CFDとは?
What is CFD?

CFDってなに?

CFDとはContract For Differenceの略で、差金決済取引を意味します。
現物の受渡しを行わずに、売買価格の差額のみを損益としてやり取りする取引のことで、「FX」もCFD取引の1つです。


一般的に外国為替の取引を「FX」、外国為替以外の取引が「CFD」と呼ばれます。


また、CFDのなかでも、取り扱う銘柄によって呼び方が違います。



名前がたくさんあって、難しい気がするかもしれませんが、そんなことはありません。
基本はFXと同じです。


Aさんが金の取引をしたいとき、一般的な取引では図のように取引対象(金)とお金(資金)のやり取りが発生します。



取引の前後を比べてみると、Aさんの資金が「50円」増えたこと以外、変わったことはありません。 つまり、【Aさんと取引相手の間で「50円」をやり取りをするだけで、最終的に得られる結果は同じになる】と言い換えることができます。


例えばAさんが金の取引をしたいとき、Aさんは取引相手に「金を買いたい」と伝え、その後「金を売りたい」と伝えます。Aさんが「売りたい」と伝えた時点で、取引相手はAさんが「買った」価格と「売った」価格の差を計算します。「買った価格<売った価格」の場合はAさんの利益に、「買った価格>売った価格」の場合はAさんの損失になるので、今回はAさんの50円の利益になります。



この方法なら投資対象のやり取りが必要なく、簡単に取引の結果を得ることができます。これがCFDです。 「買った」価格と「売った」価格の【差】のみを損益としてやり取りするため、「Contract for Difference(差金決済取引)」と呼ばれているのです。


今回の例は金でしたが、CFDは他にも様々な金融商品に投資することができます。


さらに、「買う」価格と「売る」価格さえ分かれば損益(差額)を計算できるので、「買ってから売る」ことも、「売ってから買う(買い戻す)」ことも可能です。
取引したい金融商品の値下がりが予想される場合、「売ってから買う(買い戻す)」ことで、利益を狙うことができます。



CFDとFX、その他金融商品との比較

CFDと先物取引の取引対象は同じですが、取引のルールは大きく異なります。一方CFDとFXは取引対象kそ異なるものの、取引ルールには共通点がたくさんあります。

CFDはFXと同様に最低取引金額も小さく、手数料もかからないため、FXと近い感覚で取引することができます。

  LION CFD LION FX 先物取引
手数料 なし なし あり
※最低取引金額

40,000円

155,000円 4,000,000円
取引時間 ほぼ24時間 24時間 8:45~15:15
16:30~翌6:00
限月 なし なし あり
ロスカット あり あり なし
追証 なし なし あり

※ LION CFDは日本N225のレートを40,000円として記載しています。

※ LION FXはUSD/JPYのレートを1ドル=155円として記載しています。

※ 先物取引は日経225miniの価格を40,000円として記載しています。



CFDの魅力とは?

〈少ない資金でも取引可能〉

CFDは小額からの取引が可能! レバレッジ効果を用いて実際の資金の最大20倍の金額まで取引することができます。

〈価格下落時も取引のチャンス〉

投資と言えばこれから値上がりする銘柄を見極めるもの、と思っていませんか?CFDは価格が下がっているときも利益を狙うことができます。

〈豊富な取引対象〉

CFDは世界中の金融資産に投資が可能です。 FXとCFDの相関性は高く、世界中の金融商品を取引しつつ、FXの値動きに関連のある銘柄を取引することもできます。

〈24時間取引可能〉

CFDはほぼ24時間取引可能! 電車の中、お昼休憩、寝る前のちょっとした空き時間などを利用して取引ができます。



取引するならどの銘柄?


