CCI
【1】CCI(Commodity Channel Index)とは?
CCI(Commodity Channel Index)とは、ドナルド・ランバート氏が開発したオシレーター系テクニカル手法である。CCIは相場の値動きには一定のサイクルがあることを基本的な考えとして用い、相場の「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断する指標である。
【2】CCIとポイント
出所:LION FX (図)ローソク足とCCI(逆張り時のシグナル)
※チャートの見方
CCIが100%を超えたら「売りシグナル」、マイナス100%を下回ったら「買いシグナル」という「逆張り」が一般的な考え方であるが、「順張り」でも利用可能であることに注目したい。順張りの場合はCCIが100%を超えたら「買いシグナル」、マイナス100%を下回ったら「売りシグナル」となる。ただ「逆張り」・「順張り」どちらにしても重要なことは、「サイクル(パラメータ)」の設定であり、パラメータを変化させながら最適なものを探っていく必要がある。また、傾向の違うテクニカル手法との組み合わせで弱点を補完するのに用いるか、同じ傾向の指標(ボリンジャー・バンド)のサブ的な役割を担わせる方法もある。