はじめてのFX
資料請求はこちら
操作マニュアル

ヒロセ通商メニュー

クイック入金提携先約380行
信託保全
お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-63-0727
直通ダイヤル:06-6534-0708
FAX:0120-34-0709
受付時間:24時間
(土曜日17:00~月曜日8:30を除く)
※ご意見・ご要望にお応えできるように、通話内容を録音させていただくことがあります。

ご意見箱
苦情相談窓口
電子広告
らいおん料理長ツイッター
公式Youtubeチャンネル
プライバシーマーク

DMI

【1】DMIとは?

DMI(方向性指標)とは、J.Wワイルダー氏が考案したテクニカル指標である。この指標は、いわゆる逆張り指標とされるRSI、ストキャスティクスなどが、一方に傾くトレンドにおいて期待できないことから、その弱点を補うための「順張り指標」として考案されたもので、トレンドの有無と強弱を探ろうとするものである。

【2】DMIとポイント


出所:LION FX     図 ローソク足とDMI

・DMIの特徴は、終値の比較を無視して、当日の高安が前日の高安に比べてどちらが大きいかを見極め、相場の強弱を読むところにあり、「ボラティリティ(価格の変動幅)」からトレンドを分析しているところである。なお、一般的に使用する期間は14日が用いられることが多いとされる。
・構成要素 ①±DM(Directional Movement) ②TR(True Range) ③ATR(Average True Range) ④±DI(Direct Indicator) ⑤ADX(Average Directional Index) ⑥ADXR(Average Directional Movement Index Rating) 以上の6つとなる。

※チャートの見方
・+DIと-DIの交差によって売買シグナルを捉える。+DIが-DIを上抜いている(値が大きい)ときは買いシグナル、反対の場合(+DIが-DIを下回る)は売りシグナル点灯を示唆する。ただし、この方法では「ダマシ」も多いことには留意しておきたい。また、±DIは相場の強弱の把握には効果的だが、トレンドの有無については見極めにくい。そこで、ADXを用いてトレンドの有無を確認する必要がある。
・変動の大きさを捉えるDXだと振動がかなり大きくなってしまうため、±DIで用いた期間で平均をとり導き出すのがADXである。ADXが上昇するということは「トレンドが強い・継続する場合」、逆にADXが低下するということは「トレンドが弱い・反転するかレンジ相場へ移行する場合」を示唆する。

そのほかの捉え方としては、前述した±DIを用いて推し量る方法で、+DI・-DIの2本の線の差が拡大した場合は「トレンドが強い・継続する場合」、+DI・-DIの2本の線の差が縮小した場合は「トレンドが弱い・反転するかレンジ相場へ移行する場合」を示唆することになる。

【3】DMI構成要素の説明(計算式含む)

(1)DM(Directional Movement・方向性)
前日の動きと比較し、当日の動きが超えた部分の最大値を方向性(DM)という。したがって、「当日高値>前日高値」、「当日安値<前日安値」の場合は絶対値の大きい方を採用。また当日のレンジが前日のレンジに入っている場合は「ゼロ」とする。(詳細は下記参照)
+DM=当日の高値-前日の高値(上昇の強さを示す)
-DM=前日の安値-当日の安値(下落の強さを示す)
条件として・・・・
+DM<0(ゼロ)なら +DM=0
-DM<0(ゼロ)なら  -DM=0
+DM>-DMなら -DM=0
-DM>+DMなら +DM=0

(2)TR(True Range)
・下記3つの中で最大値を選択する
1.当日の高値と安値の差
2.前日終値と当日高値の差
3.当日安値と前日終値の差
※TRの平均をとった指標としてATR(Average True Range)がある。

(3)±DI(Directional Indicator)
一定期間の±DMの平均を求め(一般的には14日間が採用されている)、この平均をATRで割ったものをDIと呼称する。これは、DMと同様に正負が付く。
+DI=+DM÷ATR×100
-DI=-DM÷ATR×100

(4)ADX(Average Directional Movement)
ADXを求めるために、まずDXを求める
DX=(+DI-(-DI))÷(+DI+(-DI))
ADX=DXの14日平均
※「DX」は変動の大きさをとるものであるが、「DX」だと振幅が大きくなってしまうため、平均(ここでは14日平均)をとり「ADX」を算出することで振れを抑えた結果を得ることができるといえる。

(5)ADXR(Average Directional Movement Index Rating)
ADXの遅行指標としての意味合いがあり、普段はADXの動きを規定するために用いられる。ADXとの位置関係で勢いを推し量る見方をする。
(14日前のADX+ADX)÷2
※14日については一般的に用いられる期間

■注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。

取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。

  • 金融庁
  • 金融先物取引業協会
  • 証券取引等監視委員会
  • 国税庁
  • FX取引の規制について
  • 証券・金融商品 あっせん相談センター
  • FFAJの学ぼう!FX
  • 日本証券業協会
  •  日本商品先物取引協会