投資対象が豊富な株価指数連動型ETF
ETF CFDs with various investment targets

ETFとは?

ETFはExchange Traded Fundの略称で、上場投資信託を意味しています。取引所に上場して株式等と同様に取引されており、分散投資に適しているといわれています。分散投資は大きな損失を被るリスクを抑えるために有効な投資方法ですが、例えば株式で分散投資をする場合、複数の銘柄を購入し、かつ投資者自身がどの株式にどのくらいの比率で投資するか決める必要があり、ある程度知識が必要です。一方ETFは、ひとつのETFの中に複数の銘柄が含まれており、かつ比率も決まっているため、簡単に分散投資が可能なのです。また、ETFには特定のセクター(分野)に属する様々な企業に分散投資できる銘柄もあり、投資目的に合わせて効率的に投資効果を上げられます。LION CFDでは様々なETF全14銘柄を取扱っており、ご自身に合う銘柄をご選択いただけます。

iシェアーズ MSCI 中国ETF (MCHI)
中国指数ETF

iシェアーズ MSCI 中国ETFは、MSCI China Indexを原資産として、中国株式市場の上位85%の株式に投資する浮動株時価総額加重型のETFです。海外の投資家が投資可能な中国の大型もしくは中型の株式(香港証券取引所のH株や上海取引所、深セン取引所のB株など)をもとに算出されています。中国は今後も更なる経済成長が見込まれており、iShares MSCI China ETFに投資することで、中国に直接投資するのと同様の効果が期待できます。
主な構成銘柄(2023年11月時点):テセント・ホールディングス、アリババグループ、美団 など

iシェアーズ MSCI 台湾 ETF (EWT)
台湾指数ETF

iシェアーズ MSCI 台湾 ETFは、MSCI Taiwan 25/50 Indexを原資産として、台湾株式の上位85%の株式に投資する浮動株時価総額加重型のETFです。台湾はハイテク産業が盛んで、構成銘柄の約60%をIT関連企業が占めています(2023年9月時点)。
主な構成銘柄(2023年11月時点):TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)、鴻海(ホンハイ)、メディアテック など

iシェアーズ MSCI 韓国ETF (EWY)
韓国指数ETF

iシェアーズ MSCI 韓国ETFは、MSCI Korea 25/50 Indexを原資産として韓国証券取引所で取引される大型及び中型の株式に投資する浮動株時価総額加重型のETFです。IT関連企業が構成銘柄のうちの約3分の1を占めており(2023年9月時点)、韓国のIT関連企業を中心に幅広い分野に投資することが可能です。
主な構成銘柄(2023年11月時点):サムスン、SKハイニックス など

iシェアーズ MSCI ブラジル ETF (EWZ)
ブラジルETF

iシェアーズ MSCI ブラジル ETFは、MSCI Brazil 25/50 Indexを原資産としてブラジル株式市場の大型もしくは中型の株式に投資する浮動株時価総額加重型のETFです。金融分野が全体の約25%と最も比重が重く、次いで素材分野とエネルギー分野がそれぞれ約20%ずつを占めています(2023年9月時点)。
主な構成銘柄(2023年11月時点):ヴァーレ、ペトロブラス、イタウ・ウニバンコ・ホールディングス など

iシェアーズ バイオテクノロジーETF (IBB)
バイオテックETF

iシェアーズ バイオテクノロジーETFは、ICE Biotechnology Indexとの連動を目指すETFです。ICE(インターコンチネンタル取引所)の分類規則の下で、バイオテクノロジーセクターに分類される米国証券に投資します。このETFでは医薬品の大量生産よりも、治療法の研究開発に焦点を当てている企業を対象としています。
主な構成銘柄(2023年11月時点):アムジェン、バーテックス・ファーマシューティカルズ、モデルナ など

iシェアーズ 半導体 ETF (SOXX)
米国半導体ETF

iシェアーズ 半導体 ETFは、ICE Semiconductor Indexとの連動を目指すETFです。ICE(インターコンチネンタル取引所)の分類規則の下で、半導体セクターに分類される米国証券上位30銘柄に投資します。半導体セクターには半導体等の材料を生産する企業や、LEDやOLED技術を利用する企業が含まれています。そのほかにも、半導体関連機器やサービスを提供する企業も含まれています。
主な構成銘柄(2023年11月時点):エヌビディア、ブロードコム、AMD、インテル など

素材セレクト・セクター SPDR ファンド (XLB)
産業資材ETF

素材セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、資材セクターに効果的に連動することを目標とするファンドです。資材セクターには化学関連企業や金属関連企業から製紙関連企業や建築資材関連企業まで、様々な製品を作るのに必要な資材を生産する企業が分類されています。好況時には多くの製品が売れることで業績が伸びるため、資材セクターは景気の影響を受けやすいといわれています。
主な構成銘柄(2023年11月時点):リンデグループ、エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ、シャーウィン・ウィリアムズ など