CFDのこと少し理解できたけど、銘柄が多いしどれを取引すればいいか分からない、という方に!
取引の目的に合わせた銘柄をご案内します。

世界を代表するテクノロジー企業へ投資したい。

IT業界を牽引してきた企業、ネット通販・電気自動車のリーディングカンパニーや半導体投資の火付け役など世界を代表する銘柄が含まれる株価指数やETFが存在します。

安定した成長が見込まれる企業へ投資したい。

景気動向に影響を受けにくいヘルスケアや生活必需品などの銘柄は一般的にディフェンシブ銘柄と言われます。ディフェンシブ銘柄を多く含む株価指数やETFへの投資は、業績や株価が比較的に安定しており、リスクが低く長期的な投資に向いていると言えます。

値動きが激しい銘柄に投資したい。

CFDにはたくさんの銘柄があり、値動きが激しいものやそうでないものなど様々です。ここで紹介する銘柄は比較的値動きが激しいため投資するタイミングによってはパフォーマンスの改善を期待できます。一方で、価格の急激な変動によりより大きな損失となるリスクがあります。

リスクを分散して投資したい。

投資の対象は株式や債券といった伝統的な金融資産に偏りがちです。コモディティは株式などと異なる値動きをするので、分散投資をするうえで加えておきたい投資対象です。特に金は安全資産と言われ、株式市場が不安定になった際に値上がりする傾向があります。

リスク管理がしっかりできる

CFDは少ない資金で大きな額の取引ができるため、大きな利益を得ることができる反面、大きな損失が発生する可能性もあります。
CFD取引では、損失の拡大を防ぐため「ロスカット」制度が設けられており、取引業者が定めた損失が発生した時点で自動的にポジションを強制決済します。
LION CFDでは、有効比率が100%未満になると、自動的に全ポジションを強制決済します。
※あくまで「損失の拡大を防ぐ」ものであり、「損失を防ぐ」ものではありません。また、市場の状況によっては、元本以上の損失発生の可能性があります。

よくある質問

Q.取引できる銘柄は何種類ありますか。

Answer

2024年6月現在、LION CFD(証券)では株価指数CFD9銘柄、ETF CFD14銘柄、LION CFD(商品)では商品CFDを5銘柄の計28銘柄をお取引いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。

Q.取引時間について教えてください。

Answer

LION CFDの各銘柄取引時間はそれぞれ異なります。詳しくはこちらをご覧ください。

Q.デモ口座はありますか。

Answer

あります。月曜日から日曜日まで自由に仮想レート上で取引可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。

Q.証拠金はどこに記載してありますか。

Answer

詳しくはこちらをご覧ください。

Q.調整額はどこに記載してありますか。

Answer

詳しくはこちらをご覧ください。

Q.ロスカットルールについてどこに記載してありますか。

Answer

詳しくはこちらをご覧ください。

Q.金や原油など、コモディティは取り扱っていますか。

Answer

LION CFD(商品)では2024年6月より商品CFD5銘柄の取扱を開始いたしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
今後もお客様のご要望を伺いながらサービス拡充を続けてまいります。

Q.信託保全はされていますか

Answer

しております。当社では金融商品取引法及び商品先物取引法に基づき、お客様からお預かりした証拠金等の資金と当社の固有財産とを明確に分別・分離するため、SBIクリアリング信託株式会社に信託する『信託保全』を行っております。万が一、当社が破綻した場合でもSBIクリアリング信託株式会社に信託されたお客様の資産は保全されます。

Q.スキャルピングはできますか。

Answer

できます。

<注意喚起>

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動、為替レートの変動等やレバレッジ効果により元本を上回る損失発生の可能性があります。株価指数関連CFD取引及び先物ではない商品を原資産とするCFD取引は、金利調整額が発生しますが、(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、当社への支払いとなることがあります。加えて、ETFを原資産とするCFD取引では、原資産となるETFの調達が困難な状況下で借入金利調整額が発生することがあり、売建玉を保有している場合に支払いとなります。また、株価指数関連CFD取引は配当金・分配金の権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、権利調整額が発生します(一般に買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払い)。但し、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクイディティプロバイダーによって、売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払いとなる場合があります。株価指数関連CFD取引の原資産にコーポレートアクション等が発生した場合は、当社は原則、決済期日を定めた上で新規建て注文を停止します。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により強制決済されます。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、決済期限がなくお取引いただけるように、日々ロールオーバーを行い、自動的に決済日が翌営業日以降に繰り延べられ、当日の取引終了時における未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなり、相場急変時や流動性が低下時等、大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(株価指数関連CFDの場合、基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート、商品CFDの場合、基準値×1.2×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)を算出し、株価指数関連CFDの場合10%、商品CFDの場合5%以上を乗じた額となり、レバレッジは想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・20倍となります。
取引に当たっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。