消費者物価指数（CPI（Consumer Price Index））（米国）
【発表機関】米労働省労働統計局（http://stats.bls.gov/news.release/cpi.toc.htm）
【発表時期】毎月13日頃(米国東部時間8：30)、前月分が発表
【ポイント】米国のインフレ率を分析するための最重要指標
【概 要】
・都市地域の一般消費者世帯が購入する「商品」と「サービス」の総合的な価格の動きを指数化。
・『コア指数』(食品・エネルギー価格除外)が重視される。
・固定CPI(Fixed CPI)よりも、Chain-weighted CPIが実際の消費動向を反映している
・「前年比」ベースの変化率が、基調インフレ率の測定に重視される。
・1982年の物価水準がベースとなっている
・CPI-W(都市部の賃金労働者)・CPI-U(都市部の全消費者)
・年金、メディケア、保険などのインフレ調整に使用される
【長 所】
・米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に最も大きな影響を与える
・市場やメディアに重要視される
・地域別、産業別の細分化により投資家の分析に有効
【短 所】
・月ベースで変動が大きい
・固定CPIは、結果を歪めている
除外された食料・エネルギー価格は、インフレの分析には考慮されるべき
（情報提供元 フィスコ）
