MACD(Moving Average Convergence and Diverg-ence)
【1】MACD(Moving Average Convergence and Diverg-ence)とは?
MACDはジェラルド・アペルによって1960年代に考案された手法であり、さまざまな改良が加えられ現在の手法が確立されている。MACDは「マックディー」と呼ばれ、「Moving Average Convergence and Diverg-ence」が正式名称となる
【2】MACDとポイント
※MACDの一般的な考え方
売買シグナルとしては、MACDとシグナル線の交わり方が重要となってくるが、さらに短期的に重要なシグナルとしてはMACDの反転のほうが売買シグナルとしてはより重要である。MACDの売買シグナルをまとめると、
①MACDの方向性
・MACDが低下「売りシグナル」
・MACDが上昇「買いシグナル」
②MACDとシグナル線の交わり方
・MACD>シグナル線「買いシグナル」(MACDがシグナル線を上抜けたら)
・MACD<シグナル線「売りシグナル」(MACDがシグナル線を下抜けたら)
③シグナル線の方向性
・シグナル線が低下「売りシグナル」
・シグナル線が上昇「買いシグナル」
④MACDのゴールデンクロス、デッドクロスの有無(ゼロラインとの交差で判断)
・MACD>ゼロライン「買いシグナル」
・MACD<ゼロライン「売りシグナル」
などがある。
※チェックポイント
MACDの弱点は、トレンドが乏しく横ばいの相場の際にはシグナルがでても実際は「ダマシ」であったりすることや、短期での相場の大きな振れはカバーできないことなどがあげられる。対応策として短い期間に設定してMACDを使用するなど、使用者それぞれに最適なパターンを構築することが求められる。
※MACDを使いこなせ!日々の確認でトレンドを把握
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※「MACD」はドル円/ユーロドル/ユーロ円/ポンド円/南アフリカランド(ZAR)円/加ドル(カナダドル)円/豪ドル(オーストラリアドル)円/NZドル(ニュージーランドドル)円の計8通貨ペアで構成されており、「テクニカルレベル一覧」で配信されております。