■預託された資金の元本割れもしくは元本を上回る損失発生の可能性について
店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット(※1)を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。
(※1)ロスカットとは、預託された資金の元本を上回る損失発生を防ぐため、有効証拠金が必要証拠金を下回った場合、全ての未決済ポジションを成行注文で反対売買するもの
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■注文の種類について
注文は以下の4種類となり、執行条件が異なります。
・成行注文はこちら
・指値注文はこちら
・ストリーミング注文はこちら
・逆指値注文はこちら
■スワップポイントについて
金利水準の異なる2国間の通貨を売買することにより、金利が低いほうの通貨の買いポジションを持った場合、または金利が高いほうの通貨の売りポジションを持った場合、スワップを支払う必要があります。金利水準は、各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映して変動しますので、スワップが受取りから支払いに転じる場合があります。
■通貨ペアの特徴について
米ドル(USD)、ユーロ(EUR)等の流動性がある通貨をメジャー通貨といい、メキシコペソ(MXN)、ハンガリーフォリント(HUF)、ポーランドズロチ(PLN)、香港ドル(HKD)等の流動性が低い通貨をマイナー通貨といいます。
特にマイナー通貨に関連する取引において、流動性が低い状況では、スプレッドが大きく開くことやレートが配信されないこと、また、レートが配信されている場合であっても、ロスカットを含む取引が約定しないこと等があり、お客様の預託された資金の元本割れまたは元本を上回る損失発生の可能性があります。
また、流動性が著しく低くなることにより、証拠金の引き上げ、最悪の場合レート配信がなくなり、お取引ができなくなる可能性があります。
■流動性リスク
流動性…市場での取引量のこと
流動性がある…取引量が多く、取引がしやすい状況
流動性が低い…取引量が少なく、取引がしにくい状況
外国為替市場は、通常、流動性のある市場ですが、各国の祝祭日や経済動向、取引時間帯等によっては、通貨の種類を問わず、流動性が低くなる場合があります。
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Q: |
流動性が低いとどうなるのでしょうか? |
A: |
<カバー先> |
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流動性が低い状況での取引は、カバー先自身がリスクを背負うことにもなりかねないため、積極的に取引をしたくないと考え、レートを配信しなかったり、配信したレートの売りレートと買いレートの差を大きく広げたりします。 |
A: |
<お客様> |
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◎ |
レートが配信されなければ、取引を行うことができません。値幅制限がないため、レート配信が再開した時点で、ロスカット値を超えてしまっている場合があります。 |
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◎ |
取引量が少ないため、約定しなかったり、不利なレートで約定したり、ロスカットを含む意図した取引ができない場合があります。 |
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◎ |
流動性が低い状況での取引は、預託された資金を上回る損失発生の可能性が非常に高くなります。 |
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Q: |
レートが配信されていた時点では、ロスカット値に達していたのに、約定しないまま、レートが配信されなくなりました。ロスカットはどうなるのでしょうか? |
A: |
レートが配信されなければ、約定しません。 |
Q: |
その後、レート配信が再開したら、ロスカットはどうなるのでしょうか? |
A: |
レート配信が再開した時点の市場レートで成行決済となります。 |
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◎ |
時間指定注文に関しては、取引時間内であっても通貨ペアによって時間指定ができない時間帯がありますので、十分ご理解の上、お取引ください。
時間指定できない時間帯はこちら
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■週末リスク
週末リスクとは、外国為替市場が一般に取引を行っていない週末(※2)に様々な状況が生じ、金曜日の終値から大きく乖離したレートで月曜日の取引が開始されることをいい、ストップロス注文やロスカットが予定損失額を上回る可能性、また預託された資金の元本を上回る損失発生の可能性があります。また、IF-DONEやIF-OCO注文などでは、新規注文を逆指値で指定されている場合、新規約定レートが指定レートから大きく乖離して約定することにより、予想に反して損失となる場合があります。週明けまでポジションを保有される場合、リスクを十分ご理解の上、ご自身の判断においてお取引ください。
週末(※2)とは・・・日本時間の土曜日の朝(取引終了時)から月曜日の朝(取引開始時)までのことをいいます。
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<取引開始時間と終了時間>
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取引時間 |
開始時間(日本時間) |
終了時間(日本時間) |
採用時間 |
米国標準時間 |
米国サマータイム |
米国標準時間 |
米国サマータイム |
LION FX |
月曜日午前7:00 |
月曜日午前6:30 |
土曜日午前6:30 |
土曜日午前5:30 |
<メンテナンス等の時間(日本時間)>
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システム名 |
曜日 |
メンテナンス等の時間 |
LION FX |
火曜日~金曜日 |
・ロールオーバー時(日本時間:米国標準時間採用時は午前6時59分、米国サマータイム採用時は午前5時59分)に、日締め作業のため15分程度、最大30分程度通信が切断され、再ログインが必要となります。 |
土曜日 |
・取引終了後、メンテナンスを実施する場合がありますが、予め弊社ホームページにてお知らせいたします。 |
※メンテナンス中はログインが出来る場合もありますが、発注、注文の取消・変更、クイック入金などの操作を行うと不具合が生じる可能性があります。
※上記以外の時間帯に臨時メンテナンスを行う場合があります。臨時メンテナンスを行う場合は弊社ホームページの「メンテナンスニュース」に掲載いたします。