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NY外国為替後半=107円台後半が続く

2019年07月16日(火)04時58分

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日本時間午前4時57分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.90 - 0.01 (- 0.01%) 108.11 / 107.80
ユーロ・ドル 1.1258 - 0.0012 (- 0.11%) 1.1284 / 1.1254
ポンド・ドル 1.2518 - 0.0054 (- 0.43%) 1.2582 / 1.2510
ドル・スイス 0.9845 + 0.0003 (+ 0.03%) 0.9855 / 0.9818
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 日本時間午前4時57分現在のドル円は1ドル=107.90円。NY時間の終盤に
入ってドル円は107円台後半での振幅が続いている。週明けの市場は静かな動きと
なっており、ドル円に関してはアジア時間に108円台に上昇していたものの、ロンド
ン時間からNY時間にかけて戻り売りに押される展開。
 先週はパウエルFRB議長の議会証言を受けてドル売りが強まった。一時109円台
を試す展開も見せていたドル円は107円台に失速している。ただ、先週は強い正の相
関関係を持っている米国債利回りが上昇したことから、ドル円も下値を支えられてい
た。米株が堅調に最高値を更新していることもドル円の下値をサポートしていた模様。
 今月のFOMCでの利下げ期待を市場はある程度織り込み、ドル円も次の展開を模索
する局面に入っているようだ。今週は指標では米小売売上高や鉱工業生産などが発表さ
れ、米企業決算も始まっている。それらに対する市場の反応を待ちたい雰囲気も出てい
る模様。
 なお、朝方発表になった7月のNY連銀景気指数は前回から回復し、予想も上回っ
た。ただ、主要指数は回復の兆候を見せていたものの、詳細は業界が引き続き厳しい状
況にあることを示唆している。新規受注はマイナス幅が縮小した一方、同州の工場は受
注について7月は好調というより低調だと指摘している。
 ユーロドルは21日線が1.1255ドル近辺に来ており、その付近での推移。ロン
ドン時間に1.1285ドル付近まで上昇していたが、NY時間にかけて伸び悩む展
開。先週はドルを中心にユーロドルは上下動していたが、来週のECB理事会を巡って
の動きもそろそろ出そうだ。
 市場のコンセンサスでは今回は政策変更はなく、ガイダンスで利下げなど追加緩和の
可能性を示唆してくるものと見られている。年内の利下げは9月と12月に0.1%づ
つ2回が見込まれているようだ。ただ、新たな国債や社債など債券購入に関してはハー
ドルが高いとも見られているが、以前ほどではないとの見方も聞かれる。ただ、FRB
の利下げも想定され、利下げ幅はFRBのほうが大きいと見られる中で、それがユーロ
売りに繋がるかどうかは見解が分かれている。
 ポンドが下落しており、ポンド円は135円を割り込み、年初のフラッシュ・クラッ
シュ以来の安値を更新している。特にポンド売りの材料は見当たらないが、事実上の次
期首相を決める英保守党党首選が繰り広げられる中で、市場は合意無き離脱へのリスク
を根強く感じているようだ。
 また、ポンドに対する夏相場への警戒感も指摘されている。過去5年間の8月のポン
ド相場は対ドル、対ユーロとも月足で陰線となっている。10月末のEU離脱への不透
明感を考慮すると、今年も8月は陰線のリスクも警戒されているのかもしれない。
(ミンカブ)