前回 0.4%(0.3%から修正)(平均時給(前月比))
結果 5.2%
予想 4.9% 前回 5.2%(5.1%から修正)(平均時給(前年比))
民間部門雇用者数
結果 47.1万人
予想 23.0万人 前回 40.4万人(38.1万人から修正)
製造業雇用者数
結果 3.0万人
予想 2.0万人 前回 2.7万人(2.9万人から修正)
週平均労働時間
結果 34.6
予想 34.5 前回 34.6(34.5から修正)
労働参加率
結果 62.1%
予想 62.2% 前回 62.2%
消費者信用残高(6月)04:00
結果 401.54億ドル
予想 255.0億ドル 前回 223.47億ドル(消費者信用残高)
【英国】
*ベイリー英中銀総裁
英企業が値上げできる状況なのかどうかを懸念
英企業は人材採用の困難に直面
中央銀行の独立性は極めて重要
総裁職を2028年の任期まで務めるつもりだ
総裁任期が決まっていることは英中銀の安定性に寄与
英中銀は英議会に対する説明責任を負っている
英中銀のインフレ対応が遅きに失したとの見方容認できず
ほとんどの供給サイドのショックは外的要因によるもの
早期の利上げが経済のダメージ与えた可能性ある
英国にインフレが定着するリスクがある
*ピル英中銀チーフエコノミスト
経済モメンタムを鈍化させることで、インフレを抑制すること目指す
9月の50bp利上げを想定することには注意必要に
MPCは金利政策について様々な見方を有している
金融政策がインフレに与える影響はスローなものだ
英インフレ率を目標水準に戻すことが主要な目的
過去にあった超高金利は期待せず
インフレ率が低下した場合、金利水準も2%近くに低下する公算
金利に関しては低すぎ、高すぎの両面のリスクある
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<月曜日の材料と事前予想>
【日本】
国際収支(6月)08:50
予想 N/A 前回 1284.0億円(経常収支)
予想 N/A 前回 82.0億円(経常収支(季調済))
予想 N/A 前回 -19512.0億円(貿易収支)
【スイス】
雇用統計(7月)14:45
予想 N/A 前回 2.0%(失業率(季調前))
予想 N/A 前回 2.2%(失業率(季調済))
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 きょうのドル円は米雇用統計の力強い結果を受けて一気に上昇した。雇用統計までは
やや上値の重い展開。東京午前に132円50銭台を付けた後、133円台前半まで上
昇も、ロンドン市場に入っても132円台を付ける場面が見られるなど、上値の重さが
印象的に。
 しかし注目された米雇用統計がサプライズな強さを見せると、流れが一気に変わっ
た。米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想を倍以上も上回る伸び
に。前回値が上方修正されたうえでの結果に市場のサプライズとなった。失業率が予想
外に低下。平均時給が予想外に上昇と、NFP以外も力強い結果となった。
 この結果を受けて、ドル円は急騰した。発表時の133円20銭前後から134円台
半ば前後まで一気に進み、そのまま135円ちょうど前後まで。そこで30銭程度の調
整を挟むも、勢いは継続し、135円50銭前後まで上値を伸ばした。
 その後はいったん調整の動きとなったが、NY午後は135円ちょうどを挟んでの推
移となるなど、堅調な地合いを維持した。
 今後の米FRBによる追加利上げ期待が一気に強まった形。発表前までは次回9月の
利上げについて、0.50%に利上げ幅が縮小するとの見通しが約66%と大勢となっ
ており、34%が3会合連続での0.75%利上げという状況であった。発表後は入れ
替わり、約70%が0.75%利上げを見込み、約30%が0.50%利上げを予想す
るという状況に。この結果に米長期債利回りなども上昇を見せ、ドル買いの動きにつな
がった。
 米10年債は2.70%割れの水準から一時2.867%まで。2年債はそれ以上に
上昇。
 ユーロドルは1.0230前後から1.0140近くまで値を落とした。ドルはほぼ
全面高。もっともドル円でのドル高円安の勢いが強く、ユーロ円は上昇。ロンドン市場
で136円割れを付けていたユーロ円は136円20銭台で発表を迎えると、137円
76銭をつけている。
 利上げ見通しが強まり、米株は下げて始まったが、ダウ平均がプラス圏で引けるな
ど、株が落ち着いた動きを見せたことで、円売りの動きが広がり、クロス円の買いにつ
ながった面も。
 昨日市場予想通り27年ぶりの0.5%の利上げを決めた後、1.22台から1.2
060台まで一時値を落としたポンドドルは、1.2150前後まで戻して発表を迎
え、発表後のドル買いに1.2000台まで値を落としている。その後は買い戻しも
1.21を付けず、上値の重い展開に。
MINKABU PRESS