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TOP > マーケット情報 > 経済指標の読み方 > 国際収支(日本)

国際収支(日本)

【発表機関】財務省
【発表時期】月次と四半期ベース、翌々月中旬
【ポイント】対外経済取引(貿易取引、資本取引)に基づく資金の流れを分析
円高要因:経常黒字(輸出超過分の円転)、資本黒字(対内投資)
円安要因:経常赤字(輸入超過分の円投)、資本赤字(対外投資)
【内 容】
・複式計上 : 経常収支+資本収支+外貨準備増減=0
【経常収支】居住者と非居住者との間の、金融資産に係る取引以外の経常取引を計上
・経常収支:貿易収支+サービス収支+所得収支+経常移転収支
 (プラス+:黒字、マイナス-:赤字)
・貿易収支:居住者と非居住者との間で所有権が移転した貨物を計上
 ※建値:輸出・輸入ともにFOB価格(Fee on Board本船渡し価格)
・サービス収支:国際間のサービス取引に係る費用の受取及び支払を計上
・所得収支:「雇用者報酬」、「投資収益」の受取・支払を計上
「雇用者報酬」居住者による非居住者労働者に対する報酬の支払、居住者労働者が外国 で稼得した報酬の受取、居住者(非居住者)が運航する船舶・航空機で働いている非居住者(居住者) 乗務員等の給与の受払
「投資収益」居住者・非居住者間における対外金融資産・負債に係る利子・配当金等の受取・支払が計上
・経常移転収支:「資本移転収支」以外の全ての移転取引
政府の食料援助、医療援助、災害援助等の無償資金協力、国際機関の分担金、 労働者送金、個人・慈善団体等による贈与、生命保険以外の保険金の受取・支払等
・資本移転収支:相手国の資本形成に対する投資・贈与等に係る取引
 固定資産の所有権の移転や債務免除等
【資本収支】投資収支(直接投資+証券投資+その他投資)+その他資本収支
・投資収支:金融資産負債の取得・処分(受払)を計上
・その他資本収支:資本移転の受払いや特許権などの非生産非金融資産の取引を計上
プラス+:流入超 海外から日本への資本流入がネットで多い場合⇒円買い要因
マイナス-:流出超 日本から海外への資本流出がネットで多い場合)⇒円売り要因
・証券投資:株式・債券の売買

(情報提供元 フィスコ)

■注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。

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