ETF CFDとは?
What is ETF CFDs?

ETFとは?

ETFはExchange Traded Fundの略称で、上場投資信託を意味しています。取引所に上場して株式等と同様に取引されており、分散投資に適しているといわれています。分散投資は大きな損失を被るリスクを抑えるために有効な投資方法ですが、例えば株式で分散投資をする場合、複数の銘柄を購入し、かつ投資者自身がどの株式にどのくらいの比率で投資するか決める必要があり、ある程度知識が必要です。一方ETFは、ひとつのETFの中に複数の銘柄が含まれており、かつ比率も決まっているため、簡単に分散投資が可能なのです。また、ETFには特定のセクター(分野)に属する様々な企業に分散投資できる銘柄もあり、投資目的に合わせて効率的に投資効果を上げられます。LION CFDでは様々なETF全14銘柄を取扱っており、ご自身に合う銘柄をご選択いただけます。

投資対象が豊富な株価指数連動型ETF

取引の目的に合わせた銘柄をご案内します。

世界を代表するテクノロジー企業へ投資したい。

IT業界を牽引してきた企業、ネット通販・電気自動車のリーディングカンパニーや半導体投資の火付け役など世界を代表する銘柄が含まれるETFが存在します。

安定した成長が見込まれる企業へ投資したい。

景気動向に影響を受けにくいヘルスケアや生活必需品などの銘柄は一般的にディフェンシブ銘柄と言われます。ディフェンシブ銘柄を多く含むETFへの投資は、業績や株価が比較的に安定しており、リスクが低く長期的な投資に向いていると言えます。

値動きが激しい銘柄に投資したい。

CFDにはたくさんの銘柄があり、値動きが激しいものやそうでないものなど様々です。ここで紹介する銘柄は比較的値動きが激しいため投資するタイミングによってはパフォーマンスの改善を期待できます。一方で、価格の急激な変動によりより大きな損失となるリスクがあります。

誰もが知っている有名企業へ投資したい。

米国の企業といえども、私たちの生活に密接に関係する有名企業が組み入れられているETFがあります。

iシェアーズ 半導体 ETF (SOXX)
米国半導体ETF

ICE Semiconductor Indexとの連動を目指すETFです。半導体を生産する企業だけではなく、半導体の材料を生産する企業や半導体関連機器サービスを提供する企業など、半導体に関わる幅広い企業に投資することができます。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    エヌビディア、ブロードコム、AMD、インテル 等

  • 変動要因

    半導体関連銘柄の業績、半導体の在庫・需要、シリコンサイクル

iシェアーズ MSCI 中国ETF (MCHI)
中国指数ETF

MSCI China Indexを原資産として、中国株式市場の時価総額上位85%の株式に投資する浮動株時価総額加重型のETFです。中国の株式市場は他国に比べて厳しい規制があり、個人投資家が保有している株式はあまり多くはありません。 中国指数ETFに投資することで、手軽に中国株に投資することができます。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    テンセント・ホールディングス、アリババグループ、美団 等

  • 変動要因

    中国の経済動向 等

エネルギー・セレクト・セクター SPDR ファンド (XLE)
エネルギーETF

石油やガス、エネルギー関連サービスを主要事業とする企業に投資するファンドです。石油等の価格変動の影響を強く受けます。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    エクソンモービル、シェブロン、SLB、コノコフィリップス 等

  • 変動要因

    石油などエネルギー価格の動向、石油生産の規制 等

iシェアーズ MSCI 韓国ETF (EWY)
韓国指数ETF

韓国はIT産業が盛んで、韓国内のIT関連企業が全体の3分の1を占めるファンドです。韓国のIT関連企業を中心に幅広い分野に投資することができます。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    サムスン、SKハイニックス 等

  • 変動要因

    テクノロジー銘柄の業績 等

iシェアーズ MSCI ブラジル ETF (EWZ)
ブラジルETF

MSCI Brazil 25/50 Indexとの連動を目指すファンドです。金融分野の企業がファンド全体の25%を占め、次いで素材分野とエネルギー分野がそれぞれ約20%ずつを占めています。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    ヴァーレ、ペトロブラス、イタウ ウニバンコ 等

  • 変動要因

    鉄鉱石などの資源価格、中国の経済動向 等

iシェアーズ MSCI 台湾 ETF (EWT)
台湾指数ETF

MSCI Taiwan 25/50 Indexに連動を目指すファンドです。台湾はハイテク産業が盛んで、IT関連企業が全体の60%を占めています。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    TSMC、鴻海精密工業(ホンハイ)、メディアテック 等