エネルギー・セレクト・セクター SPDR ファンド (XLE)
エネルギーETF

エネルギー・セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、エネルギーセクターに効果的に連動することを目標とするファンドです。エネルギーセクターには石油やガス、エネルギー関連サービスを主要事業とする企業が含まれています。構成銘柄のうち、石油やガスなどを提供するエネルギー会社が全体の約90%を占めているため(2023年9月時点)、石油等の燃料の価格変動の影響を強く受けるセクターです。
主な構成銘柄(2023年11月時点):エクソンモービル、シェブロン、SLB、コノコフィリップス など

資本財セレクト・セクター SPDR ファンド (XLI)
資本財ETF

資本財セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、資本財セクターに効果的に連動することを目標とするファンドです。資本財セクターは機械産業や航空・防衛関連企業の比率が最も高く、それぞれ全体の約20%を占めています。次いで、複合企業や輸送関連企業が多く、それぞれ全体の約10%を占めています(2023年9月時点)。規模の大きな製品を製造している企業が多いため、不況時には業績が上がりにくく、景気の影響を受けやすいといわれています。
主な構成銘柄(2023年11月時点):キャタピラー、ユニオン・パシフィック、ハネウェル、ボーイング、ロッキード・マーティン など

テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド (XLK)
IT関連ETF

テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、ITセクターに効果的に連動することを目標とするファンドです。ITセクターは、ハードウェア、ソフトウェア、周辺機器、通信機器、半導体、半導体関連機器、その他ITサービスを主要事業とする企業で構成されており、誰もが一度は目にしたことがあろう有名企業が多く含まれています。
主な構成銘柄(2023年11月時点):アップル、マイクロソフト、エヌビディア、ブロードコム、アドビ、セールスフォース、AMD など

生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンド (XLP)
生活必需品ETF

生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、生活必需品セクターに効果的に連動することを目標としています。生活必需品セクターは、食品産業や小売業などの生活に欠かせない製品やサービスを提供する企業が含まれています。そのため、景気の影響を受けにくく、安定しているといわれています。
主な構成銘柄(2023年11月時点):P&G、コストコ、ペプシコ、ウォルマート、コカ・コーラ など

公益事業セレクト・セクター SPDR ファンド (XLU)
インフラETF

公益事業セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、公共事業セクターに効果的に連動することを目標としています。公共事業セクターは、電気や水道、ガスなどの公共事業を主要とする企業が分類されています。ファンド全体では、電気関連企業が約65%を占め、次いで情報インフラや複合インフラを提供する企業が25%以上を占めています(2023年9月時点)。社会インフラを支える企業で構成されているため、景気の影響を受けにくく安定しているファンドです。
主な構成銘柄(2023年11月時点):ネクステラ・エナジー、サザン・カンパニー、デューク・エナジー など

ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド (XLV)
ヘルスケアETF

ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、ヘルスケアセクターに効果的に連動することを目標としています。ヘルスケアセクターは医薬品の研究や製造、医療サービス等を提供する企業が分類されており、今後世界の更なる高齢化発展とともに需要増加が見込まれています。米国は世界的に見ても大手製薬会社が多く、ファンド全体としても製薬会社は全体の30%以上を占めています(2023年9月時点)。医療関係の需要は景気に左右されにくく、安定しているファンドです。
主な構成銘柄(2023年11月時点):ユナイテッドヘルスグループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、イーライリリー、ファイザーなど

一般消費財セレクト・セクター SPDR ファンド (XLY)
消費関連ETF

一般消費財セレクト・セクター SPDR ファンドは、S&P500指数を構成する銘柄のうち、一般消費財セクターに効果的に連動することを目標としています。一般消費財セクターは、大規模小売店や専門小売店、ホテル、レストランなどの娯楽関係、自動車等の贅沢品関連企業など、一般に広く消費されている商品やサービスを提供している企業が分類されています。このセクターはほとんどがBtoC事業を主要としている企業で構成されているため、誰もが知っているであろう有名企業に投資することが可能です。
主な構成銘柄(2023年11月):アマゾン、テスラ、ホームデポ、マクドナルド、ナイキ、スターバックス など

<注意喚起>

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動、為替レートの変動等やレバレッジ効果により元本を上回る損失発生の可能性があります。株価指数関連CFD取引は、金利調整額が発生しますが(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、当社への支払いとなることがあります。加えて、ETFを原資産とするCFD取引では、原資産となるETFの調達が困難な状況下で借入金利調整額が発生することがあり、売建玉を保有している場合に支払いとなります。また、配当金・分配金の権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、権利調整額が発生します(一般に買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払い)。但し、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによって、売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払いとなる場合があります。原資産にコーポレートアクション等が発生した場合は、当社は原則、決済期日を定めた上で新規建て注文を停止します。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により強制決済されます。取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなり、相場急変時や流動性が低下時等、大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数関連CFDの場合10%以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。