円高・円安とは?
テレビを見ていると、ニュースでよく「今日の東京外国為替市場午後5時の終値は昨日に比べて50銭の円高です」とか「30銭の円安です」ということを耳にしますよね。それでは1ドル100円であったものが1ドル90円になった場合と、1ドル100円が1ドル110円になった場合とではどちらが円高でどちらが円安でしょうか?
答えは1ドル90円になった場合が円高で、110円になった場合が円安です。
「え?逆じゃないの?値段が下がれば円安で、値段が上がれば円高じゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、ドルと円を「交換する」と考えると分かりやすいと思います。
為替の場合1ドル何円というように、ドルを基本にしています。 (ドルはすべての通貨に対して基本の通貨となるため、「基軸通貨」と呼ばれます。)
そこで上の例を考えてみましょう。 |