  • 変動要因

    テクノロジー銘柄の業績 等

資本財セレクト・セクター SPDR ファンド (XLI)
資本財ETF

構成銘柄のうち、機械産業や航空・防衛関連企業が全体の40%を占めています。規模の大きな製品を製造している企業が多いため、不況時には業績が上がりにくく、景気の影響を受けやすいといわれています。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    ゼネラル・エレクトロニック、キャタピラー、ハネウェル、ボーイング 等

  • 変動要因

    紛争などの有事、建機・航空機の需要 等

公益事業セレクト・セクター SPDR ファンド (XLU)
インフラETF

主に電気や水道、ガスなどの公共事業を主要とする企業で構成されています。社会インフラを支える企業で構成されているため、景気の影響を受けにくく安定しているファンドです。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    ネクステラ・エナジー、サザン・カンパニー、デューク・エナジー 等

  • 変動要因

    紛争などの有事、電力需要 等

テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド (XLK)
IT関連ETF

ハードウェア、ソフトウェア、周辺機器、通信機器、半導体、半導体関連機器、その他ITサービスを主要事業とする企業で構成されています。構成銘柄には世界的なIT企業が多く含まれています。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    マイクロソフト、アップル、エヌビディア、AMD、アドビ 等

  • 変動要因

    テクノロジー銘柄の業績、情報技術分野の革新 等

iシェアーズ バイオテクノロジーETF (IBB)
バイオテックETF

ICE(インターコンチネンタル取引所)の分類規則に基づいた、バイオテクノロジーセクターに属する企業で構成されています。中でも、医療品の大量生産よりも治療法の研究開発に焦点を当てている企業を対象としています。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    バーテックス、アムジェン、リジェネロン・ファーマシューティカルズ、モデルナ、ギリアド 等

  • 変動要因

    バイオ関連銘柄の業績、パンデミックの発生 等

素材セレクト・セクター SPDR ファンド (XLB)
産業資材ETF

化学関連企業や金属関連企業、製紙関連企業や建築資材関連企業まで、様々な製品を作るのに欠かせない資材を生産する、幅広い業種の企業で構成されています。好況時には多くの製品が売れることで業績が伸びるなど、景気の影響を受けやすいファンドです。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    リンデ、シャーウィン・ウィリアムズ 等

  • 変動要因

    景気敏感株への資金シフト 等

生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンド (XLP)
生活必需品ETF

食品産業や小売業などの企業で構成されています。生活に欠かせない製品やサービスを提供する企業が多く含まれているため、景気の影響を受けにくく安定しているといわれています。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    コストコ、ウォルマート、コカ・コーラ、ペプシコ 等

  • 変動要因

    生活必需品関連株の業績 等

ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド (XLV)
ヘルスケアETF

医療品の研究や製造、医療サービスを提供する企業等で構成されており、今後世界の更なる高齢化とともに需要増加が見込まれています。医療関係の需要は景気に左右されにくく、安定しているファンドです。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    イーライリリー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ファイザー 等

  • 変動要因

    ヘルスケア関連株の業績 等

一般消費財セレクト・セクター SPDR ファンド (XLY)
消費関連ETF

大規模小売店や専門小売店、ホテル・レストランなどの娯楽関係、自動車メーカーなど、一般に広く利用されている商品やサービスを提供している企業で構成されています。そのほとんどがBtoC事業を主としている企業のため、だれもが知っているであろう有名企業に投資することが可能です。(2024/6/17現在)

  • 主な構成銘柄

    アマゾン、テスラ、ホームデポ、マクドナルド、ナイキ、スターバックス 等

  • 変動要因

    消費関連株の業績、個人消費動向 等

<注意喚起>

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動、為替レートの変動等やレバレッジ効果により元本を上回る損失発生の可能性があります。株価指数関連CFD取引及び先物ではない商品を原資産とするCFD取引は、金利調整額が発生しますが、(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、当社への支払いとなることがあります。加えて、ETFを原資産とするCFD取引では、原資産となるETFの調達が困難な状況下で借入金利調整額が発生することがあり、売建玉を保有している場合に支払いとなります。また、株価指数関連CFD取引は配当金・分配金の権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、権利調整額が発生します(一般に買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払い)。但し、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクイディティプロバイダーによって、売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払いとなる場合があります。株価指数関連CFD取引の原資産にコーポレートアクション等が発生した場合は、当社は原則、決済期日を定めた上で新規建て注文を停止します。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により強制決済されます。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、決済期限がなくお取引いただけるように、日々ロールオーバーを行い、自動的に決済日が翌営業日以降に繰り延べられ、当日の取引終了時における未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなり、相場急変時や流動性が低下時等、大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(株価指数関連CFDの場合、基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート、商品CFDの場合、基準値×1.2×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)を算出し、株価指数関連CFDの場合10%、商品CFDの場合5%以上を乗じた額となり、レバレッジは想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・20倍となります。
取引に当たっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。