ロンドン便り Part-2
― マーケットは楽し ―
ロンドンで暮らしはじめて6ヶ月、さすがに通勤道はもはや”外国”ではない。でもだからといって、”自分の街”ともまだ言えない。目の前には私たち日本人とは全く違う、様々な顔の人たちがいて、色々な言葉が話されているのを聞く。でも私の脳内は未だ日本語。私はいったいどこにいるのか、ふわふわとした、とても不思議な感覚です。
さて、今回のトピックはオープンマーケット。ロンドンでは、いろんな場所でオープンマーケット、つまり「青空市場」が開かれている。マーケットって、野菜や果物などの食料品や、普段着や靴、キッチン小物などが売られていたりと、どこでも同じと思いきや、実はその場所々々によってそれぞれ個性があるのです。
ロンドンに来て一番初めに見つけたお気に入りのマーケット。
クリスマス前だったので飾りつけも美しく、ホームメイドのパンやケーキ、牧場から直送のお肉などが売られている。
今でもここに行くと、なんだかほっとする。
その名の通り、1750年頃、フランスから来た人によってペティコートやレースがここで売られたのがこのマーケットの始まりらしい。
でも今は…..こんなの誰が買うの?
ここは、花屋さんだけのマーケット。
ロンドンの北東に位置し、お店の人たちはとても元気よく大きな声で呼び込みをしているのだが、方言がきつくて私にはほとんど聞き取れない。
でもいつでも人がいっぱいで、しかもお花を抱えてみんな幸せそうな顔をしているので、私も時々、ここで元気のエネルギーをもらってくる。
自宅近くのこちらはアラブ系の人がほとんど。
どこかからトラックごと盗んできたのではないかしら?と思えるような品物も売っている。
庶民派のこのマーケットでは、野菜や果物、魚などが、安くてたっぷり売られているので、ついつい買いすぎてしまう。
最近見つけたFarmer’s Marketのひとつ。
野菜、果物、チーズ、お肉、たまごなど、生産者が直接売りに来ているので、質の高い、新鮮な食糧が手に入る。
この写真はリンゴやナシの生産者。
イギリスはリンゴの種類が本当に多くて、とてもおいしい。そして絞ったままのジュース。
まだまだご紹介したいマーケットはいっぱいあるのですが、有名どころはガイドブックに任せることにして、今回はこの辺で。
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