注文方法について
About the order method
びっどはんていかい(あすくはんていうり)ぎゃくさしねちゅうもん
BID判定買(ASK判定売)逆指値注文とは?
「BIDレートが指定の価格以上になれば買いの成行注文を出す」、「ASKレートが指定した価格以下になれば売りの成行注文を出す」という一定の条件をつけて発注する注文方法です
BID判定買(ASK判定売)逆指値注文
<ASK判定売逆指値注文の発注の場合>
指定レート100円のASK判定売逆指値注文を入れ、レートが下降してきたとします。
① ASKレートが100円まで下がります。
② その時点のBIDレートで売りの成行注文が発注されます。
指定レート100円のASK判定売逆指値注文を入れ、レートが下降してきたとします。
① ASKレートが100円まで下がります。
② その時点のBIDレートで売りの成行注文が発注されます。
BID判定買(ASK判定売)逆指値の活用方法:指標発表時等
「このレートになったら、下降トレンド(上昇トレンド)になると予想しているから、新規逆指値注文をだしたい」「このレートになったら、さらにレートが急落(急騰)するからと予想をしているから、決済逆指値注文(損切り)をだしておきたい」と注文を発注していたにも関わらず、指標発表等で瞬間的にスプレッドが広がることによって、スプレッドの広がりで、逆指値注文の指定レートに到達し、意図しない約定となる場合があります。
上記のような、瞬間的なスプレッド拡大での意図しない逆指値注文の約定を回避する場合に、BID判定買(ASK判定売)逆指値注文は有効な注文方法です。
図①
<買ポジション保有時にBIDレート基準で逆指値注文を発注した場合>
<買ポジション保有時にBIDレート基準で逆指値注文を発注した場合>
例えば、買ポジションを持っている場合、決済逆指値注文はBIDレートを基準に発注するのが一般的ですが、実際のレートの水準は変わっていないにも関わらず、左記図①のように瞬間的なスプレッドの広がりにより、実際はまだ決済したい水準ではないところで、意図しない決済となる可能性があります。
図②
<買ポジション保有時にASKレート基準で逆指値注文を発注した場合>
<買ポジション保有時にASKレート基準で逆指値注文を発注した場合>
左記図①のような意図しない決済を避けたい場合に、ASK判定売逆指値注文を利用すれば、スプレッド拡大の影響を受けないため、実際のレートの水準にあった決済となります。
(左記図②)
(左記図②)
※逆指値注文は、相場急変時、ご指定いただいたレートよりも不利なレートで約定する場合がありますので、ご留意ください