消費者信頼感指数(CCI : Consumer Confidence Index)(米国)
【発表機関】コンファレンス・ボード (非営利企業)
http://www.conference-board.org/
【発表時期】毎月最終火曜日(米国東部時間10:00)、前月分が発表
【ポイント】現在と将来に対する消費者のマインド、個人消費動向を把握
【概 要】
・消費者(約5000世帯)に対してアンケート調査を行い、消費者のマインドを調査開始年の1985年(=100)との対比でインデックス化。
・現在(景況感・雇用判断)(=現況指数40%)と6ヵ月後(景況感・雇用判断・所得(購入計画))(期待指数60%)に対する楽観・悲観の調査。
1)景況感(現在・6ヵ月後)
2)雇用判断(現在・6ヵ月後)
3)家族の総所得(6ヵ月後)
回答:「楽観positive」「中立neutral」「悲観negative」
雇用判断=「十分」もしくは「困難」
半年後の景況感=「良くなる」もしくは「悪くなる」
半年以内の購入計画=「自動車」「住宅」についての回答を得る
【長 所】
・平均的な消費者に対する調査で、歴史的に、個人消費動向(国内総生産(GDP)の2/3)の的確な先行指標となってきた
【短 所】
・わずか5000世帯の調査で、雇用統計や国内総生産(GDP)との矛盾も観測された
・アンケートの送付、集計に時間がかかることで「遅行指標」と看做される
(情報提供元 フィスコ)