雇用統計(Employee Situation Report/Job Report/Labor Report)(米国)
【発表機関】米労働省労働統計局
http://stats.bls.gov/news.release/empsit.toc.htm
【発表時期】毎月第一週金曜日(米国東部時間8:30)に前月分が発表
【ポイント】労働市場統計の最重要指標
【概 要】
・毎月12日を含む週での状況を調査
・失業率=失業者÷労働力人口x100 (約6万世帯の調査対象)
・非農業部門雇用者数(Non-farm Payroll):非農業部門に属する事業所(対象事業所:40万 社、従業員4700万人:全米の約1/3を網羅)の給与支払い帳簿を基に集計。自営業、農業従事者は含まない。 毎月15万人程度の増加が、労働市場における景気回復の目安。
・平均労働時間 ⇒①産業の生産性と個人所得の指標
②労働市場の状況
③賃金インフレ率の動向
【長 所】
・米国の雇用情勢を網羅
【短 所】
・季節要因での変動があり、修正幅が大きい
・失業率と非農業部門雇用者数が調査方法の違いから整合性がない場合がある
・労働者が労働に従事しているか否かのデータで、労働者が従事したい労働か、最適な労働かは不明
(情報提供元 フィスコ)